中国語学習記録 part. 01(~中検4級合格)
こんにちは。江山(えやま)と申します。
今回は、2026年明けに中国語を0から始めて、6月に中国語検定4級に合格するまでの道のりを、忘備録として綴りたいと思います。
●韓国語編→こちら
中国語の勉強を始めたきっかけ
大まかに言うと以下の3つです。
どうせ韓国語をやるなら中国語もやっちゃうか!というノリ
別の視点から色んな娯楽や文化、歴史などを見れるのではないかと思った
将来の社会情勢を考えると、中国語を知っておいて損はなさそう
1. どうせ韓国語をやるなら中国語もやっちゃうか!というノリ
韓国語編で説明したように、「韓国旅行」「韓国文化・社会への興味」「新しい趣味への欲求」から2025年9月に韓国語学習を開始し、3か月ほど経ちました。韓国語の基本は一通り理解したところでした。
書店で韓国語の本を探しに行くと、決まって隣の本棚には中国語の本が並んでいます。また、韓国語学習の動画を観ていると、中国語学習の動画も出てきます。よく韓国語と並べられることの多い中国語、せっかくだからやってみるか!と意欲が湧きました。
2,別の視点から色んな娯楽や文化、歴史などを見れるのではないかと思った
以前、英語を学習していた時は、諸外国の社会情勢について取り扱ったネイティブ英語話者向けのコンテンツを、YouTube上でよく視聴していました。その中で、中国について取り上げた動画も多くあり、例えば「若者が春节で規制するかどうかの葛藤」や「高考に向けて地獄のような日々を過ごす子供たち」など、「これ日本と共通している部分が多いやんけ!」と興味を惹かれました。やはり、日本は古代以降中国の文化を多く輸入し、逆に近代化以降は科学や社会制度的な方面で中国に影響を及ぼしているため、文化や社会の中で似通った部分が多いと感じます。中国語が分かれば、「中国と日本の類似点や相違点」について中国側の視点からも理解が深まりそうだと思いました。
3.将来の社会情勢を考えると、中国語を知っておいて損はなさそう
中国産業の成長は著しく、日本市場においても中国の影響は大きくなっています。自分はR&Dの業務をしていますが、同じ業界でも中国企業の製品が世界進出しつつあります。もし中国語を理解して使えるようになれば、中国企業や開発チームと円滑に協力し合うという未来が開けるのではないかな~という淡い期待があります。
韓国語編に比べて仰々しく意識高い系の理由が並んでしまいました。実際に「使いこなせるようになる」までは、多大な努力を要するのは分かっています。
ただ、自分は昔から、「何かにハマり込むと他のことは極端に無頓着になるが、ハマり込んだ対象は徹底的に探究してそこそこの物には仕上げる」という特性がありました。浪人までして理想の志望校合格を果たした受験勉強や、これまで6年ほど趣味として向き合った麻雀でもそんな感じでした。この特性を、語学学習にうまく生かせないかなと考えています。
まずは発音から(2026年1月)
当初から、「日本人は中国語を読んで何となく意味が理解できそうだけど、発音やリスニングがボトルネックになりそうだな」と想定していたため、まずは発音を固めることにしました。
今後もお世話になるであろう「毎日中国語の阿波連」チャンネルで、この動画を観ながら発音をマネしました。
最初は、大量にある発音の種類に面喰らい、なぜ「shi」なのに「シ」ではなく「シュ」みたいな感じに聞こえるのかとか、「e」の発音は得体が知れないなあとか、ありがちな疑問を抱えていましたが、舌や口の動かし方を丁寧に言語化してくださっていたので、だんだんコツが掴めてきました。
韓国語の時と同様、麻雀経由で知り合った友達(こちらは日本人)が中国語に詳しかったので、色々相談させていただきました。その人は中国語のスピーチで入賞した実績もあり、発音に信頼が置けます。
ボイスレコーダーで「今天天气很好。」「我们一起踢足球吧。」のような簡単な中国語を発音して送り、アドバイスをもらったりしていました。今思えば、この経験が今後に大いに生きることになりました。
なお、このころは文法は全然理解できず、独特で難しいと感じていました。是が英語のbe動詞と等価ではなく、形容詞を使う時は代わりに很を使うんだということを何となく理解した位でした。
少しずつ語彙を増やす段階(2026年2~3月)
以下の2教材を中心に進めました。
①本気で学ぶ中国語

最初は基本的な挨拶や自己紹介の内容が中心ですが、例えば動物で言うと「长颈鹿」「袋鼠」のように、単語のバリエーションが多かったです。
このころから「正しい発音」を重視していたため、ピンインの確認はサボらずに行いました。
このころから、練習問題を使ったアウトプット中心の学習を心がけていました。
②キクタン中国語 入門編

