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LA NEGRA ANGUSTIAS / 女隊長アングスティアス(2025年1月7日限定劇場公開)

『メキシコ映画の大回顧』という特集が組まれている国立映画アーカイブで上映されていたので2階の「長瀬記念ホールOZU」で観ました。

『エナモラーダ』のマリア・フェリックス

『女隊長アングスティアス』の原題は”黒いアングスティアス”です。主人公のアングスティアス(マリア・エレナ・マルケス)の自信にみなぎった表情は、女性はメイクと衣裳以外の役割を与えられることが稀有だったメキシコ映画黄金期において本作の監督&脚本を担当したマティルデ・ランデタの渾身の演出。

常に顔を上げているアングスティアス

途中、読み書きを家庭教師に教わっている間に恋に落ちるわかりやすい描写があります。おんなじ演出を先日見た日本映画『サンセット・サンライズ』でもやっていて可笑しかったです。

可愛い一面も見せるアングスティアス

1950年において女性の活躍を描いたメキシコ映画の先見性に感動しました。現代にも地続きのジェンダーの問題を快活に描く姿勢にも背筋が伸びます。俯瞰のショットを多用してソンブレロの中に独りで立ちはだかるアングスティアスは実に印象的です。



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