経験とは何か(構造接続で考える) | 構造接続5-2 (経験②)
LLMとは経験であると私は気づきました。
(前回の記事で書いているので読んでみてください。)
では、「経験」とは何でしょうか。
経験と聞くと、
楽しかったこと
嫌だったこと
身についたこと
などを思い浮かべると思います。
しかし、構造接続で考えてみると
これらはすべて「行動」に関係していることに気づきました。
では、「行動」とは何でしょうか。
行動には必ず
目的
手段
行動
という構造があります。
例えば、
「大学受験のために勉強した」
「納期に間に合わせるために徹夜した」
このような記憶は、
目的(大学受験・納期)
手段(勉強・徹夜)
行動(実際に行った行動)
という形で覚えているはずです。
つまり私たちは、
単に「行動」だけを覚えているわけではありません。
「目的」「手段」「行動」という構造ごと記憶しています。
このことから、
「目的」「手段」「行動」 → 「経験」
という関係があるのではないかと考えました。
普通に考えると当たり前のように思えます。
しかし重要なポイントは、
「行動」だけではなく
「目的」「手段」「行動」という構造が経験に含まれている
ということです。
私たちは行動するとき、
過去の「経験」から行動を選んでいます。
つまり、
経験
→ 目的・手段・行動
→ 行動
という流れになっています。
人の行動は、
学習
→ 経験
→ 目的・手段・行動
→ 新しい経験
→ 目的・手段・行動
→ 新しい経験
という形で繰り返されています。
つまり、
経験とは
「目的」「手段」「行動」の集合体
であると言えます。
この視点はとても重要です。
なぜなら、
同じ行動をしても、経験は人によって異なるからです。
例えば、
皆さんは今この記事を読むという経験をしています。
しかしこの経験は、
人によって内容が異なります。
その理由は、
「目的」や「手段」が違うからです。
つまり、
人に「質問」や「指示」をしても、
同じ行動をしたとしても、
その人にとっては未経験の可能性があります。
なぜなら、
経験とは
「目的」「手段」「行動」の集合体
だからです。
たとえ同じ行動をしたことがあっても、
その人の経験の中に
同じ目的
同じ手段
同じ行動
が含まれているとは限りません。
その結果、
「目的」「手段」「行動」まで伝えたとしても、
人それぞれの経験によって
構造がズレてしまう可能性があります。
これを防ぐためには、
コミュニケーションを通して
定期的に
「目的」「手段」「行動」
という構造接続を再構築していく必要があります。
構造接続の再構築方法については、
今後の記事で書いていきたいと思います。