例文は基本的に単純な文法が多かったですが、初心者にとってはとにかく語彙が多く、最初は戸惑いました(正直言うと、中国語検定準4級の単語を全部完璧にマスターして運用可能にしていれば、4級も普通に合格可能だと思います)。
韓国語編で、「1通過目で左半分に韓国語を書き、2通過目で右半分に日本語を書きながら理解度をチェックする」という方法を書きましたが、
中国語の時はノートを3分割し、「1通過目で左に中国語→2通過目で真ん中にピンイン→3通過目で日本語」という方式にアレンジしています。これにより、たとえ字面から意味が分かってもピンインが頭に入っていない単語には自動的にチェックが付きます。
さらに、「声に出して読む」ことを欠かさず行ってきました。単語帳やノートの日本語部分以外を隠して、日本語文を声に出しながら中国語に直し、「中国語単語がそもそも身に付いているか」と「その単語の発音は理解できているか」を二重にチェックしていました。

リスニング教材
阿波連さんの動画の中で、「HSK2級」「HSK3級」の単語の動画をずっと観続けていました。
noteを執筆している2026年7月時点では、同じシリーズのHSK4~5級編を視聴していますが、今観れば2級って結構ゆっくりな音声なんですねw
そして、時には听写(ディクテーション)も行っていました。

中国人との遭遇、勉強法の改革(2026年4~6月)
中国人と遭遇して対話した時の発見
春頃には、予定のない休日には、カフェで勉強したり、人通りの少ない道を散歩しながら韓国語・中国語の例文を音読したりすることが習慣になっていました。
ある日、その時の気分で田端駅にて下車し、裏道を歩きながら、いつも通りキクタン中国語の音読をしていた時のことでした。
自分は中国人だと名乗る人が表れ、「中国語勉強してるんですね!今、我想喝啤酒って言ってましたよね」と、流暢な日本語で話しかけられました。
そして、その人の提案で、唐突に中国語会話入門講座が始まりますw
【ルール】
自分が何でもいいので中国語で思いついたことを言う。
言った表現について、その方がフィードバックや訂正をする。
日本語に逃げてはいけないl(「外国語を習得するには、母語に逃げられない環境を作るのが近道だ」という、その方の信念によるもの)
【実際】
私「(うっわ、何も言いたいこと思いつかねぇなw
とりあえず、知ってる単語で自分の生活の話でもするか)
我……我坐、自行车、上班」
その方「自転車だね、自転車みたいなものは『またぐ』から、骑って言うんだよ」
いざやってみると、全然言いたいことを中国語に変換できず、苦労しました。
それもそのはず、当時は準4級レベルの単語とピンインと単純な例文くらいしか覚えておらず、実際に使おうとしてもパッと適切な言葉が出てきませんでした。さらに、「因为~所以~」とか「A跟B一样~」とかみたいな「順序だてて整理して話す道具」を何一つ持っていなかったため、表現の幅が著しく狭かったです。
ここで、アウトプット力を鍛える必要性を痛感しました。
ただし、一個だけよかった点があります。それは、「声調やピンインをほとんど突っ込まれなかった点」です。頭の中で文字として覚えたピンインに忠実に発音していたら、単語そのものを聞き返されることは少なかったです。
これは、ここまでの3か月でピンインに拘って学んだ成果と言えるでしょう。
唯一突っ込まれたのは「菜(cai)」の発音でした。当時は、普段我々が「モッツァレラチーズ」と言う時の「ツァ」で発音していましたが、これは中国人には「za」に聞こえるようです。それ以降は意識して「ツゥア」を早口で言うように意識し、改善されたのではないかと思います。
「単語アウトプット勉強法」の確立
このころは、キクタンの入門編を1周して、キクタン中国語 初級編(4級レベル)に進んでいました。

しかし、単語量が増えていく中で、今までの「ただ本文をノートに書いて覚える」インプット式の勉強法だけだと、今一つ身に付かない感覚がありました。
ここで、「中国人と話した時にアウトプット力の不足を感じたから、せっかくなら覚えにくい単語を使って自力で作文したら、覚えられるしアウトプット力も付くから一石二鳥なんじゃね?」ということに気付きます。
もし10年前だったら、作文しても正しいか分からなくて終わりなのですが、今は便利な時代です。生成AIに投げれば、日本人学習者を想定した丁寧な添削と解説をしてくれます。
というわけで、早速ChatGPTを実戦投入し始めました。

