真冬の岩手観光(ハードモード)【東北一人旅part1】
大学4年生の私。
大学に入学してから割とすぐに一人で旅行するきっかけがあったせいか、毎月のように全国をふらふらするような感じの大学生が出来上がってしまいました。
人生で訪れた都道府県は45、ほぼ全部です。まあ大学入る前から20くらいはいったことがあったので人よりスタートラインが前にあったのもありますけど一人でウロウロするのは大学生入ってからなので…
その中でまだ訪問出来てなかった県が2つありました。青森と秋田です。
あと2つならせっかくだし卒業前にいこー!って思い立ったのが去年の夏。ホントは雪降るとめんどくさいので夏に行きたかった。けど卒論に追われすぎてなかなか行けず… 2月中旬までずれ込むことに。
その分、しっかり日程確保できたので、ついで感覚で東北を半周しながら雪景色とおいしい日本酒めぐりをすることにしました。その記録でもぼちぼち綴ろうかなという次第です。
大阪から花巻へ

ということで初日は午後からのスタート。
伊丹から花巻空港まで赤色の飛行機で向かいます。
大阪から東北方面ってまあどの空港でも2~3便/日みたいな感じなんですが、どこもちょっと駅から遠かったり時間が微妙なんですよね…あと当たり前ですけど高い。セールでも1万円台後半は当たり前なので、マイル交換で特典航空券の空きがあって市街地に近めな花巻まで飛びました。
だんだん真っ白な地面が見えてきて雪国を感じます。
家族旅行でスキーに連れてってもらったりしていたので雪は見慣れてるけど雪のシーズンに北の方に遊びに行かないので平地一面に積もってるのは新鮮な景色。 この辺に住んでいる人からすると当たり前なんだろうなぁ…

飛行機は20分くらい遅れて到着。空港バス→鉄道の乗り継ぎがかなり心配しながらでしたがなんとかなった。いぇい✌

こんなどこの田舎にもありそうな駅が「空港」って名乗ってるギャップよ。
おそらく日本一のどかな○○空港駅かもね。しらんけど。
電車を待ってる間にも早速雪が舞っていました。(激寒)
淡い夕日に照らされて細かい雪がヒラヒラ舞っています。
雪を妖精に例える比喩表現を見かけますが、確かにこの光景を見たらそう例えたくなるのも納得できるような光景。

電車に揺られて盛岡へ。
花巻空港駅使っといてこういうのもアレですけど、しょ~じき盛岡まで行くならおとなしく空港バス使った方が便利だと思います。乗り換えないので。
今回は切符の関係上バスと電車ですけどね。

ということで盛岡着弾。なにげに初訪問。
岩手は訪問済みといえど平泉までしか行ったことが無かったので盛岡も来てみたかったんですよねー。
…ペデストリアンデッキがないだけで東北新幹線の主要駅みんな同じ形だな凄く個性的な外見で既視感がまったくないです!うわー新鮮!(棒)
ちょっと駅周辺を不審者並みにうろうろしてからホテルに荷物を投げ込んで、ご飯行きます。
わんこそば、ほぼ食トレ
盛岡はまあまあ名物グルメが揃っている街。わんこそば、盛岡冷麺、ジャージャー麵は「盛岡三大麺類」として名を馳せています。
ちょい迷いましたけど、最初だしせっかくなのでわんこそばをチョイス。
ただ結構罠なのが「わんこそば風」と謳ってるものの小さいお皿数皿にそばを盛り付けただけのなんちゃってわんこそばがあるので注意です。できれば給仕の人がついたちゃんとしたわんこそばがいい。
そこはちゃんと調べていたので駅すぐにある「東屋」というお店にしました。多分ココが一番有名だし無難だと思います。
2月平日だったら開店30分前にお店に行って3組目、開店時でも10組いないくらいでした。(恐らく)閑散期だからかそんなに並ばなかったです。
グループの方が大方ですが、一人で来てる人もちらほら。勝手に仲間意識を持ちつつ案内にしたがって卓につきます。

わんこそばを頼むとこんな感じでそば以外がずらっと並びます。
…あれ、そば頼んだよ?私。ってなります。
もう普通にコース料理かってくらいの見た目です。
ここからそばも来るんでしょ?食べきれるかな…
そわそわしていると主役のおそばが登場です。早速食べはじめます。

