軽井沢移住750日目:行ってはいけない「軽井沢3大ガッカリ」の考察
いよいよこの週末は3連休。
「よーし、軽井沢でのんびりしてくるぞ!」
「楽しみだなあ」
ようこそ、軽井沢へ。朝晩はとても寒いので、いちばん厚手の上着をお召しください。
どこに行くのかはお決まりですか?え、これから?ガイドブックをみて考える?それ、本当に大丈夫ですか?
今日はあえて「軽井沢3大ガッカリ」と題して、「本当にこの観光スポットは万人を惹きつけるのだろうか」を考えてみたいと思います。
ガッカリその1.雲場池
まず誰もが行ってしまうのが雲場池。別名スワンレイク。
行けば分かりますが、白鳥なんていません。スワンボートすら浮かんでいない。また、レイクというほど広くもありません。井の頭公園の方がよっぽど広い。
紅葉シーズンは確かにキレイだし、入口から遠景に見える山並みも、写真にはなりますが、だからどうしたと言われると…いや、池ですよ、ただの。

遊歩道が池のまわりを囲んでいますが、そこにはこれといった名所もなく、ただ、軽井沢駅から頑張れば歩いていける(徒歩20分くらいか)からか、みんながここに来てしまうのです。
そもそも、この池自体が大正時代に作られたという人工池で、もともとは上流にある湧水(御膳水)が有名でした。まあ、池なんて自然だろうと人工だろうとどこも同じですが、景観を楽しむ以上のことを期待されると、ね…。
※ わたしだったら
塩沢湖に行くかなあ。こちらはもっと大きな池です。ボートにも乗れます。

周辺には小さな遊園地めいたものや、有名な建築物もあり、タリアセンと呼ばれる一角のそばにはいくつもの美術館もひしめいていて、軽井沢らしい時間が流れていると思います。地元民はわざわざ行きませんが…。
ガッカリその2.旧軽銀座
雲場池に行ったあと、脚力がある人々はそのまま、旧軽銀座に行ったりするのでしょうか。それとも駅からバスでしょうか。旧軽銀座は軽井沢駅から歩いても30分くらいで、散歩だと思えばそんなにツラくありません。

クルマも通ってけっこう危険
ただ…旧軽銀座にいまあるのは、もっぱら「お土産屋さん」や「蜂蜜やさん」。それって別にここじゃなくても…。フランスベーカリーはここにしかないですが、いまでは浅野屋も川上庵も酢重も東京にありますよね。

だから、「軽井沢らしい街並み」や「軽井沢らしい品物」を期待されると、ここにはそういう要素はとても薄いんですよね…。トリックアートとか杉養蜂園とか、なんでどこの観光地にもあるのかいつもナゾ。メロンパンとかカレーパンとか、なんでそれが軽井沢なの?
私なら商店街を歩くのではなく、一歩後ろのテニスコート通りを歩きます。バスで来たなら、そのまま裏側に入って、テニスコートに向かうだけで、喧噪から離れた地元のひっそりとした通りを歩けます。

まだ軽井沢らしさを感じられる。
テニスコート会で純白のテニス姿を横目に、諏訪神社などをみて万平ホテルへ。ここの有名なテラス席が満席なのを確認したら、菅原別荘からショーハウス、そして二手橋で矢ヶ崎川を眺めて、最後につるや旅館から商店街を抜ける方が、よっぽど軽井沢らしい。
なんならつるや旅館から先を右に曲がって、裏側の水車の道から教会に向かう方が、さらに喧噪もさけて帰れるので良いように思います。
ちなみにこの辺を歩いた様子を記事にしたこともあったので、ご参考に!
ガッカリその3.白糸の滝
軽井沢駅からバスで30分かけて到着する白糸の滝。駐車場には次々と観光バスが立ちはだかり、他にもいろんなクルマがやってくる白糸ハイランドウェイ。バス停の前には大きなお土産屋さんがあり、軽井沢とは縁もゆかりもないものまで、いろんなお土産が置いてあります。
で、数分も坂道を登ると滝があります。


以上。
え、それだけ?でも、滝があったでしょ。何か問題ありましたか。
ここは、けっこう遠くてバスなどで頑張らなくては来られない上に、ただの滝があるだけ。そして来たらあとは帰るしかないんですよね。
それだけの価値がある滝ならいいんですが…これがまたみんなの期待するような大瀑布でもないんだよな。ホント、申し訳ないのだけど。
※ わたしなら
どうせ自然の中に入っていくなら、ハルニレテラスから野鳥の森を散策してはいかがでしょうか。野鳥の森の奥には川が流れていて、川沿いに小さな滝がいくらでも見られますよ。

その奥の道の向こうに野鳥の森がある


プチハイキングを楽しんで、そばにはトンボの湯もあるし、ハルニレテラスで食事も出来る。白糸の滝よりは、全体のコスパは上がると思います。
以上ですが、別にこれらの「三大ガッカリ」も好きな人は好きなので、それはそれでいいのではないかなと思います。私もこれらを否定しているわけではありません。
では、なぜ皆さんが「ガッカリ」してしまうと思うのか?
それは、多くの観光客の皆さんが期待されているのは「手軽に」「軽井沢らしく」「行ったかいがあったと感じられる経験」だからではないかと。
でもそれって難しい。まず、軽井沢には手軽に行ける場所が少ない。クルマが必要だし、なければバスか電車だけど本数も少ない。
そして「軽井沢らしさ」って難しい。何もないのが軽井沢なので、「ここにしかないもの」を求められるのがいちばん厳しい。
そんななかで「行ったかいがあるもの」を問われると、とてもツライのですよね。なんか、そういう期待値で見られると、軽井沢は本当にツマラナイ場所に感じられてしまうと思います。
ここはあくまで別荘地。観光地ではないのです。皆さま、どうかそれをご理解の上でお越しください。過剰なご期待はされず、ただのんびりしに来て下さい。それでは皆さま、どうぞ良い3連休を!
