最近、RAW現像にチャレンジしています
最近、RAWデータでの現像にチャレンジしています。
正直に言うと、これまでJPEGで特に困ってはいませんでした。
写真はちゃんと写るし、そのまま使える。
SNSに載せる分には十分だし、
「これで何が不満なんだろう?」と思っていたくらいです。
それでも、撮った写真をあとから見返すと、
ふと引っかかる瞬間がありました。
「黒、ちょっと潰れてるな」
「空、思ったより飛んでるな」
今回は、そんな違和感から
RAWを触り始めた話です。
まず、JPGで撮った写真
今回の写真、まずはJPGです。
パッと見た印象は、
ちゃんとキレイ。
黒いボディの艶も出ているし、
コントラストも分かりやすい。
「これで十分じゃないか」
そう思わせてくれる安定感があります。
でも、じっくり見ていると
少しだけ気になるところも出てきました。
ボディの黒が、思ったより早く潰れる
日向と日陰の境目がやや硬い
空の青が、少しだけ作られた色に見える
撮った瞬間は気にならないけれど、
あとから見ると
「もう少し情報が残っていたらな」
そんな気持ちになることがあります。
▼ 比較画像①


なぜRAWを触りだしたのか
なぜRAWを触りだしたのか。
理由はとてもシンプルです。
黒つぶれや白飛びしたデータを、少しでも救いたかった。
特に、
黒い車 × 強い日差し。
この組み合わせは、
JPGだとどうしても限界があります。
JPGでは戻らない瞬間がある
JPGは完成度が高い分、
一度潰れたり飛んだりすると、
あとから戻すのが難しい。
露出を下げると全体が暗くなる。
ハイライトを抑えると色が濁る。
写真が悪いわけじゃない。
データとして残っていない
ただ、それだけなんだと思います。
RAWなら、まだ残っている
RAWを開いてみて驚いたのは、
「もうダメだ」と思っていた部分に、
まだ情報が残っていたことです。
白飛びしていると思っていた空に、
うっすら階調がある。
黒潰れしていたボディにも、
面の違いが残っている。
完璧には戻らなくても、
使える写真になる。
この「まだいける」という感覚が、
RAWを触りだした一番の理由でした。
次に、RAWを現像してみた
こちらが、RAWデータを
少しだけ触ったあとの写真 です。

最初に開いた状態は、正直かなり地味。
いわゆる「眠いRAW」でした。
今回触ったのは、
ホワイトバランス(WB)
ハイライト/シャドウ
ピクチャースタイル(Canonなので)
大きく作り込むというより、
整える という感覚に近い現像です。
黒を締めても、潰れない
RAWを触って一番分かりやすかったのが、
黒の扱いやすさでした。
ボディの黒を締めても、
JPGほど一気に潰れない。
陰になっている部分にも、
まだ余白が残っている感じがあります。
「これ以上触ると危ない」
そのラインが、
RAWだと少し奥にある印象です。
空と建物のつながりが自然になる
ハイライトを抑えたときの
空と建物の境目も、
RAWのほうがやさしく感じました。
全体をフラットにせず、
明るさだけを落ち着かせられる。
ここで「情報量の違い」を
実感しました。
どんな写真が救えたか(具体例)
実際にRAWを触ってみて、
「これは助かったな」と感じたのは、
いわゆる失敗寄りの写真たちです。
黒いボディが潰れたカット
JPGでは
黒がただの塊になっていた部分。
RAWでは、
完全ではないけれど
ボディの面や立体感が戻ってきました。
“黒い塊”が“黒い車”になる
この差は大きかったです。
白飛びしかけた空
JPGでは真っ白だった空も、
RAWでは
「空として成立する」
ところまで戻せることがありました。
雲のディテールまでは無理でも、
写真としてのバランスは保てる。
▼ 比較画像②


ゴリゴリに触っているわけじゃない
一応補足しておくと、
RAWを触っていると言っても、
ゴリゴリ現像ではありません。
正直、
まだ触れません(笑)
WBやピクチャースタイルを見直す程度。
まずは色の違和感を消すところから、
という感じです。
派手にするより、
「嘘っぽくならない」
それを一番大事にしています。
今の自分なりのRAWとの付き合い方
RAW現像は、まだ勉強中です。
でも今は、
RAWを「表現の道具」というより、
写真を救うための保険
として使っています。
それでも、せっかくRAWで撮っているなら、
いろんな仕上がりも作れるようになりたい。
色の寄せ方、
空気感の出し方、
写真のまとめ方。
少しずつ引き出しを増やして、
自分なりの仕上げができるよう
勉強していこうと思っています。
無理せず、比べすぎず、
楽しみながら。
また一年後に読み返したとき、
「この頃はこんなこと言ってたな」
と思えるように。
RAWとの付き合い方も、
写真との距離感も、
ゆっくり育てていきたいです。
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