【今週のまとめ】なぜ同じチャートなのに、勝てるときと負けるときがあるのか?
今日は、1週間の投稿のまとめをしたい。
今週は「相場観」をテーマに書いてきた。
「相場観」を意識したのは、今から4年ほど前。
実は、そのころスクールのカリキュラムには
・通貨強弱
・ファンダメンタル
のような「テクニカル分析以外」の要素についてはあまり取り組んでいなかった。
FXはチャートには、市場参加者の心理が全て盛り込まれる。
よって、チャートだけ見てればよいのだ。
そう考えていた。
でも、
同じようなチャートパターン、たとえば、
MAは3本上向きで上昇
でも、Aの状況では価格は伸び、Bの状況では伸びない。
なぜ、AとBでは違いが出るのか?
ローソク足の太さが違う?
→同じくらいだ。
MAの傾き度合が違う?
→同じくらいだ。
では、「ダウが。。」「水平線が。。」と、次々にテクニカル分析を「微に入り細を穿つ」ようにやった。
でも、余計わからなくなる。
また、受講生もやりづらくなるだろうと感じた。
「シンプルさ」が失われるからだ。
なので、考え方を変えた。
それまで、あまり考慮してなかった、
・通貨強弱
・ファンダメンタル
を意識してみよう、と。
その結果、
同じようなチャートパターンで、Aの状況では価格は伸び、Bの状況では伸びない理由がはっきりとわかった。
チャートパターンは、実は「結果」に過ぎない。
チャートを動かす「本当の理由」は、ファンダメンタルなのだと気づいた。
そして、その頃から,アナリストのいう「相場観」がどういうものか。わかってきた。
「相場観」とは,良い相場と悪い相場を見極める力なのだ、と。
「負けに不思議な負けなし」:FXで大切な「やらない選択」

FXの経験がある方なら、
「このパターンで前はイケたのに、なぜ今回は。。」
と感じたことがかならずあるはずだ。
その答えを「テクニカル分析をもっと勉強しよう」と考える場合、恐らく、どつぼにはまると思う。
物事の本当の原因はすぐにわからないことが多い。
その場合、「わかる範囲」で対処療法的に解決しようとしてもうまくいかない場合が多い。
そのようなときは、「今までと違う新たな視点」を取り入れることが解決へのヒントになる。
今,トレードを様子見したほうがいい 決定的な理由は「中東紛争の先が読めないから」だ。

ファンダメンタルの理解の手順を「なぜ」を繰り返すことにより、ストーリー形式で書いてみた。
金融・経済のニュースがわかりにくい理由は、「なぜ」がないからだ。
ホルムズ海峡が封鎖された、有事のドル買いだから、ドルが買われた。
このような説明で、「今の状況でドルが買われる理由」がわかるだろうか?
「有事のドル買い」とは何なのだろう?
「ホルムズ海峡封鎖」と「ドル買い」」はなぜつながるのだろう?
この考え方自体は、別に難しいものではない。
子供も頃によくやったように、「なぜ」を繰り返すだけ。
金融・経済のニュースに対して「なぜ」を繰り返す。
そうすると、ファンダメンタルが、チャートにどのような影響を与えるかも徐々に「感覚」としてつかめてくる。
そして、
今の時代はAIが使える。
AIを活用し、「なぜ」を繰り返し、問うのだ。
「相場観」は、その結果として徐々に養われる。
なぜ初心者は「ローソク足のヒゲ」ばかり見てしまうのか?本当に見るべきはそこではない

この記事では、「ぶっとい陽線」という「直感的な言葉」をあえてつかった。
普通は「大陽線」とか「実体が長い」のような表現が一般的だと思う。
でも、そのような言葉遣いには、「相場の勢い」が感じられない。
ただ、
「相場の勢い」を見る
って「トレンドに乗る」ためには、とても重要なことではないだろうか?
「強い上昇トレンド」には、買い手の強い気持ちが表れている。
一方、
「強い下落トレンド」には、売り手の強い気持ちが表れている。
そして、その「強さ」は「下ヒゲ・上ヒゲ」では表現されない。
「強さ」は、「ローソク足のぶっとさ」に現れるのだ。
「相場観」は、マニュアルでは身につかない。
「観」という言葉には、実際に見て、感じて、積み重ねるという意味が含まれている。
だからこそ、
・なぜ動いたのか
・どこで強い意志が出たのか
こうしたことを少しずつ観測していくことが大切なのだ。
その積み重ねが、
やがて「今は攻めるべきか、待つべきか」を判断する力になる