これを始めてみるとあら不思議、使った単語がスルスルと覚えられます。
新出単語を何気なく手で書いて音読するだけではやがて忘れてしまいがちですが、何とか自分の言葉で作文に使おうとすると、自分が何とか描写しようとした情景と一緒にその単語が頭に残るのでしょう。
もちろん、中検3級単語に取り組んでいる今でもこの方法を継続しています。
オンラインの中検に関するコンテンツ
5月ごろはハングル検定対策に専念しており、6月上旬にハングル検定の受験が終わってから、中国語検定4級対策に専念しました。
リスニングは、とりあえず中国語4級形式の動画を視聴しました。
単文応答問題も、長文聴解問題も、率直に「ん?簡単じゃね?」と感じました。
そのため、中検関係のリスニングは数本軽く流し、普段使っているHSK用単文の動画に戻りました。
筆記についてはミンフのブログを参考にしました。
過去問をぶん回していたら、8割以上は正解できました。間違えた部分を重点的にまとめて復習しました。
中国語検定4級受験
さて、6月28日に、中国語検定4級を受験してきました。共立女子大学の神田一ッ橋キャンパスが会場でした。
率直に言うとリスニングは対策の甲斐あってか結構簡単に感じ、筆記についても単純な文法問題は対策したものが丸ごと出ました。発音問題も、答えを選ぶだけでなく、出ている全20単語のピンインを自信をもって書き下せたので、ピンインをサボらずに覚えた効果はしっかり出ました。ただし、長文問題で問われた知識は知らないものが多かったので、そこで失点を重ねました。
合格については、自己採点をするまでもなく確信できました。

合否通知の得点も自己採点の通りでした。まずはここまでやってきたことを目に見える形で残せて良かったです。
今後の目標・勉強方法(2026年7月~)
今後の目標ですが、正直に言うと資格試験としてどの等級を受けるかは決まっていないです。
●2026年11月に中国語検定があるが、正直3級については今受けても受かりそうで、逆に2級は今から頑張っても厳しような気が……
そもそも受けるのか、受けるとしたらとりあえず3級を確保するのか無理を承知で2級に特攻するのか
●HSKは2026年内だと12月まで開催があり、その次は2027年の4月。
年内に受けるとしたら4級と5級のどちらがいいかな?
とりあえず試験の申込期間が近づくまで全力疾走して、その時の手応えで改めて方針を決めようと思います。
中検3級レベルの文法の体系的習得
完全攻略!中検3級をやっている最中です。

中検4級対策をやっている段階で、同時に応用的な内容までセットでやっていたこともあり、大部分の事項は身に付いていると感じています。この本はなるべく迅速に一周し、どちらかというと「穴を発見して完璧に埋める」方針で役立てていきます。
キクタン中国語 初中級編の進行
中国語検定4級が終わったら、早速キクタン中国語 初中級編に取り掛かり始めました。

個人的には、単語は以下の2つに大別されます。
(1)字面が日本語熟語と共通な単語(镜子,评价,标准)
(2)日本語だとそもそも馴染みがない単語(摔,摆,签证)
(2)は全然分からないので意識して覚えにかかるのですが、地味に注意が必要なのは(1)のタイプです。なまじ字面を見ると意味が分かってしまうため、単語学習ではついチェックを入れずにスルーしてしまいがちですが、いざリスニングをしてみると、全然聴き取ることが出来ないものです。これは、頭の中で音と単語が結びついていないせいです。
ここで、単語帳ノートについて一工夫加えます。
先ほど、ノートを3分割して単語帳の内容を書いているという話をしましたが、新たに「1通過目で中国語を書く際に、キクタン付随の音声を聴いて、听写形式で書く」という方法を導入しました。これも韓国語編で話したのとまったく同じ方法です。
ついでに2通過目のピンイン、3通過目の日本語訳の時も音声を聴きながらやるつもりです。時間はかかりますが、確実に単語が音として身に付くことが期待できます。



キクタン中国語 初中級編については、8月末~9月途中あたりまでの1周が目標です。
YouTubeのHSK5級の動画を観る限り、この一冊を終わらせるだけでHSK5級の単語も結構多くカバーできそうに見えます。
リスニング教材の活用
やはり「単語・表現を知ってはいるけど、単語・表現と音が繋がっていないために、聴いても意味が出てこない」ことが多いです。
単語例文読み上げ動画
2種類ありますが、それぞれにメリットがあり、用途を分けています。
【阿波連】
・使われている単語や構文が比較的高度
・単語→単語の和訳→例文が1回ずつ
→昼食時間や移動時間の聞き流しに向く
【中国と中国語】
・単語2回→例文2回(和訳なし)
→単語のヒントがない状態で听写ができる
④中国ネイティブ向け知育番組
韓国語編でも同じような話をしました。
佩佩豬(Peppa Pigの中国語版):
イギリス発祥の番組ですが、中国語版も充実しています。字幕が付いたバージョンについて視聴しています。
巧虎(しまじろうの中国語版):
おなじみのしまじろうにも中国語版があります。上記動画は繁体字ですが、逆に繁体字に慣れるのにも役立ちます。
話す速度は非ネイティブにとっては結構速いので、「日常会話レベルの簡単な単語を、漏らさず聴き取る練習」になります。
また、教材で学んだ単語が日常生活でどのように使われるか結びつくという点でもプラスだと思います。
最後に
中国語についても、ニュースや中国人インタビューを聞いて、断片的に分かるようにはなってきました。ただ、「中国語ができる」というところからはまだ程遠いので、一歩一歩着実に進んでいこうと思います。