一番びっくりしたのはおそばの味です。想像よりおいしい!
個人的にはうどんかそばを選んで100回食べてと言われたら90回くらいはうどん食べるんじゃないかという人間です。そこまで期待してないというと失礼ですが、どうしても味より量に目が向く料理だからこそ蕎麦が想像以上においしいのは嬉しい誤算。
あとわんこそばに向き合ってみて感じるのは一杯の量のバラツキがえげつないです。基本1口なら余裕で啜れるよ、って量ですがたまにボーナスかってくらい入っててビビります。
で、あたりまえですけど一人の給仕さんがつきっきりでそばを注いでくれます。こっち見ながら人が立ってる状況でごはんを食べてるのでなんか罪の意識を感じます。小学校で掃除中も給食食べてる人に向けられる目線そのものです。豆腐メンタルなので箸がすすみます。

そばだけでもおいしいので全然箸が進みますが、ここで先ほど卓上に並べられた薬味たちがフル稼働。味変要素が豊富にあるのは地味にうれしい。
60杯くらいまではすらすらと食べ進められましたが、75杯過ぎたころから自分でもわかるくらいにペースが落ちます。でもそこはご安心を。器が空になっても強制的にわんこそば入れられたりとかそこは安心してたべれます。相手もプロなのでこの辺でペースが落ちてくるのは織り込み済なのでしょう。

ペース落ちながらもなんとか100杯を越え、102杯でストップ。
これ、思ったよりもしんどい…
食べながら聞いた話、平均50~60杯らしいので大健闘です。やったね!
100でキリよく終わってもよかったけど、なんか狙った感が出るのを嫌っていけるとこまで頑張ろうとしました。けどそこから二杯でギブ。
まあまあダサいムーブかも… ままええか。
正直ちゃんとしたわんこそばって結構いい値段します。なのでわんこそばするかけっこう迷ってました。花巻空港着いてからも迷ってました。
けどこの内容なら安すぎると実際にやって思います。
給仕の人つきっきりだし、100杯食べたらおそば6人前以上だし、付け合わせも充実しているので5000円くらいでできるならいい体験でした。
胃がはちきれそうになるのもいい経験です。多分。
だらだらさんぽと東北飲み物万博

今にも破けそうなお腹をさすりながらお店を後にして、ちょっとさんぽ。
ホントは二件目の居酒屋とか行きたいけどお酒なんか今飲んだら痴態をさらして迷惑をかけて社会的に死にます。そんなことしたら岩手出禁です。
おとなしく飲まずに腹ごなし。
盛岡駅って北上川と雫石川に挟まれた場所に駅があります。ホントはもう少し南に駅置こうとしたら反対運動やらいろいろあってこの場所になったみたい。正直変な立地だなーだと歩いていても思います。
北上川沿いは親水公園的なのが整備されていて、お店とかもチラホラありました。ほどほどに賑わってた印象。
そのあとも、駅ナカのお土産屋さんとか酒屋さんとか総菜屋さんとか、和菓子屋さんとか、ウロウロしながら1時間くらい過ごしてました。
次第にお腹のキャパが空いてきたので気になったものをピックしながら宿へお持ち帰り。ビジホ飲みを敢行します。結局飲むんかい。

まずはわんこびぃるです。缶のデザインかわいい。
水みたいな口当たりながらしっかり苦いです。変な表現ですが飲みやすさと飲みにくさが同居してる(?)という感想。
個人的にはビールそんなに飲まないしビールの苦みはそんなにない方が好みなのでリピは微妙ですがビールの苦味好きならかなりおススメです。🙆
あとこの手のクラフトビールっていいお値段するイメージですけどわんこびぃるは市販のビールくらいの値段だったのでその点高評価したいかも。

続いて日本酒。南部美人の吟醸酒です。
色んな銘柄の中から味見せずに日本酒買うのって難しいんですけど、その中で今回南部美人はワンカップのデザインでえらびました。
やっぱりデザインは正義。
あとは"吟醸"ってこと。
何?って感じですけど、純米吟醸じゃなくてただの吟醸ってなかなか販売してるメーカー少ないです。(個人的な考えです)
それでなんとなーく気になったってこと。
肝心の味ですが、しっかり吟醸香もあって、特有のフルーティさあって普通にクオリティ高いなーと初感思いました。確かに旨味が少なめですっきりしています。添加アルコールを使用できる吟醸ならではだと思います。
でもこの銘柄ならではの特徴はわかりにくいです… 自分の舌がバカ舌ってのもありますけど。優等生タイブとでも言いましょうか、何かが抜けて強いってタイプじゃなく、まとまりが良い、そんな感じ。
…あとずんだシェイクも買いました。アルコールじゃないけど。
これが無難においしいよね。仙台行ったら毎回買うくらいには好き。
盛岡とか山形とか福島とか、各地にお店あるのもイイネ!
あさの盛岡さんぽ

