Hand Review#4@Las Vegas 1-3
はじめに
ラスベガスで1-3打ってた頃のハンドヒストリーです。今見返すととても恥ずかしいプレーです…自分で今振り返るとドン引きレベルでヘタですが、振り返り自体は勉強になるので振り返りました。
ハンドヒストリー
#161
1-3
ES:$500
HJ (JsJh) r15
CO (HERO 4s4c) c
AcTs6cQsQd
Flop 34
xx
Turn 34
xx
River $34
HJ b10
CO c
プレー中の思考
(当時のメモ)
リバーのコールはKハイ以下のハンドがブラフに回ってくれたらオッズ合いそうだなと思ってコールしたんですけど、そこまでのゴミハンドはフロップかターンにベットしてきていて、xxにはいなそうなので大反省です。。。
検討余地としてはフロップの段階でポットオーバーのstabでA未満を叩き落とす選択肢はありかもと今思ってます
均衡上の考察
プリフロップ
【Pre flop】 8MAX、150BB、HJ vs CO、10%2BBcap、5x open
まずHJの5xオープンのオープンレンジは以下で構成されている。
【ピュアオープンレンジ】
オフスート:ATo+、KJo+
スーテッド:A3s+、KTs+
ポケット:JJ+
【idレンジ(オープン頻度が50%以上)】
オフスート:A5o、KTo
スーテッド:A2s
【idレンジ(オープン頻度が50%未満)】
オフスート:A9o、A4o
スーテッド:K4s+、QTs+、JTs、T9s、87s~54s
ポケット:55+

対するCOのリアクトとしてはr:c:f=6:1:93となる。以下、内訳
【ピュアに3betするハンド】
AA、KK、AKs、A4s
【r/cの混合戦略となるハンド】
オフスート:AKo
スーテッド:AQs、KTs+
ポケット:QQ
【r/c/fのidハンド(50%以上参加)】
オフスート:AQo
スーテッド:ATs、A8s、A5s、K9s
ポケット:JJ
【r/c/fのidハンド(50%未満で参加)】
オフスート:KQo
スーテッド:AJs、A9s、A7s、A3s、K8s~K3s、QTs、JTs、T9s、87s~54s
ポケット:TT~33

44はHJオープンに対し、1.8%だけコール頻度があるが、ほぼフォールド。
フロップ(OOP(HJ)の集合分析)
前提条件は下記の通り。
【Post flop】 6MAX、150BB、HJ vs CO、5%4BBcap、2.5x open
フロップのHJの集合分析を見ると、HJのチェック頻度が80%と高く、ベットサイズは33%がメインだが、50%~125%のCBも使用できる。ボードの種類別の分類は下記の通り。
【モノトーンボード】
A~Jハイのモノトーンボードは25%以上のベット頻度があり、Tハイ以下は9%ほどのベット頻度となる。特徴的なのはAハイのモノトーンボードで、33%よりも75%CBの頻度が高く、特にAKハイとAQハイは125%CBの選択肢もある。

【トリップスボード】
CB頻度はハイカードによって50%または25%くらいの頻度でCB打つ。サイズは75%もしくは125%の頻度が高い。ざっくりした分け方は
A~T:CB頻度50%、CBサイズ75%
9~2:CB頻度25%、CBサイズ125%

【ペアボード】
ハイカード別に分類
A:CB頻度50%、CBサイズ33%
K:CB頻度75%、CBサイズ33% or 50%
Q~T:CB頻度25%、CBサイズ33% or 50%
9~3:CB頻度25%、CBサイズ125%

【コネクトボード】
チェック頻度が86%。レンジチェックでよさそう。

【その他のボード】
チェック頻度は82%。ベット頻度が高いボードのみ覚えておく。
(1)AK+7以下のボード

(2)Kハイボードかつボトムカードが6以下の場合(レインボーだと尚良)

フロップ(OOP(HJ)のAcTs6cボード)
ベット頻度が6%あるものの、チェック頻度が94%。レンジチェックと考えてよいだろう。
JsJhなんて一番打ちたくない。鉄チェック。

