見出し画像

アルゴナ短歌 その8

はじめに

アルゴナ短歌その8です。
今回の見出し画像は「Breath!」イメージで選びました。
この画像、「深呼吸」で検索すると出てくるんです。
ぴったりじゃないですか?

今回はわりと特定の曲のことを詠んだ短歌が多めです、というかほぼそうです。
なんせBreath!だけで四首詠んだので。
趣味って自由!

短歌

Breath!

星を目指す旅路の途中でひと休み 高く帆を上げもっと遠くへ

Breath!」4作です。
めちゃくちゃ好きな歌なのでいっぱい使いたい言葉を書き出していたらこうなりました。
好きな曲の短歌はいくつあってもよい。

こちらは歌詞のワードをいっぱい詰め込んだ短歌です。
Breath!の、もっとずっと遠くまで行くんだからちょっと休憩したっていい、そういうのも必要、というスタンスが活動休止と重なってすごく好きです。

もっともっと遠くまで行こう。
そのために、ちょっと休憩もしよう。

今を見据えゆっくりひとつ深呼吸 いつか燃え盛る未来のために

言いたいことは一首目とほぼ同じですね。
Breath!の歌詞が好きすぎて選べなかったので二首つくっちゃっただけです。
「今」から「未来」に繋げるというありきたりな構成ですが、わりと気に入っています。

ナビバ7thのBreath!が本当に好きで、「燃え盛るには酸素がいるのさ Breath」という歌詞に強い思い入れがあります。
いまだにここを歌っていたときの蓮くんの顔を思い出せる。
思い出せるけどもっかい見たいのではやく円盤出してください。

軽快なクラップ響く小休憩 ステップ踏んで顔見合わせて

Breath!ってテーマだけ考えるともっと「聴かせる」感じのしっとりした曲でも良かったと思うんですが、随所にクラップの音が仕込まれたポップで楽しい曲なのが大好きです。
ライブで前列組が踊ってたのがほんとうに楽しそうで、みんなでクラップするのが楽しくて。

「小休憩」には歌詞の雰囲気を盛り込むとともに、この活動休止という休憩が短いものであるようにという願いを込めています。
「ひとりじゃない」も好きなので、ライブの風景に重ねながら最後はひとりではできない「顔を見合わせる」という動作にしました。

軽やかに跳ねるベースの音の粒 焦らず行こうリラックスして

上の句はだいぶ前からできていて、下の句ができずにメモ帳に眠っていた短歌。
Breath!のベースって良いですよね!の話がしたかった。
短歌を始めて気付いたんですが、「軽やか」という言葉が好きでつい多用してしまいます。
メモの一番上にずーっと残っていたので、無事下の句ができてよかった。

今回四首詠むにあたって、使いたいワードを書き出して上の句作ったり下の句作ったりしながら組み合わせを考えて……とやっていたので個人的にはちょっと珍しい作り方をした短歌たちかなと思います。
というか最初は三首のつもりだったんですが、捨てるには惜しいワードがとっても多くて……。
Breath!って本当に良い曲ですよね(しみじみ)。

四首も詠んで「はー満足!」となるかと思ったんですが、投稿して結構すぐに大好きな「鳴り止むことはないメロディ」を盛り込んだ短歌が無いことに気付いたのでそのうちまた増えるかもしれません。

今回唯一の特定楽曲について詠んでいない短歌たち

歌う度思い出す度夢見る度 何度だって名前を呼ぶよ

Argonavisって歌詞にバンド名入った曲多いよなと思ったところから着想を得ています。
名前を呼ぶという行為はシンプルな好意の示し方だと思っていて、身近なところでいくとタイムラインでフロゴナ関連の名前を見かけると嬉しくなります。

名前が持つ力についてはその6でも少し書きましたが、そういう言霊としての想い以外に、SNSで名前を呼ぶことでファンの存在をアピールできるという点も重ねています。
名前を呼ぶこと自体が愛で、名前が呼ばれていることで周りからも愛が観測される。みたいな。

曲を歌うたびに、思い出を振り返るたびに、活動再開の夢をみるたびに、何度だって名前を呼ぶから、……。
書きながら下の句は「何度だって名前を呼ぶから」にすべきだったかもと思い始めましたが、これは今文章を書いている私の気持ちで、当時は「名前を呼ぶという愛」にフォーカスを当てていたのでこれでよかったとも思ったり。
「呼ぶから」だと活動再開を求める祈りが、「呼ぶよ」だともうちょっと純粋にただ名前を呼び続けるという意思が感じられるかなと思います。

