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本当にあった地味~な話【在宅ワーク】

こんにちは。考える赤柴です。

先日書いた 悔しいという気持ち の記事に
スキを付けてくださった皆さま 
情けない愚痴にもかかわらず 本当にありがとうございます。

一晩ぐっすり寝て 気を取り直し
またぼちぼち頑張っています。

年齢を言い訳にするにはまだ少しだけ早く
かといって年齢を武器にするにはもはや遅すぎる
そんな50代のジタバタ受験ですが 
今後も生温かく見守っていただけたら幸いです。

*  *  *

少し話題を変えて
7年ほど続けている副業のことを書いてみようと思います。

はい、出た! 副業ー! あやしいぞって思った方
安心してください。あやしいものではございません。
ほんとうにあった地味~な副業のお話です。

副業? 在宅ワーク? それ儲かる? って前のめりになった方
ご期待には添えないかもしれません。
ただ、すごく儲かりはしませんが、それを正業にしている方もいます。
1件につき数千円という感じです。
自分の稼働時間とご依頼のバランスで決まります。

なぜ書こうと思ったかというと、
noteで「副業」「在宅ワーク」などと検索しようものなら
「儲かる」「成功へのロードマップ」「月に5けた達成」みたいな
あおり記事が(その記事自体が有料で)たくさんあるではないですか。

でも、実際の副業って、もっと地味で儲からなくて
「誰でも」「これだけ」「簡単」「すぐに」なんてことはないと思う。

誰でも簡単にできるなら儲からないし
儲かるなら簡単ではない というのが今のところ真理ではないかと。

誰でも簡単にではないし すごく儲かりはしないけれど
ちゃんとした副業もあるんだよって
ちょっと言いたくなったので。

*  *  *

さてそのお仕事ですが

1・自分専用のパソコンを使います。メイン1台、もしもの予備にもう1台。
2・インターネット環境、セキュリティーソフト、Microsoft365も必要です。あとは『記者ハンドブック』、ヘッドホン、フットスイッチペダル。
3・AIの使用は基本的に禁止。
MicrosoftのOneNoteやGoogleなどのクラウドは使いません。
4・地味です。時間もかかります。国語力が必要。
5・完全に在宅で完結する座り仕事です。
6・守秘義務が課されます。
7・働く時間は割と自由ですが、一日数時間確保できたほうがいいです。
繁忙期は冬。

記者ハンドブック
新聞記者さんが原稿を書くのに使う表記のルール本です

それは文字起こしというお仕事です。
人がしゃべっている音源を元にして文字に書き起こし、
クライアントの要望に沿って整えて納品するというもの。
クラウドワークスなどでも案件があるようですが
私は7年前からある会社さんに登録し、お仕事をいただいています。

以前はカセットテープに録音したものを手書きで書き起こして
郵送でやり取りしていた時代もあったらしいです。
その名残りで「テープ起こし」と呼ぶこともあるようです。

インタビューやシンポジウム、座談会、ミーティング、
裁判の資料用の会話、営業トークのトレーニングなど
今まで いろいろな案件を経験させていただきました。

「え、でも文字起こしなんてAIがすぐできるでしょう?」

確かにAIの進化は無視できません。
数年前、AIの進化が始まった時期と新型コロナの襲来が重なり、
当時登録していたもう一つの会社さんは事業を停止してしまいました。
AIの脅威はまだ序の口だったけれど、
何しろ新型コロナで、ありとあらゆるミーティング、シンポジウム、対談などが、すっぽりとなくなってしまいましたから。

でも。
多分人間による文字起こしは 少数精鋭になっていくとは思いますが
ゼロにはならないんじゃないかな、と思っています。

AIは便利だけれど万能ではありませんし。

例えば

「……になっちゃっていやでもそうしないといけなくて」

という音声があった場合、それが
不本意だけれどそうせざるを得なかったという意味の
「……になっちゃって。嫌でもそうしないといけなくて」
なのか、

それとも、途中で思い出したことがあって
「……になっちゃって。いや、でも、そうしないといけなくて」
なのか
実際の会話を聞いてみないと分かりません。

講演会や人前で話すことに慣れている方の音声なら
AIでもほぼ間違いなく起こすことができるでしょうけれど
実際の人間の会話って、「ケバ」っていうのですが
特に意味のない言葉がたくさん挟まっていますよね。

「ええ、そうですね、うーん、それは、あの、さっきも言ったように、あれ、さっきじゃないや、ええと、その」
「はいはい、うんうん、そうですね。分かります。なるほど」

みたいなのとか。考えながらしゃべっている感じが出ていて
生身の人間らしくてとても臨場感はあるのですが
必要に応じて「ケバ」をカットするのもお仕事のひとつです。
特に「そうですね」は、Yesの意味なのか、単なるあいづちなのか
しっかり判断しないといけませんし。

それより何より
AIによって情報が共有されてしまうというのは
問題が多い部分もあり
まだまだ人の手による作業も大事なところ。

もしもに備えてパソコンは2台持つことや
定期的なセキュリティーチェック
コンプライアンス遵守やITリテラシーなどなど
勉強になることも多く
なかなか奥が深いお仕事なのです。

*  *  *

もし興味を持たれた方がいらっしゃったら
文字起こし技能テストというのがあるので受検されるといいかもしれません。
(このテストは残念ながら2026年5月の開催で最後となっているのですが
今ならまだ最終試験に間に合います)


文字起こし技能テストの事務局さんのnoteもありましたので
リンクさせていただきますね。


こちらは先日書いた、文字起こしの仕事で使うMS365についての記事。

長くなってしまったのでこのへんで。
また今度はどうやって文字起こしの仕事を見つけたのかなどについてを
書いてみたいと思います。

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