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邦楽カバー特集(平成編)(ABCの「未来予想図Ⅱ」は本家を超えた!)

 今回は同僚通信第45号(2019年6月17日発行)からの再構成です。

1 未来予想図Ⅱ(Acid Black Cherry)
2 希望の轍(BEAT CRUSADERS)
3 TOMORROW(misono)    
4   Hello, Again~昔からある場所~(JUJU)
5   secret base~君がくれたもの~(SCANDAL)
6   Sunny Day Sunday(SCANDAL)  
7   空と君のあいだに(Ms. OOJA) 
8   糸(Aimer)
9   ケダモノの嵐(SPARKS GO GO)
10   マシマロ(木村カエラ)
11   さすらい(スピッツ)
12 春の歌(藤原さくら)
13   今宵の月のように(甲斐よしひろ)
14   残酷な天使のテーゼ(中川翔子)
15   春~spring~(藍井エイル)
16   渡良瀬橋(松浦亜弥)
17   接吻(中島美嘉)
18   チョコレイト・ディスコ(ピエール中野)

  私が好きな曲を選ぶとついつい女性ボーカル多めになってしまいます。今回もかなり女性ボーカルに偏った選曲になってしまいました。

   さて、まゆみ先生に「次回の1曲目は未来予想図Ⅱですよ」とこっそり予告したら「あれって昭和のイメージですけど・・・」という反応が返ってきましたが、1は平成元年11月のリリースでした。ドリカムのセカンドアルバムに収録されている曲で、実はシングルカットはされていないんですよね。オリジナルはあまりにも有名過ぎて個人的にはもう聴かないカテゴリーに入っていますが、それをAcid Black Cherryが2013年に出したアルバム「Recreation3」でカバーしています。実は私がABCの存在を意識したのは、この「未来予想図Ⅱ」のカバーを聴いたのがきっかけでした。オリジナルとアレンジを大きく変えてはいないのに何故か心に響くんですよね。声の説得力でしょうか。

 2は、サザンオールスターズの名曲として世間に認知されている曲ですが、実は元々映画「稲村ジェーン」のサントラ(1990年=平成2年)に入っていた曲で、スタジオ録音盤は桑田さん以外のメンバーは演奏していません(キーボードはミスチルのプロデューサー小林武史)。初めて聴いた当初は「なんていい曲なんだ!」と感激しました。サザンの歌でこれが一番好きかも(原坊ボーカル以外では)。その名曲を2010年に解散したBEAT CRUSADERSが2005年にリリースした「MUSICRUSADERS」というアルバムでカバーしたバージョンです。ビークル自体それほど興味があったわけでもありませんし(お面をつけてライブをしていたイメージは強く残っていますが)、このアルバムもレンタルで借りてPCに取り込んでそれほど再生もしていないのですが、今回の企画のための曲を選んでいる過程で再発見しました。

 3でいきなり時代が飛びますが、1995年(平成7年)のヒット曲。以前90年代後半のJ-POP集で岡本真夜のオリジナル版は紹介していました。それをmisonoが2006年のシングルのカップリングでカバーしたものになります。彼女も芸能ニュースでゴシップがよく話題になっているイメージですが、元々倖田來未の妹ですし、歌唱力はあるんですよね。私もいくつか楽曲のデータを持っています。

   4も同じ1995年のヒット曲。My Little Loverは、これまでに紹介する機会がなかったですね。実は90年代のCDに入れようか迷って最終的に外したんです。当時はCDを買ったりもしたんですけどね。今は一枚も持っていないかも。それを2010年にJUJUがシングルでカバーしたバージョン。後に「Request」というカバーアルバムにも収録されますが、アルバム全体のクオリティがけっこう高いものでした。

   5は、2001年(平成13年)のZONEのヒット曲。この曲で紅白にも出演しました。そのオリジナルとそれほどアレンジを変えていないこのSCANDALバージョンの方が私は好きです(そもそも今回のカバー企画の選曲基準は「原曲よりも魅力的もしくは同等の魅力がある」です)。2010年発売のカバーアルバム「R-GIRL’s ROCK!」に収録されています。細かいことを言いますが、3:55あたりのアレンジがとても好きです。原曲にはない展開ですよね。SCANDALもガールズバンドとして着実にキャリアを重ね今ではもう10年選手です。

↑動画だと5秒ほどのズレがあるので、私の大好きなポイントは4:00近辺になります。

 6も、その同じアルバムからの選曲で、以前90年代J-POP特集でもとりあげたセンチメンタル・バスがオリジナル(1999年)です。一時期高校野球の応援歌でよく耳にしましたが、今でも使われていますかね?このカバーはドラムスのRINAのボーカルデビュー曲となっています。

   そして7と8は鈴木先生の神様(中島みゆき)の曲。以前鈴木先生から「中島みゆきのカバー曲」というお題をいただいた時にこの2曲は入れなかったのですが、出し惜しみをしたわけではなく、単に存在を忘れておりました。あの頃は購読者も6名とかでしたので、今回紹介できて結果オーライという感じです。7は、1994年(平成6年)の曲。ドラマ「家なき子」の主題歌でしたね。私は見ていませんが。それをMs.OOJAが2015年にリリースしたカバーアルバム(「THE HITS~No.1 SONG COVERS」)で歌った楽曲のひとつがこれでした。実はこの女性アーティストについてはそれほどよく知りませんし、CDもこのカバーアルバム1枚しか聴いたことがありません。そもそもどこでこの作品を知ったかと言いますと、4年前にコーチャンフォーで買い物をしていた時に、店内にちょうど発売直後のこのアルバムが流れていて、何かすごく気になったんですよね。で、手持ちのスマホで検索してみたらこのアルバムだとわかり、レンタルで音源をゲットしました。カバーとしてほど良い感じの歌だなあと私は思います。こんなに爽やかに歌える人もいるんだなと。