名前が呼ばれることで、忘れられていないこと、まだ愛されていることを示せると思っているので、これからもたくさん呼ぼうと思います。

次にまた袖通す日はいつだろう 畳んで仕舞う宝箱へと

だいぶ前にマフラータオルの短歌を詠んだので、今回はライブTシャツの短歌です。
ライブ終わりのちょっとさみしい雰囲気もありつつ、「仕舞う」「宝箱」で次のライブを楽しみにしているわくわくした感じも表現できていたらなあと思います。
「仕舞う」って漢字で書くと「舞」の字が入っていて素敵ですよね。

「宝箱」というとRPGとかでよくある装飾された綺麗な箱のイメージが浮かびますが、ここでは「宝物を入れる箱」として「宝箱」という単語を用いています。
ただのクローゼットだって、押し入れの中の収納ボックスだって、そこに入っているのが宝物なら宝箱。

夜道さえ思い出彩るーピース 星は頭上で輝いている

なんだか最近星の短歌をまとめたような気もしますが、飽きもせず星をテーマに短歌を詠んでいます。
なんならまだまとまってない星短歌未満のものも手元にあります。

アルゴナビスという星がカラフルに照らしてくれる世界について。
またはいつだって頭上で輝く星を大好きなバンドに重ねて。
「夜道」と「彩る」の取り合わせが個人的にお気に入りです。

その火を絶やすな

目に見えぬ炎に歌でまきべ 歌い繋いで絶やさぬように

Unshakeableを聴いていたらふとこの炎を詠みあげたいと思ったので、勢いで短歌が3つできました。
Twitterでは今日3つ書き上げてそのまま投稿したとか言いましたが、実際は三首まとめて1時間とかで作って出しています。
普段は一晩寝かせて見直して……とかやることも多いんですが。たまには勢いも大事!

繰り返し出てくる「Fire Fire」のフレーズから、Unshakeableという楽曲の炎に薪を焚べているイメージです。
私たちが歌うことで、この火を絶やさぬように繋いでいきたい、という想いを込めて。


どっしりと燃え盛る火が照らしてる 暗闇だって停滞だって

Unshakeableというタイトルに寄せた短歌。
揺るぎない様を表現するためにあえて「どっしり」という単語を選びました。

火や炎にもいろいろあると思うんですが、個人的にUnshakeableの炎は「真っ暗な暗闇の中で燃え盛る炎」だなと感じています。
「Fire Fire」で絶えず火の粉が舞っていて、静かに燃える炎、炎が持つ根源的な畏怖、激しく主張することはないのにはっきりと灯る火、どこまでも黒い闇の中でただ一つ見える光、……うまく言葉にできませんがそういうイメージを持っています。
暗闇の中でも、停滞の中でも、ただそこで燃え盛る大切な炎へ寄せて。


業火よ どこまでも燃え盛っていけ この炎は決して絶えない

投稿時にこれが最後がいいなあと思ったので三首目に置いているんですが、作った順番としてはこれが一首目の短歌です。
「業火よ」のフレーズが浮かんだところからUnshakeable三首が生まれました。
字足らずだなとは思ったんですが、私の中のUnshakeableのイメージと合ったので、折角なら初句に置いてがっつり字足らずの普段と違う雰囲気の短歌を詠もう!と思って作った結果がこれです。
初句以外も字足らずだったり句またがり入れたり好きにやっています。……句またがりのつもりだったんですが、字足らず+字余りとした方が綺麗かな?
まあお好きなように読んでいただければ。

三首の中で「燃え盛る」が重複しているのはわかっていて、それでもどっちも燃え盛るがいいなと思ったのでそのまま投稿したんですが、こうしてまとめるとなんか直近でBreath!でも使ってますね「燃え盛る」……。
うーん流石に気付いていたら片方は変えたかも、でも好きなんですよね、燃え盛る……。
とはいえ流石に同じワード使いすぎだなと思ったので暫くは自重すると思います。多分。


おわりに

八十首です。
この前百首かけたら〜なんてぼんやりした目標を書きましたが、なんだか本当に到達しちゃいそうですね。

まだ詠み始めて2ヶ月くらいですが、振り返ると自分の中の流行りとか他者から受けた影響とか、そういうものが見えて不思議だな面白いなと思います。
というかまだまだ短歌初心者すぎて良い歌集を読むと明らかに影響を受けた短歌ができあがります。
人のおすすめ見るのも好きなので、そのうち良かった歌集の話とかも書きたいなあ。

脱法アルゴナビスにも色々動きがあり、各種関係者ライブでフロゴナ曲が演奏されているとか。
9/4 naf. Hey-Lowツアーファイナルの2657セッションバンドも楽しみですね。

それではまた。

2026.7.20 卯月

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集