NENEと渡辺志保が語り合うラジオが消化不良に終わった
NENEが騒動後初のラジオ出演
ちゃんみなやSKY-HIとのビーフで話題のNENEがラジオ出演し、ラジオパーソナリティおよびHIPHOPライターの渡辺志保さんとビーフの件について語り合いました。
block.fm「INSIDE OUT」ヒップホップ専門番組
INSIDE OUT #689 ゲスト : NENE
https://block.fm/radio/episode/157983
まず前提として2人は以前から親交があり、渡辺志保さん側からNENEに交渉してゲスト出演が決まったので、全体的にNENEをフォローするような雰囲気で進行します。
そしてヒップホップ専門番組なので、割りかしコアなリスナーが多く中立性を保つのが難しい環境だというのは理解できます。
ただ全体を通して聴いた印象として渡辺志保さんが終始NENEに迎合するばかりで、あまりビーフについて深堀りする質問はしませんでした。
NENEも批判される心配がないから出演した感が強く、Xのポストを削除したり、リプ欄を非表示するくらいなので繊細で打たれ弱い人間なのかもしれません。
トークの内容もディス曲で強調していたアワードに対する不満と現在の音楽業界やリスナーに危機感を持っていることくらいで、あまり印象に残りませんでした。
NENEの言語化能力があまり高くないので、限られた時間で自分の気持ちを伝えるラジオのような媒体とは相性が悪いです。
核心については語らなかった
物足りなかった要因として核心である歌代ニーナには直接触れなかったことです。あれだけ強烈にディスられたのにだんまりを決め込んだのは正直残念でした。
本人からは言い出しにくいにせよ、渡辺志保さんがHIPHOPライターとして核心に切り込まなかったのは違和感があります。
完全な中立性は保てなくてもあえて触れることで、NENEの言い分を引き出し今回のビーフを進展させるチャンスでした。
それどころかNENE本人は「OWARI」と「HAJIMARI」の2曲で言いたいことをすべて言えてスッキリしたような発言をしており、これは歌代ニーナへのアンサーはないことを示唆しているように思います。
もっとちゃんみなやBMSGの内情を暴露するようなアンサー曲を期待していましたが、すでに知られている情報ばかりで、誰よりも暴露したのが外野だった歌代ニーナという落ち。
批判される覚悟を決めて曲を作ったのに番組後半でさらっとビーフになるとは思わなかったという発言もあり矛盾を感じました。
アワードに対する不満
NENEは数字や順位は気にないそうですが、アワードに対する不満を抱えているようです。
「MUSIC AWARDS JAPAN」のヒップホップ/ラップアーティスト賞部門には本物のラッパーが選ばれて然るべきだと。
Creepy Nuts、Awich、XG、千葉雄喜、ちゃんみな
これらのノミネートされたアーティストは相応しくないと言ってるようなものです。
よく見るとヒップホップだけでなくラップアーティストも含まれるので、尚更ちゃんみなが入っていることに違和感はありません。
それどころかヒップホップ部門ができただけでもかなりの進歩と言えるのではないでしょうか?
本物が選ばれないのではなく、そもそも音楽ジャンルとしての市場規模が大きくないと部門そのものが消えてしまうのです。
半世紀前まで流行りまくっていたフォークソング部門が今ないのは、それだけフォークソングの需要が下がったからです。
ジャズやフォークソングがロックやポップスの台頭で衰退し、ロックもヒップホップの台頭で廃れました。
それでもジャズ調のロックもあれば、ロック調のヒップホップもあるので、衰退というより他ジャンルと融合したとも言えます。
もちろん頑なにひとつのジャンルを追求している人たちもいます。
流行は常に変化するので再びメインストリームへ戻るかもしれません。
NENEは無名や新人を対象とする芥川賞みたいな賞を望んでるのでしょうか?
MCバトルや若手発掘なら高校生RAP選手権のような大会はありますが、たしかに作品をきちんと評価するアワードがあっても良さそうです。
それこそ渡辺志保さん主催のヒップホップアワードを作れば文句ないのでは?既存のアワードを批判してもあまり意味がないです。
今回のラジオを聴いて渡辺志保さんはヒップホップの知識には長けていますが、それ以外の音楽ジャンルを軽視しているような印象を受けました。
日本でヒップホップよりも歴史の長いポップスへのリスペクトを持っていたら、決してアワード批判をすることはないでしょう。
というか先月のちゃんみなへのロングインタビューからの今回のラジオはどういった心境の変化でしょう?あくまでもお仕事?(インタビュアー : 渡辺志保)
NENEは批判できる立場なのか?
パクリなのかオマージュなのかわかりませんが、確実に影響を受けているであろうIce Spiceから直接指摘されたらどう釈明するのでしょう?国をまたいだらノーカン?
「Deli」のMVは1.2億回再生されています。結局NENEも商業的に成功している音楽から影響を受けているということです。シーンを牽引する才能があってお金まで稼ぐ実力の暴力があれば最高ですね。
YZERR、Awichお2人を尊敬します。パクリだパクリだって騒いでるneneって、うちの会社に居る「オレらの若い頃は〜」ってイチャモンつけて、若い世代を批判しかしない老害シニア社員みたい。みっともない。ちゃんみなもHANAも負けないで。 https://t.co/sWWzP7JGxA
— なぎ (@8LJLYZDWts5681) July 9, 2025
YZERRやAwichとNENEでは視野が決定的に違うのだと思います。ヒップホップ市場を開拓していこうとする意識の違いです。
市場規模が拡大すれば巡り巡って利益を追ってないアーティストも恩恵を受けることになります。
市場規模が縮小すれば末端のアーティストたちは食っていけません。
これはヒップホップに限らずあらゆる業界がそうなので、ヒップホップだけ特別なわけではありません。
渡辺志保さんのXアカウントが消える

ラジオ放送後に各方面で炎上してしまい、渡辺志保さんのXアカウントが消えてしまう事態に。
渡辺志保さんのアカウント
— ジャンガリアン (@lay1128lay) July 11, 2025
喧嘩売ったアーティストの数が多いので必然的に増えるファンと元ねねちゃんヘッズとどちらのファンでもないピーポーなど様々な要素が集まったが故に想像以上のヘイトで消えてしまった感ある。
彼女はラジオパーソナリティとしてだけでなく、ライター業の問題も抱えているので、あまりに神格化しすぎるのも危険です。