8は、近年いろんな人がカバーしている曲(映画化も決まったとか)ですが、1998年(平成10年)のシングルでした。見ていませんがドラマ「聖者の行進」(野島伸司脚本)の主題歌だそうです。Aimer(エメ)が2017年に発売したシングルのカップリングです。Aimerはデビューは2011年ですが、知名度が上がってきたのはここ3年くらいですので、よく知らない人も多いかもしれませんね。ミュージックステーションに出たこともありました(シングル「蝶々結び」リリース時ですので2016年)。私が彼女に興味を持ったのはガンダムUCの主題歌をたまたま聴いてからでした。(←2019年に書いた文章です)

 9はユニコーンの4枚目のアルバム(1990年)のタイトル曲。2007年にユニコーンデビュー20周年を記念して発売された「ユニコーン・トリビュート」というアルバムの1曲ですが、一通り聴いて私はこのSPARKS GO GOによるカバーが一番気に入っています。日頃から親交も深いバンドですしね。

  そして10は、前述のトリビュートアルバムと同時に発売された「奥田民生カバーズ」冒頭の1曲。木村カエラバージョンの方がより攻撃的なアレンジになっていますね。オリジナルは奥田民生の2000年のシングル。滝西に赴任した頃を思い出させる曲です。

 11は、その「奥田民生カバーズ」にも収録されていますが、後にスピッツのアルバム「おるたな」(2012年)にも収録されました。オリジナルは1998年の奥田民生のシングル。草野くんの声がしっくりきていますよね。出川哲朗の番組のテーマソングにも使われているそうです。民生は前に特集やっちゃったのでもう書くネタがあまり残ってないっす。(令和8年加筆:最近は出川さんの番組の主題歌でおなじみですかね?)

 そしてスピッツつながりで14の「春の歌」を入れました。ホントは14曲目には別のバンドによるスピッツのカバー曲を入れていたのですが、ギリギリでこっちに差し替えました。で、こっちにして良かったです。オリジナルは2005年のスピッツのシングルで、それを藤原さくらが2017年にリリースしたシングルでカバーしたもの。これは今回入れた18曲の中でも私の中ではかなり上位に位置する大好きなカバー曲です。私はこのシングルの発売直後に東京に行く機会があって、リリースイベントでこの曲を生で聴くことができました。ミニライブの後には握手もできましたよ。藤原さくらについては、今後別のCDでも取り上げる予定があるので、そこで詳しく書きます。

 13のオリジナルは1997年のエレファントカシマシのシングル。それを甲斐よしひろが2007年にリリースしたアルバム「10Stories」でカバーしたものです。

 14は、泣く子も黙るエヴァンゲリオンの主題歌(歌唱は高橋洋子・・・1995年)をしょこたんこと中川翔子が2007年に発売した「しょこたん☆カバー~アニソンに恋をして。~」でカバーしたもの。このバージョンは発売当時によく車の中で聴いていたので、当時保育所の送り迎えの車中で娘もよく耳にしていたせいか、我が家ではオリジナルよりもこっちの音源になじんでいます。しょこたんは今でこそほとんど聴かなくなりましたが、2006年のデビューから3年くらいはCDが出るたびに買っていました。

 15のオリジナルは、1999年のヒステリック・ブルーのシングル。以前90年代のCDに入れました。それを藍井エイルが2016年のシングル「アクセンティア」のカップリングでカバーしたもの。表題曲を聴かずにこっちばっかり聴いてました。

 16は、先日作成したCDにもオリジナルを入れましたが、1993年の森高千里のシングル。それを松浦亜弥が2004年のシングルでカバーしたもの。森高本人がリコーダーとコーラスで参加しています。オリジナルも名曲ですけど、あややの歌も艶があっていいですよねえ。久しぶりに聴いてほれぼれしちゃいました。ハロプロ界隈でも歌唱力に定評のある人でしたので。はるな愛のモノマネでちょっと歪んだイメージが定着しつつあるきらいがありますが、彼女の実力はもっと評価されていいと私は思います。

 17は、私が中島美嘉の楽曲で好きな3曲のひとつ。オリジナルはオリジナル・ラブ(1993年)ですが、田島さんのボーカルがどうも苦手でまともに聴いた覚えがありません。中島美嘉のシングルとしてのリリースは2003年でした。私はこのシングルをヤフオクで入手したことがあります。

 18は、Perfumeの代表曲とも言える曲ですが、最初の音源リリースは、2007年のバレンタインデーに発売された完全生産限定盤(現在入手困難)シングル「Fan Service[sweet]」でした。私はこのCDを「ポリリズム」発売後にコーチャンフォー新川店でたまたま見つけて入手しました(その後プレミア価格になったためネットで売っちゃいましたが)。「嵐にしやがれ」で嵐がこの曲をPerfumeと一緒に踊ったことは赤松先生ならきっと記憶されていることと思います。今回のカバーは、凛として時雨というバンドのドラマー、ピエール中野が2014年にリリースしたソロアルバムに収録されたもので、「Perfumeの打ち込みサウンドを<人力カバー>している」というところが特徴的です。ということでこのカバーでは一切打ち込みを使用していません。ボーカルは大森靖子です。(この後、ピエール中野と大森康子は結婚し、そして10年後に離婚します)ピエール中野は昨年のJOIN ALIVEでちょこっと見かけました。この曲が収録されているアルバムは、個人的に音楽の幅を広げてくれた思い出深いCDになっています。大森靖子も、最近はちょっと興味が離れかけていますが、アルバム5枚くらい持っています。ライブもインストアライブを含めると5回ほど見ています。


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