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rasen_noboru
なぜ被害者が怒鳴られるのか
学校でいじめや暴行の被害にあった子どもやその保護者が、学校の管理職から怒鳴られた――。
被害を受けた側が、なぜ責められなければならないのでしょうか。
被害者側が、いじめや暴行の証拠を持っていくと管理職は都合が悪い顔をします。そして、証拠を出した被害者が責められる――。
これでは、何が正しくて何が間違っているのか分かりません。被害を訴えること自体が、まるで悪いことのように扱われてしまうのです。
その背景には、すでにシナリオがあるように感じます。
まず「いじめではなく友人トラブル」と言われ「喧嘩両成敗」「お互い様」という形にまとめられてしまう。
最後には「あなたにも悪いところがあったでしょう?」と、被害者側にも非を認めさせようとする。
こうして問題を矮小化できれば、学校としての責任も軽くなるのかもしれません。しかし、そのシナリオに納得できず否定すると、突然声を荒げられたり、強い口調で責められたりすることがあるのです。これでは冷静な話し合いなどできるはずがありません。
そもそも加害者に対して、どのような指導を行ったのか。
どのように再発防止を考えているのか。
被害者を責める前に、学校としてやるべきことがあるのではないでしょうか。
管理職とは、本来、学校全体を見渡し、子どもたちの安全を守る立場のはずです。それなのに、被害者がさらに傷つくような対応が行われているとしたら、とても残念なことです。
当たり前のことですが、被害者がさらに追い詰められるような場所であってはいけないと思います。
