大人な読書感想文?
ノートのコンテスト企画。
この時期に、読書感想文。
夏休みの宿題のイメージが、
強すぎる。
………
当時の本で、
今の私が、
宿題という体で、
子供と一緒に?
面白そうなので、
書いてみよう。
作品は、
本好きの奥さんが、
自らの蔵書を、
子供に寄贈。
我が家は、
ハスキー犬に似てなくもない、
チワワを飼っており、
子供は大の動物好き。
かなり文章量が多い、
作品だけど、
「絶対読む!」と、
息巻いており、
さすがのセレクトと、
私も観念致しました。
作品「オーロラの下で」
極寒のシベリア。
目指す場所は、
千キロ以上先。
運ぶ物は、
子供たちを救う、
ジフテリアの血清。
「犬ゾリしかいない!」
それは確か、
当時の交通事情もあるが。
「2〜3週間はかかるぞ!」
これも確かだが、
「いや、そもそも…」
誰もが、
その先の言葉を飲み込む。
「この極寒だ。
人も犬も、
肺まで凍る」
千キロをたった、
5日で駆け抜けた。
双方命懸けの史実を、
基にしたフィクション。
犬ゾリの先頭を引く、
リーダーを主人公にした、
動物文学の先駆者、
戸川幸夫の作品。
この作品の秀逸な点は、
構成の妙もありますが、
フィクションの質の高さが、
際立ちます。
犬ゾリを引くリーダーは、
キングと呼ばれるのですが、
主人公のキングは、
オオカミの血を引いています。
ソリを引く犬とオオカミの関係は、
たとえ、
犬を引く人間が加わっても、
一方的な食物連鎖の関係です。
なぜ、
人と犬を襲う側のオオカミが、
犬ゾリを引くキングとなっているのか?
ミステリーとしても、
素晴らしい作品です。
ですが、
圧巻は一章です。
上も下もなく、
白い世界。
地面も海もなく、
雪と氷の世界。
吹雪く視界、
うごめく黒い、
生命の点、点、点。
吹雪く聴覚、
銃声を、
悲鳴を、
声を掻き消す。
その一部始終を見下ろす、
極彩色のオーロラ。
狩る、狩られる。
連綿と続く、
原始の世界。
その世界は、
読み手の恍惚となり、
ドラマが、
ページをめくる手となり、
気づけば…
静かに、
あとがきを閉じていた。
「狩る」と「狩られる」
弱肉強食の理
シンプルな世界
知識としては、ある
根源としても、ある
ただ…
…足りない
あなたの、
あなたへ
原始の脳を、
呼び起こせ!
…え、感想ではない?
…これ、紹介になってる?
いえいえ、感想ですとも。
みなさんにも読んで頂きたい。
これが感想ですから(笑)
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太っ腹♥
きっと、良いことがあったんだね💫