爆弾 / BAKUDAN(2025年10月31日劇場公開)
ワーナー映画のロゴが出る日本映画はエンターテインメント志向の大作を次々生み出しているという印象。本作もそのスケールのデカさに圧倒されました。

ちょっとアンバランスな登場人物写真をコラージュしたサムネイル風ポスターからもこの作品の持つ不穏な雰囲気が感じられます。

基本的に映画のほとんどがスズキタゴサクと類家をはじめとする捜査官たちとの会話劇なのにスケールがデカいという印象なのは何故?

それは事件は現場で起きているからです。その現場の生々しい映像を余すところなく見せる描写のスケールが大きいからです。現場を駆けずり回る矢吹と倖田の役割は大きいです。

スズキタゴサクが誰なのかという謎を中盤まで引っ張る脚本の構成も妙味が効いています。ただその為に最終版の展開が尻すぼみな印象になったのが唯一の減点ポイントでしょう。ただ間違いなく日本のエンターテインメント映画の可能性の領域を広げる野心作です。

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