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資金調達で悩むあなたへ。企業価値担保権と、私がまずCFを見る理由

資金調達で悩むこと、ありますよね。

不動産を持っていない。 個人保証も出せない。 でも、事業は回っている。

私も、そんなジレンマを抱える経営者の方と話すことが増えました。 というか、私自身が以前、似たような悩みを持っていました。

以前、スタートアップの方の資金調達支援をしたとき、 担保と実績しか評価にならなくて、悔しい思いをしたことがあります。

事業の将来性は感じるのに、 既存の枠組みでは評価されない。
あの時の無力感は、今も忘れられません。

そんな中で最近、「企業価値担保権」という言葉を耳にするようになりました。

実は今日、研修会でこの制度について学んできたばかりです。
備忘録も兼ねて、このブログを書いています。

まだ完全には理解していませんが、 もしあなたも資金調達で悩んでいるなら、 知っておいて損はないかもしれません。

企業価値担保権とは何か

企業価値担保権は、不動産や個人保証に頼らず、 事業そのものの価値を担保として評価するという制度です。

設備や在庫ではなく、 将来生み出すキャッシュフローや事業の継続力を見る。

あの時、評価されなかった「事業の将来性」を、 ちゃんと見てもらえる仕組みなのかもしれません。

なぜ今、この制度なのか

背景には、いくつかの流れがあると感じています。

一つは、 不動産を持たない企業が増えていること。
もう一つは、 事業承継が加速していること。

そして何より、

「担保」より「事業の中身」を見る融資へ という金融の転換です。

これまでの融資は、 「資産はいくらあるか」 「保証人はいるか」 が中心でした。

しかし今は、 「この会社は将来もキャッシュを生み出せるのか?」 が問われる時代になってきています。

企業価値担保権は、その象徴なのかもしれません。

だからこそ、まず現在地

将来キャッシュフローを評価するということは、 現在のキャッシュ構造が整理されていなければ、未来は語れません。

私が最近、経営者の方と話すときに気になるのは、ここです。

「いま、キャッシュフローはトントンですか?」

偉そうに聞こえるかもしれません。
でも実は私自身、以前はこの質問の重要性に気づいていませんでした。

売上が伸びていても、 粗利が薄ければ意味がない。
黒字でも、 返済と投資で資金が流出していれば安心できない。

私も、この現実を何度も見てきました。
そして自分自身も、何度も見落としてきました。

未来の前に、まず現在の設計をする

企業価値担保権は、未来を評価します。

だから私は最近、 未来の前に、まず現在の設計をすることを大事にするようになりました。

これが正解かはわかりません。

でも、少なくとも私が関わった会社では、 この順番で考えたほうが、話が進みやすかったです。

キャッシュフローがトントンという設計思想

私が最近よく考えるのは、こういうことです。

固定費はいくらか。
返済はいくらか。
必要粗利はいくらか。

これを整理し、 キャッシュフロー(以下CF)が±0になるラインを明確にする。

派手ではありません。 地味な作業です。

私も、この作業を始めたときは、 「こんなことで意味があるのか」と思いました。

でも、このラインが見えると、

改善の順番が決まる。
投資のタイミングが分かる。
金融機関とも共通言語が持てる。
ようになります。

もし今、あなたも資金繰りで不安を感じているなら。 まず「CFトントンのライン」を確認してみる価値があるかもしれません。

私もまだ、すべての会社でうまくいっているわけではありません。 うまくいかない日のほうが多い。

でも、少しずつ、このラインを見つけていく。

未来を語る前に、倒れない構造を

企業価値担保権は、 会社の未来を評価する制度です。

だから私は最近、 未来を語る前に、 倒れない構造を設計することを大事にしています。

それがCFトントンなのかもしれません。

私は未来を当てたいわけではありません。
というか、当てられるとも思っていません。

ただ、続けられる構造を、一緒に設計したい。
その先に、未来を語れる土台ができるのかもしれない。
そう思うようになりました。

もし今、あなたも「将来のCF」を聞かれて答えに困っているなら。 まず「今のCF」を整理してみる。

そこから始めても、遅くはないと思います。

私も、一緒に考えていきます。

あなたにも、私にも、まだ道は続いています。 一緒に、少しずつ、進んでいけたらいいなと思います。

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