【創作大賞2026応募作】あとがき― 物語は、次のまちへ。 ―
秋田で、地域づくりやワイナリーのお手伝いをしながら暮らしている
Jack Kate Yeohです。
「Jack Kate Yeoh地方創生短編集 北秋田編 第一章」を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
この物語はフィクションです。しかし、その中には私自身が地域で出会った人々の想いや、地方で暮らす中で感じた課題、そして未来への希望を数多く織り込んでいます。
第1話「最後のバスが来なくなった日」から始まり、第5話「村に帰ってきた若者たち」まで、地域交通、交流拠点、移住・定住、高齢者の挑戦、関係人口というテーマを通じて、一つの地域の未来を描いてきました。
地方創生に特別な魔法はありません。
地域を想う人がいて、その想いに共感する人がいて、少しずつ仲間が増えていく。
その積み重ねが地域の未来を変えていくのだと私は信じています。
そして、この物語はここで終わりではありません。
北秋田で生まれた佐藤健一、父の地元である北秋田を挑戦の舞台とした選んだ佐々木悠真、岐阜の町工場を上場企業へと成長させた高橋正一の三人は、新たに設立した「バンハウス合同会社」を拠点に、これから様々な地域へ足を運びます。
会社が大切にするのは、
「地域とつながる、つなげる、つなぐ。」
という考え方です。
地域の課題を外から解決するのではなく、地域の人々と共に考え、地域の中にある力を引き出しながら未来をつくっていく。
それが彼らの目指す地域づくりです。
次の物語では、三人が皆さまとと共に新たな地域課題に向き合います。
人口減少、空き家、買い物支援、農業、雇用、観光、担い手不足――。
地域によって課題は異なります。
しかし、そこには必ず人がいて、暮らしがあり、未来への希望があります。
次に訪れるまちはどこなのか。
どんな人々と出会い、どんな課題に向き合うのか。
そして、どんな未来を描いていくのか。
その新しい物語を、また皆さまと一緒に歩んでいけたら幸いです。
北秋田から始まった小さな地方創生の物語は、これからも続きます。
また次のまちで、お会いしましょう。
Jack Kate Yeoh
▽もし健一たちが本当に会社を作ったなら――。
そんな想像から生まれた名刺を、最後に添えておきます。


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