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「未来」よりまず今の命を守ってほしい

最近、「子育て支援」や「少子化対策」という言葉を、政治家の口からよく聞くようになりました。
助成金の拡充、保育の無償化、出産費用の補助――たしかに、どれも大切なことだと思います。

だけど、思うのです。
支援を充実させたからといって、子どもが自然に増えるわけではないのだと。

なぜなら、今の社会は、子どもを安心して育てられる環境ではないからです。

学校でいじめが起きても、加害者が守られ、被害者は黙らされる。
事件や不祥事が起きても、学校ぐるみで隠蔽される。
そして毎日のように繰り返される教員不祥事、教員わいせつのニュース。
本来子どもを守るべき場所で、子どもたちが傷ついている――。
それを、私たち親は肌で感じています。

そんな社会で、「子どもを持とう」「育てよう」と、素直に思えるでしょうか?

政治家の皆さんには、聞こえの良いスローガンを掲げる前に、まずは今を生きている子どもたちの命を守ることに全力を注いでほしいのです。

学校が安心できる場所であること。
教育現場に隠蔽や暴力がないこと。
心の声を聞いてくれる大人がそばにいること。
そんな当たり前が、当たり前になるような社会こそが、本当の「子育て支援」ではないでしょうか。

子どもたちの未来を語る前に、今、目の前の命を大切にできる国へ。
その歩みこそが、本当に「子どもを産み育てたい」と思える社会につながっていくはずです。
子どもの命と心を守る社会の実現に向けて、教育現場の改善や支援活動を続けていけたらと思っています。


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