ということで二日目。
今日は朝に市内観光、そこからバスで岩泉に行って、引き返して盛岡から北上して大館を目指します。
昨日は暗くて歩いてもよくわかりませんでしたが、こうして歩いてみると岩手山が各所からよく見えます。いい感じに雪化粧していて美しいです。

商店街もそこそこ元気そうです。飲み屋さんとかビルとかが駅から離れても続いてて、思ったより市街地が広いなーという適当な感想を持ちました。
あと印象強いのが、やたら九州料理とか沖縄料理の居酒屋多かった。憧れでしょうか。かわいい。


一時間くらいぐるっと回りました。朝早いので物見遊山的回り方ですけどいろいろみれて満足。
思ったより除雪もされていて雪道歩行初心者でも転ぶことなく歩けるありがたさを噛みしめながらぶらぶら。(盛岡城址はフカフカツルツルだけどね)


弾丸特攻岩泉
で、ここ盛岡から隣の岩泉までバスで向かいます。
目的地は龍泉洞。山口の秋芳洞、高知の龍河洞と並んで日本三大鍾乳洞にあげられるでけえ洞窟です。 昔何かで見てからずっと行ってみたい場所だったので行ってみます。
ただ、まあまあとかじゃないレベルで交通手段に乏しいです。盛岡からは日に4本あるバスで2時間ちょっとの散歩道山道を越えて着きます。距離もあるので運賃もばかにならず、片道3000円弱します。
岩泉町からは三陸海岸方面に抜けるバスもあるので正直盛岡から三陸に抜けるときに岩泉を経由するのがスマート。でも旅の行程上今日秋田県まで出ていきたいので三陸に行っている暇はありません。
でもど~~~~しても龍泉洞に行きたい、そんな私は朝一番目のバスに乗り、龍泉洞だけ見て昼過ぎのバスで盛岡に夕方帰るというパワープレイを敢行することといたしました。
あほです。多分岩泉町もびっくりです。
路線バスながら高速バスタイブのごついバスに揺られてすすみます。


途中電波が圏外になりながらも無事到着しました。憧れの龍泉洞です。
最後まで乗りとおしたのは私だけ。平日だしまあ当然。
逆に他に誰かいたら気まずいか。
チケットを買って貸し切り状態の洞窟へ侵入。

龍泉洞の特徴は地底湖がありえないくらい深いことです。一般人が見れる第三地底湖で98mの深さがあります。琵琶湖の一番深い所が104mと聞いたら驚異的に深いのがよくわかります。落ちたらおしまいです。
未公開エリアの第4地底湖はもっと深くて、日本で見つかってる地底湖で一番深いらしいです。やはり落ちたらおしまいです。
そんな龍泉洞はその湖の深さと水の清澄さからなる水の色を「ドラゴンブルー」と形容して呼んでます。チュニドラ 某中部地方の球団カラーみたいな言い方です。
ただ行ってみるとわかりますがこのドラゴンブルーのイメージというのはライティングによる効果も強いです。他の洞窟に比べるとかなり徹底してブランディングしていると思います。
洞窟内は真っ暗なので明かりが点いているのは言われたら理解できると思いますが、正直その色をいじることで洞窟の岩肌は何色にでも輝けます。これはどこの洞窟でもそうです。で、龍泉洞はそのライティングの色を青色系統の色(ドラゴンブルー)にまとめているなーと思いました。下の写真なんかがいい例です。

