雑誌の「ワクワク」をデジタルで繋ぐ。電子書籍配信プラットフォーム運営の裏側と「届ける」ことへの情熱 — 『dマガジン』配信管理チームにインタビュー
みなさん、こんにちは!株式会社ドワンゴ 採用担当の北村です。
デジタルで雑誌を読むことが日常となった今、その「当たり前」を支える舞台裏には、一冊一冊の誌面に情熱を注ぐチームがいます。それが株式会社ドワンゴの『dマガジン』配信管理チーム。出版社から届く膨大なデータを整理し、ミスなく正確にユーザーへと届ける。サービスの心臓部を担う彼女たちは、どのような想いで一冊一冊の雑誌と向き合っているのでしょうか。
今回は、異業界から転身して活躍する永沢さんと、チームを率いるリーダーの桔梗さんにお話を伺いました。電子書籍に関心がある方は、このインタビュー記事を読んできっとわくわくするかと思いますので、是非最後までご覧ください!
プロフィール
今回、インタビューにご協力いただいたのはこちらの2名です📖

桔梗 夏妃(ききょう なつき)
雑誌読み放題サービス「dマガジン」のコンテンツ配信管理チームのリーダーを担当。
電子書籍取次事業での業務を経てdマガジンの配信管理にジョイン。
配信に携わるメンバーの業務管理の他、社内外の関連部署との調整を担う。

永沢 美奈(ながさわ みな)
雑誌読み放題サービス「dマガジン」のコンテンツ配信管理業務を担当。
業務に携わり始めてから4年目となり、出版社とのやりとりを含めた各種配信調整の他、開発部に入稿システムへの改修依頼を連携するなど活躍の幅を広げている。
キャリアの変遷:なぜ「作る」ではなく「届ける」を選んだのか
――永沢さんは2021年に入社されたとのことですが、それまではどのようなキャリアを歩まれてきたのでしょうか?
永沢: 私は新卒で、写真雑誌の制作や写真教室の運営を行っている小さな会社に入社しました。そこで4年ほど、主に写真教室の運営に携わっていたんです。
――雑誌制作の現場に近いところにいたのですね。そこからなぜ、ブックウォーカー(現:ドワンゴ)へ?
永沢: 昔から「本に関わる仕事がしたい」という想いは漠然と持っていました。新卒の時は「編集者」への憧れもあったのですが、いざ現場に近いところで働いてみると、自分のやりたいことは「一から作ること」よりも、既に存在している素晴らしい本や雑誌を「いかに多くの人に読んでもらうか」にあると気づいたんです。
――「届ける」側にシフトしたのですね。
永沢: そうです。そんな時に、自分もユーザーとして利用していた『dマガジン』を運営するブックウォーカー(現:ドワンゴ)の求人を見つけました。 実は、学生時代に高校の図書館で司書をしていた時期がありまして。朝、開館と同時に高校生がやってきて、最新のファッション誌をこっそり、でも本当に楽しそうに読んでいる姿をよく目にしていたんです。その「身近な誰かが本を手に取る瞬間の喜び」を、デジタルという大きなプラットフォームでもっと広げていきたい。そう思ったのが、最大の決め手でした。
桔梗: そのエピソードを聞いて「まさに私たちのチームに来るべくして来た人だ」と確信したのを覚えています。
配信管理チームのミッション:正確さが生む「ユーザーの信頼」
――改めて、配信管理チームが担っている役割について教えてください。
永沢: 一言で言えば、「出版社様からお預かりしたデータを、事故なく正確にユーザー様へ届けること」です。『dマガジン』には毎日、膨大な数の雑誌が届きます。それを適切なタイミングで、適切な形で配信設定する。私たちの仕事が滞れば、ユーザーは読みたい雑誌に出会えません。
桔梗: 配信管理はサービスの「最後の砦」です。どれだけ魅力的なコンテンツがあっても、配信設定が一日でもずれれば、それは出版社様にとってもユーザー様にとっても大きな損失になります。
――「正確さ」が命の現場ですね。
永沢: はい。作業自体はシステムを通じた設定がメインですが、その裏には「この一冊を待っている人がいる」という責任感があります。配信日の遅れや設定ミスが、大きな影響につながる可能性があるという緊張感を持って、チーム全員で一冊一冊を丁寧に扱っています。
チームの日常:フルリモートでも「孤独」を感じない仕組み
――1日の仕事の流れはどのような形でしょうか?
永沢: 私たちは現在フルリモートで業務を行っていますが、オンラインツールを駆使してコミュニケーションを非常に大切にしています。
10:00: 始業。各自メールやSlackで緊急の連絡がないかチェックします。
10:30: 全体朝礼。事務的な共有だけでなく、「今日の一言」という時間を設けています。昨日食べた美味しいものや、最近見た映画の話など、あえて業務外の雑談をすることで、チームの空気感を温めています。
11:00: オンライン上のアバターを使って、リアル環境での会話と同じように雑談や会議ができるバーチャルオフィスツール(oVice)上に集まり、業務を進めています。各自の作業を進めながらも、何か困ったことがあればすぐに口頭で「これどうすればいいですか?」と聞ける、心理的安全性の高い環境です。
13:00〜16:00: 打ち合わせのピークタイム。入稿システムの改善について開発会社さんと協議したり、営業チームから新しい雑誌やムックの配信相談を受けたりします。
16:00: チーム内での最終進捗確認。翌営業日に配信すべきコンテンツへの対応が全て完了しているか、全員でフォローし合います。
19:00: 終業。効率化を徹底しているため、多くのメンバーが18時、遅くとも20時前には退勤しています。