フロップ(IP(CO)の集合分析)
HJからチェックで回ってきた場合のCOのアクションとしては、チェック頻度が46%あり、33%stabがメインサイズだが、50%~125%のオプションもあり。以下ボード種類別に分析する。
【モノトーンボード】
ハイカード別に分類する。
A、K:CB頻度…25%、CBサイズ…50%
Q~T、8~4:CB頻度…38%、CBサイズ…33%
9:CB頻度…58%、CBサイズ…33%

【トリップスボード及びペアボード】
CB頻度…53%、CBサイズ…33%
トリップスボードもペアボードもほぼ同じ傾向なのでまとめた。
AハイとKハイはCB頻度がやや下がる。

【コネクトボード】
ハイカード別に分類する。
A、K:CB頻度…35%、CBサイズ…33%、50%、75%
Q:CB頻度…48%、CBサイズ…33%、50%、75%
J~8:CB頻度…83%、CBサイズ…33%、50%、75%
7~4:CB頻度…58%、CBサイズ…33%

【その他のボード】
チェック頻度は46%。
ハイカード別に分類する。
Aハイ:CB頻度…36%、CBサイズ…75% or 125%
Kハイ:CB頻度…40%、CBサイズ…33%(ミドルカードが8以下) or 125%(ミドルカードが9以上)
Qハイ:CB頻度…55%、CBサイズ…33%(ミドルカードが9以下) or 125%(ミドルカードがT以上)
Jハイ:CB頻度…70%、CBサイズ…33%(ミドルカードが9以下) or 125%(ミドルカードがT)
Tハイ:CB頻度…82%、CBサイズ…33%(ミドルカードが8以下) or 125%(ミドルカードが9)
9ハイ:CB頻度…82%、CBサイズ…33% or 50%
8ハイ:CB頻度…73%、CBサイズ…33%
7ハイ:CB頻度…58%、CBサイズ…33%

フロップ(IP(CO)のAcTs6cボード)
HJのチェックに対し、チェック頻度は57%でstabの際のメインサイズは75%。バリューの下限はAJ。ブラフに使うハンドはクラブ持ちのQQ以下のポケット、クラブなしでもバックドアストレートのある99~77、ドローなど。55以下のローポケットやナッシングはベット頻度低め。
4s4cはレンジ内に存在しないが、同じ部類の55、33、22を見てみよう。前述の通りローポケットはベット頻度低めではあるが、スペードとクラブの組み合わせはベット頻度が高い。
75%stabを十分に検討してもよい。

仮に75%stabを打った場合、A9以下のバックドア色なし、KKのクラブなし、JJのクラブあり、ガットショットの一部をidに追い込むことができる。44スペード持ちはピュアに守るAs4sをブロックしており、フォールドレンジをブロックしていないため、ブラフにはかなり向いている。

ターン(AcTs6cXボードにおけるOOP(HJ)の集合分析)
ターンの集合分析について、ハイカード別の分類を見ていく。
5グループに分けられる。
J:IPが強くなるため、x頻度高い。(x頻度:93%)
Q、9:?よくわからないけど、x頻度高い(x頻度:70%)
8、7:IPのセットツモのため、x頻度高い?(x頻度:60%)
A、2~6:ラグ判定でx頻度低くなる(x頻度:40%~50%)
T、K:分からないけど、x頻度低い(x頻度:25%)

なおスート毎には大きな差はないが、フラッシュ完成のクラブが落ちた時はベット頻度が他のスートに比べて10%ほど高くなる。
ターン(OOP(HJ)のAcTs6cQsボード)
HJは70%の頻度でチェックしつつも、33%もしくは125% or 175%のDCBを使用することができる。33%にAK~TTの3rdセットを入れ、QQ+を125%以上に入れる。ブラフはEQの高いコンボドロー、FD、OESDを入れるが、コンボドローを125%以上に入れ、それ以外のドローは33%の方に入れる。なおヒットフラドロはチェック推奨。その他ブラフに入れるのは88以下のローポケットで、特にフラッシュドロー両抑えのクラブスペードの組み合わせは高頻度で125%以上のブラフに入れる。

