【おからマフィン】冷やした方がおすすめ、ケーキみたいなキャラメルバナナマフィン【5月】
おからスイーツ、なかでもおからマフィンは私のライフワークのひとつです。
初めての料理教室も、そのシンプルさとキャッチ―さからおからマフィンをメインに据えたほど。それほどの思い入れがあるのに、これといった成果物がない。なんて勿体ない。
ならば今年はおからマフィンと真正面から向き合ってみようと思い、ある目標を掲げました。それはすなわち1ヶ月に1回新作おからマフィンを焼き、12種類のマフィンを紹介すること。
そんなわけで一人で勝手に行っているおからマフィン企画も5回目になりました。今回は『冷やした方がおすすめ、ケーキみたいなキャラメルバナナのおからマフィン』です。
さて、ここで改めておから激推しポイントをお話しさせてください。なんせおからっていいこと尽くめで最高なんです。
実は私の豆腐料理教室で一番ニーズがあるのは「おから」です。理由は2つ。
● 興味はあるけれどレパートリーが少ない。
● 豆腐屋から直々に仕入れてきた新鮮なおからがおいしそうすぎる!

料理教室で使う豆腐は懇意にしている豆腐屋から仕入れており、余裕があるときは実施日の朝、そうではないときは前日にはお店に行って手に入れてきます。そのため、生のおからには他にはない特別な価値を感じていただいているようです。
絞りたてのおからのしっとりとした感触、袋を開けた途端に漂う大豆の香り、つやつやのふわふわで鮮度抜群! これがなんとも贅沢で手にするだけでも高揚感があります。
だって、知ってますか?
豆腐屋さんはその店独自のこだわりで選んだいい大豆を使っていることが多いんです。例えばSNSで話題になった津山の早瀬豆富さんのウルトラトーフは、岡山県と兵庫県で作られている在来品種の大豆「もち大豆」を使っています。なので当然おからも「もち大豆」。
※日によって使っている大豆が違うので必ずしももち大豆とは限りません。ご了承ください。
そうした大豆はタンパク質含有量が高く、こってりと言えるくらい甘くて味が強い。自分ではなかなか手に入らないような希少な大豆から取れたおから――おいしくないはずがない!
おからは大豆の絞りカスなんて言われていますが、大豆同様の栄養も残っていますから活用しない手はありません。

だけど生のおからは足が早いので「使いこなせない」という悩みもあるようです。それはすごーくよく分かる。だけど一度知ってしまうと、この鮮度と香りと味の虜になってしまう。使いこなせないの先にある、使ってみたいに意識がグルンとシフトして、使うんだ!になれる魅力があるようです。
そこでおからスイーツです。
普通に作るスイーツより、食物繊維と大豆タンパクが摂れるから得した気分になれるのがおからスイーツ。罪悪感なく食べられて、たくさん食べても気にならない――ギルトフリースイーツは自作できるんだぞ! と毎回一人で怪気炎を上げています。おかげでおからスイーツレシピのストックが豊富になってきました。
◇
前置きが長くなりました。ここからが本題のマフィンレシピの話です。
1月から順次季節に合わせたレシピを作ってきましたが、今回はキャラメルバナナマフィンです。
バナナ入りのしっとりとしたマフィンが、おから入りになるとさらにしっとりに。焼きたてはまるで蒸しパン。これを冷蔵庫で 私はこの冷やしたバナナマフィンが大好きでして!!
バナナをキャラメリゼにするのが少しばかり大変かもしれませんが、そのおかげでケーキのような食感になります。よかったらお試しください。
キャラメルバナナのおからマフィン 材料
マフィン型 5個分
<キャラメルバナナ>
バナナ 1本
グラニュー糖 30g
水 小さじ2/3
<おからマフィン>
卵 1個
きび砂糖 50g
豆乳 50ml
レモン汁 大さじ1
サラダ油 大さじ1
生おから 50g
★薄力粉 50g
★ベーキングパウダー 3g
★重曹 1g
飾り用粉砂糖 適宜
※生おからは粉と比べると重量があるので、ベーキングパウダーと重曹を両方使っています。ベーキングパウダーだけでも膨らみますが、両方あるとよりふっくらします。
キャラメルバナナのおからマフィン 作り方
準備:粉類(★)は合わせてふるっておく。
1.キャラメルバナナを作る

小鍋にグラニュー糖と水を入れ、中火にかける。縁がふつふつして色付いたら鍋を揺らし、キャラメル色になるまで焦がす。

1㎝幅の薄切りにしたバナナを投入し、からめる。バットに取りだして冷ます。
2.卵と砂糖を混ぜる

ボウルに卵と砂糖を加え、泡だて器で混ぜる。

豆乳・レモン汁・サラダ油を加え、なじむまでよく混ぜる。
3.生おから・粉類を加える

生おからを加え、泡だて器で混ぜる。

粉類(★)を加え、ゴムベラで混ぜる。

上に飾るキャラメルバナナを5切残し、残りのバナナを投入して軽く混ぜる。
4.型に入れる

マフィン型にグラシン紙を敷き、生地を入れる。トップにバナナを乗せる。
※サイズに寄りますが5-6個に分けられます。
5.焼く

180度のオーブンで15-17分焼く。キャラメル色に焼き上がりました。

粉砂糖をふって完成。焼きたてはおからとバナナの存在感が強めでほわほわでしっとり。キャラメルの甘さもしっかりと感じられて、蒸しパンみたいな仕上がりです。

これを冷蔵庫で冷やすと、生地がギュッと締まってパウンドケーキを思わせる食感に。甘さがちょうどよく調和されていて、バナナの味がほんのりと感じられました。そしてやっぱりしっとり。
私は冷たい方が好きですが、焼きたてならではのほわほわもおすすめです。
◇
次回は6月。次のフレーバーはこれから考えますが、梅雨でじめっとするので涼しげなものを作りたいと思います。
1-4月のマフィンはこちらのマガジンにまとめました。
1月…抹茶とお餅
2月…ココア
3月…いちごとクランブル
4月…レモン
では、また来月もよろしくお願いします!
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野菜と豆腐の料理家
豆腐をきっかけに知っていただけたらありがたいかぎりです。