ーーお昼休憩はどうされていますか?
永沢: 自分の作業の区切りが良いタイミングで、各自自由に取っています。私は在宅の利点を活かして、頑張って自炊するようにしていますね。
――チームの雰囲気はいかがでしょうか?
桔梗: 現在、配信チームは全員女性で構成されています。年齢層は30代前半から半ばが中心ですが、40代・50代のベテランもおり、非常に落ち着いた、穏やかなチームです。
永沢: 皆さん「本やサブカルが好き」という共通点があるので、休憩時間でもおすすめの漫画やアイドルの話で盛り上がることが多いですね。アイドル好きが集まっているのも、このチームの面白い特徴かもしれません。
入社後のステップ:3ヶ月かけてじっくり「配信のプロ」へ
――未経験から入社した場合、どのようなフォロー体制があるのでしょうか?
桔梗: 入社直後は必ず先輩社員が1名、メンターとして付きます。まずは1ヶ月かけて、実際の画面を共有しながら、配信作業の基礎をマンツーマンでレクチャーします。
2ヶ月目からは徐々に自分で手を動かしてもらいつつ、メンターが横でフォローし、3ヶ月を目安に独り立ちしていただくイメージです。配信ミスは許されない仕事だからこそ、オンボーディングには時間をかけ、配信のプロとしてステップアップできる環境を整えています。
求める人物像:必要なのはスキルより「雑誌への火種」
――どんな方がこの仕事にマッチすると感じていますか?
永沢: 「仕事が丁寧な人」、これに尽きます。細かいチェックを苦にせず、正確に進めることに喜びを感じられる方は非常に向いています。
桔梗: 書類選考でも「何ができるか」という技能以上に、「その技能をどう出版の世界に活かしたいか」という意志の強さを見ています。たとえ配信作業自体が未経験でも、「雑誌という文化を盛り上げたい」という気持ちがあれば、技術は後からいくらでも教えることができます。
ーー「雑誌への愛」が重要ということですね。
桔梗: 雑誌業界は今、変化の激しい状況にあります。だからこそ、「興味がない」が一番辛いんです。 興味がないと、配信作業はただの「データの事務処理」になってしまいます。 でも、少しでも雑誌が好きなら、「この特集は面白いな」「これはきっとあの層に刺さるな」と考えながら仕事ができる。それが、配信のクオリティ、ひいてはユーザーの読書体験の向上に繋がります。
ーー「雑誌が好き」と言い切れる自信がなくても、大丈夫でしょうか?
永沢: 大丈夫です! 専門的な知識がなくても、「昔、あの雑誌を毎月楽しみに読んでいたな」という小さな火種があれば十分です。
桔梗: 履歴書にはぜひ、あなたと「雑誌」にまつわるエピソードを書いてほしいです。一度でも雑誌を読んでワクワクした経験がある方なら、私たちのチームでその情熱を活かせるはずです。
ーーそれでは最後に、この記事を読んでいる「未来の仲間」に一言メッセージをお願いいたします!
永沢: 雑誌の魅力は、ページをめくるたびに新しい世界や「好き」に出会えるワクワク感にあると思っています。デジタル化が進んでも、その本質は変わりません。むしろ、『dマガジン』のようなプラットフォームを通じて、より多くの方にその喜びを届けられる今の仕事に、私は大きなやりがいを感じています。 専門的なスキルよりも、「この一冊を大切に届けたい」という気持ちを共有できる方、そして私たちと一緒に雑誌の未来をポジティブに考えていける方と、ぜひ一緒に働きたいです!
桔梗: 配信管理という仕事は、一見すると地道な作業の積み重ねかもしれません。しかし、その一つひとつの設定が、出版社様の想いとユーザー様の読書体験を繋ぐ架け橋となっています。 私たちは、技術や経験よりも「意志」を大切にするチームです。「雑誌が好き」「本に関わりたい」という純粋な情熱は、何物にも代えがたい武器になります。あなたの持っている「雑誌への火種」を、ぜひドワンゴで大きな力に変えてください。エントリーを心よりお待ちしています!
――永沢さん、桔梗さん、ありがとうございました!
※社員の所属組織およびインタビュー内容は、インタビュー時点のものになります。
※社員の所属組織名称は、2026年3月時点でのものとなります。
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最後に、ドワンゴでは一緒に働く仲間を絶賛募集中です!
興味のある方は、ぜひ下記のリンクから採用情報をご確認ください。
総合採用サイト:https://recruit.dwango.co.jp/
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それでは、最後までお読みいただきありがとうございました🙇♀️
次回の更新でまたお会いしましょう!