なおJsJhはバリューにもブラフにも入らないのでチェック一択。
ターン(AcTs6cXボードにおけるIP(CO)の集合分析)
HJのチェックに対し、チェック頻度は67%あり、33%~125%のベットを使用することができる。
ターンの集合分析について、ハイカード別の分類を見ていく。
5グループに分けられる。
K、Q、T:(x頻度:70%~75%)
J、9~2:(x頻度:60%~70%)
A:(x頻度:52%)

なおスート毎の分類ではほとんど変化なし。
ターン(IP(CO)のAcTs6cQsボード)
COは79%のチェック頻度を持ちつつも、50%のベットを選択することが可能。125%もオプションとしてあり。ヒットガットのAK、AJ、2p+、コンボドローやフラッシュドローを入れる。
50%betに対してHJはドローのないヒット系は全てidになるが、逆にKQやQJはほぼ守る。ドローもストレートドローはidでフラッシュドローはピュアに守る。
125%betに対してはA6sの2pもidになり、Q+ドローもidになる。ドローもストレートドローはほぼ降り、フラッシュドローも一部idでナッツフラドロは降りない。
4s4cはフロップでもそうだがブラフに向いているハンドなので、ここでもベットを選択した方がよさそう。

リバー(OOP(HJ)のAcTs6cQsQdボード)
HJは46%のチェック頻度を持ちつつも、33% or 75%のベットを打つことができる。バリュー下限はKKで、AJまでは33%、AK+は75%に入れる。77以下のポケットや6ヒット、Kハイ以下はマストブラフ。33%betのCOのidは99、75%betはTヒットとA8以下のAヒットがidになる。特定のブロッカーの話はなさそう?ブラフは頻度管理すれば問題なさそう。

リバー(IP(CO)のAcTs6cQsQdボード)
HJから33%betが来た場合、前述のとおりidは99になる。50%レイズでHJのAJがidにできるため、Tヒットや6ヒット、33以下のローポケでレイズの選択肢はあり。

均衡上の考察をふまえて
(1)プリフロップのミス。166BBエフェクティブで5BBオープンに対してはSPRが低いため、ポケットやスーテッドコネクターで参加するメリットが低くなっている。またポストフロップで均衡ライクな激しいプレイができない場合はただただセットマインするだけになる。自身のポストフロップの実力をふまえて、降りるべきだった。「待てなかった」以外の理由が見当たらない。
(2)フロップ(もしくはターンでもよい)は75%stabを打つべきだった。均衡上HJはレンジチェックだが、ラスベガス1-3でAヒットがチェックしてくる場面はかなり少ないと思う。均衡上よりも相手のレンジが弱くなっており、プレッシャーをかけられる場面であった。また75%stabに対し、HJのA4sのバックドアフラッシュのないAh4hとAd4dはほぼほぼフォールドに均衡上は追い込むことができることも理解していなかったため、4s4cがブラフに向いていることも理解できていなかった。
(3)リバーは降りるかブラフレイズすべきだった。均衡上ピュアフォールドであること、安betのバリューの下限が当時は理解できていなかったこと、必要勝率に対してブラフが足りない、ということにもっとシビアになるべきだった。このレベル帯は素直なプレイが多く、Aはフロップのチェックで消せるし、Qはもう少し高めのベットになりそうだし、ブラフはなさそう、と考えるとKKやJJが候補に上がってきてもよかったと思う。ここはブラフレイズすれば相当数落とせると思うので、より高い時給を目指すならやるべき。そこそこの時給でよければ降りとけばよい。
有識者からのコメント
(1)IPCCを採用する利点としては、OOPのCBやxをExploitできること。44は一見SDVがありそうだが、自レンジ内にHJのフォールドレンジをブロックしていないブラフハンドが他にたくさんあるわけではないので、ブラフ候補としては悪くない。
(2)リバーのベットは基本的にブラフがなく、EQ0%のオッズコールをさせられる状態になっていることが多いので降りるべき。もしくはブラフレイズ。
