アルゴナ短歌 その6
はじめに
ちょっと間が空きました。
お久しぶりです。アルゴナ短歌その6です。
……いや、まあ、まだ10日くらいしか空いてないんですが。
実は一度なんとなくネタ切れっぽくなったんですが、タイムラインや歌集からきっかけをもらったりしてまたたくさん短歌を詠んでいます。
百首かけたらいいなあなんてぼんやりと目標にしつつ、達成できたら番外編とかも書けたらいいなあなんてふんわりした構想もあります。
では、引き続き短歌の話を。
短歌

夢を見る繋いだ絆が紡ぐ未来 器用じゃないから諦められない
えー、まず懺悔から始めますが、しばらくアルゴナビス短歌会さんの6月のお題を「雨」だと勘違いしていました。
気付いた時にはだいぶ書き上げていたので、まあ梅雨だし!季節ものということで!という気持ちで仕上げました。
正式なお題である「傘」の短歌を詠みたい気持ちはあるのですが、うまくまとまらないのでもしちゃんと形にできたら……投稿します……。
はい。ということで個人テーマ「雨」、雨の楽曲に関連した三首です。
一首目は「決意の雨」。
とても個人的な感想なのですが、「器用じゃなくて」の歌詞がすごく印象的だなと思っていて、かつ毎回活動休止と重ねて「器用じゃないからそう簡単には諦められないよ」と思っています。
悪いけど物分かりが良くはなれないので。
ということで下の句先行なんですが、これだけだとあまりにも個人の感想なので上の句も歌詞から引用しようとこねくり回した結果「繋いだ絆」が採用されました。
キミステ(ライブ)でもフェリ様がファントムと眷属の絆の話をしてくださいましたよね。
そのあたりも踏まえて、諦められないもの、夢見るものの象徴として採用しています。
降り注ぐ星の光に手を伸ばす ここに確かに歌が届いた
二首目は「流星雨」より。
上の句は「夜空は描く流星雨 降りそそいで」「手を伸ばしてみる」といった歌詞からとっていますが、アルゴナビスという星に手を伸ばすナビの姿も重ねています。
ライブで手を伸ばすのってシンプルな愛の表現だと思っていて、伸ばした手から、高く掲げた拳から、どれだけあなたのことが好きか少しでも伝わってくれと祈ってやみません。
下の句は「いつかはこの歌が届くかな?」という歌詞への私なりのアンサーです。
届くよ。届いたよ。いまここに、ここにいる私たちに。
再会の約束をしようこの場所で 雨が上がって虹が架かるよ
三首目。「雨上がりの坂道」。
再会の約束の歌詞と、willでの約束と。
「この場所」は八幡坂であり、LINE CUBE SHIBUYAでもあります。
あの日の約束は今もスマホに入っています。言質はとったからね。
私たちの約束
— 卯月 (@zrgt_0513) November 4, 2025
画質も音質も良くはないけど、スクリーンはわりと綺麗に写ってると思います!!
#Argonavis_will pic.twitter.com/AvV58nIhMw
下の句は祈りです。
雨が止み虹が架かった歌詞のように、いつか活動休止が終わってまた会える日がきますように。
また会おうね。

燃え盛る新たな武器を携えて 寒空の下熱狂は続く
カオティックステージのUnshakableの歌です。
活動休止が決まった中での新曲を、「新たな武器」と呼んでくれたこと。
それがすごく嬉しかったことを、昨日のことのように思い出せます。
2月の野音ってほんとばかみたいに寒かったですよね。
雪の予報で、レインブーツとかカッパとかいろいろ用意して……。
なんとか止んでくれてよかったなあ。
あの日の寒さと私たちの熱狂の対比が、ありきたりだけれど悪くないんじゃないかと思っています。
気怠げに言葉少なに名乗り上げ その音楽が全てを語る
MCなんか知るかとばかりに休憩タイムにして、「GYROAXIAボーカル旭那由多、次だ」だけで曲を始める、そういう那由多のことが大好きです。
MCでの言葉足らずさを補って余りある、雄弁な音楽が好きです。
並び立つ五つの背中を見送って 響き続けるシンガロングが
FANFARE.のラストが好きすぎるので手を替え品を替えあの日の景色を言葉にしようと試みています。
あの日ずっとずっと響いていた私たちのシンガロングが、それをさせてくれたことが嬉しくて、嬉しくて。
ありがとう。
はやく円盤出ないかなあ。

日常の写真の中に同居する 小さな命 愛の象徴
次は何を書こうかなあと暫く悩んでいた時に最近流れてきた演奏動画のことを思い出して、私はナビのみんなの活動を見るのも好きなんだよなあと思っていくつかこのテーマで書こうと決めました。
ちなみに具体的なテーマは「(自分を含めて)一個人を想定せず、いろんな方法で愛を示すナビの姿を詠み上げたい」です。なのであえて短歌は外しました。
ライブ会場にいるぱぺたちを見るのも好きですが、なんてことない日常の写真にぱぺ達がいるのを見ると、家族のようというか……非日常じゃないもっと身近な存在のように感じられて好きです。
また、ぬいのことを「いのち」と呼ぶ文化が好きで採用しています。
弦を弾く震える手から一音目 初めまして大好きな曲
フロゴナきっかけで楽器を始めました!という方が何人もいらっしゃる印象があって、みなさん愛が深いなあと思っています。
「初めまして大好きな曲」のフレーズが個人的にだいぶお気に入りです。
何度も何度も聴いた大好きな曲と、演奏という形でもう一度初めましてをするイメージです。
一見相反する単語がフックになっていて、我ながらなかなか良い下の句になったんじゃないかなと思っています。
感動を忘れぬように認める 光と音と胸の震えを
ライブレポって素敵だよね、の短歌です。
書いてくださる方々への感謝も込めて。
普段画像投稿の際はふりがなを振っていないのですが、「認める」があまりにも「みとめる」すぎて初めて画像の方でもふりがなを振りました。
「したためる」、好きな日本語なんですがいかんせん「みとめる」と比べると目にする機会が少なすぎるのでこういうときに不利ですね。
会場の照明を、みんなの姿を、響いていた音のひとつひとつを、そしてその時感じた胸の震えを。
言葉にして記録して、読んだらあの日に戻れるようなライブレポが大好きです。
名前という祈りの束を積み重ね 想いがあなたに届きますよう
フロゴナだけが唯一!とまで言うつもりはありませんが、ファン有志の署名活動があるコンテンツも、ここまで署名が集まるコンテンツもそう多くはないんじゃないでしょうか*1。
*1:2025年1月11日に始まったfrom ARGONAVISプロジェクトの活動再開を願う署名活動。執筆時の2026年6月19日時点で2,842人の署名が集まっている。
真名なんて概念もありますが、名前は元来それ自体が力を持つと考えられていて、そんな名前が私たちの祈りと共に集められる署名活動って結構力があったりするのかな、なんてことを書きながらつらつらと考えたりしていました。
「署名」と「積み重ね」という取り合わせについては、重みを表現したいなあと思ってあえて選択しています。
私たちの想いが、活動再開の一助となりますように。
おわりに
短歌を詠み始めてから1ヶ月が経ちました。
……まだ1ヶ月?
なんだか長いことこうしている気がしますが、まだそんなものなんですね。
最近は歌集に手を出したりもしていて、直接的ではないけれどこれもフロゴナが私にくれた新しい世界、変化だなあと思ったりします。
それでは、また。
2026.6.19 卯月