もちろん、湖には白色の光を使っているので地底湖の水の色はほんとにキレイな青色です。写真だとキレイに納めるのは至難の業ですが肉眼で見ると神秘的で最高です。

秋芳洞とかは各スポットごとにライトの色が違ったり、七色に光らせるゲーミング鍾乳石みたいなのが多いんですが、龍泉洞は一貫して青なのでその点は他の洞窟を一線を画していて新鮮でした。
イメージで言うなら秋芳洞などの一般的な洞窟は洞窟が美術館で洞窟内に沢山作品を展示しているみたいな感じ、対して龍泉洞は洞窟全体が一つの大きな作品みたいなイメージです。伝わるのかな?
一方、洞窟の公開部分はそこまで長くなく、分岐も少ないので見学はかなりあっさりです。洞内も単調なので写真撮影に沼らなければ20分くらいで見れそうです。

フライドチキンみたいでおいしそう(?)
洞内はコウモリいっぱいいました。暗くてよく見えないのに触れるくらいの距離にいます。ふつうにビックリするよ。声出そうになったよ。
…結局作業員の方以外誰とも出会わず出口へ。


龍泉洞は道路挟んだ反対側にも鍾乳洞があって、そっちは博物館みたいになってました。普通に地学の説明助かる。


お化け屋敷かな?
2つ洞窟見てもなお時間が余ったのでチケット売り場併設のレストハウスへ。三陸産の牡蠣を使ったカキフライを見ると海が近いことを実感します。
盛岡からくると山しか見てないから違和感。

ご飯をたべてエネルギーチャージして、買い物して…
あっという間にバスの時間になったので乗って帰路へ。

ここでもしれっと日本酒買いました。
アルコールツーリズム、満喫。
龍泉八重桜、岩泉町の蔵元が製造する地酒です。
普通酒なので過度な期待はかけてなかったけど想像以上にスッキリしていて飲みやすいです。
特に飲み口がすっきりていてミネラル感を感じます。後味はピリッと日本酒特有の辛みを感じます。これはかなり日本酒への適応度で好き嫌い分かれそう。日本酒飲みなれている人からするとおいしいと思います。
で帰りのバスは地元民わんさか乗ってきます。この街のどこからこんなに人が出てきたの、といいたいくらい。まあ町内の短距離利用が多いので乗り通しはそんなにいないです。
普通に緊急事態発生
バスは10分少々遅れて二度目の盛岡に到着。
ここから秋田の大館へ向かいます。
乗り換えの大館行きは40分あるのでまあそう痛くはないな、とこの時の私も思ってました… 意気揚々と改札に向かいます。

…あれ、
なんか花輪線止まってる!!!!!!?????
どうやら、大雪のため本日朝から走る列車は途中の鹿角花輪止まりで、そこから大館まではいかないとのこと。現在16時15分。16:39分発まで25分。
こーれは困りました。

さらに厄介なのが明日になったら動くとかでもなく、この旅行中は動く見込みがないらしい。恐るべし大雪。
今日の宿は大館なのでとりあえず大館の宿に連絡。事情を汲んでキャンセル料なしでいいですよーといっていただきました。(感謝)また大館で止まる機会があったらそこにしよ。
とりあえず今日までに大館に行かなくてもよくなりました。でもこの先の工程を考えたときに進んでおきたいのも事実です。
限られた時間と脳みそをフル回転して、なんとか鉄道で進める限界の鹿角花輪で宿を抑えることに成功しました。この時点で出発5分前。いやギリギリすぎるわ。

今思い返してもアドレナリン出まくってました。いやー助かった。
調べたら鹿角花輪から大館は路線バスがあるようで、そこもなんとかつながりそうとの事。朝一番のバスで出れば元の行程に復帰できるみたい。
めでたしめでたし。
…まあ、あとで見返すと盛岡→大館の高速バス乗れば当日大館に行けたし宿変える必要もなかったけどその時気づけなかったので目を瞑りましょう。


ということで無事(?)鹿角花輪着。しれっと秋田発上陸。
本来だったら降りることのない駅であり、街だって思うとなにか感慨深いものがあります。これぞ旅って感じでイイ。

もう夜も遅いので、明日のバスの乗り場と時間を確認して、宿にチェックイン。夜ごはんは列車の中で探して、鹿角市名物らしい鹿角ホルモンを食べに行きました。ボリュームあってコスパかなりよかった。


大雪のせいで止まるだけあって、さすがの積雪量。
…でも雨降ってたけど。(大雪とはなんだったのか)
疑問に思ってあとから大館駅で聞いたら大雪の影響で倒木したらしい。
それは確かに運転再開に日数かかるかも。納得。

この旅行の続き
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えだまめ
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