読者に物語を届ける『縁の下の力持ち』電子書籍取次事業の先輩社員にインタビュー
こんにちは!株式会社ドワンゴ 採用担当の浅田です。
突然ですが、今読んでいる漫画や雑誌はどのようにして皆様の手元に届いているかご存じですか?実は出版業界には本の流通を担う「取次」というお仕事があります。
今回は電子書籍取次事業の社員に、皆さんの読書体験を支える取次事業の業務内容やチームの雰囲気などについて深掘りして聞いてきました!
プロフィール

東京都出身。専修大学経済学部経済学科卒業。
イベント制作会社でディレクター職として従事。その後2020年3月に株式会社ブックウォーカー(現ドワンゴ)へ入社。電子書籍取次事業部で書籍流通に関わる業務に配属される。その後dマガジンを取り扱うプラットフォーム事業部に異動。2025年4月に再び電子書籍取次事業部にアサインされ現在に至る。
休日は、月1回ディズニーに行く/飲み歩き/実家の犬とたわむれること
おすすめの一冊は『幽遊白書』
取次とは
―― 最初に「取次」とは何か教えてください。
「取次」とは、出版社と書店をつなぐ、まさに流通の要となる存在です。
出版物の多くは【作者→出版社→取次店→書店→読者】という流れで届けられます。
紙本を扱う取次店では書店ごとの特徴や販売傾向を考慮しながら、どのお店に何冊の本を届けるかを調整し、出版社から書店への流通をサポートする問屋のようなポジションを担っています。
―― では電子書籍の取次はどのようなことをしているのでしょうか?
出版社からお預かりした商品(電子書籍)を管理し、スピーディに電子書籍ストアならびに読者の手元に届けられるよう、その道のりを設計し運用しています。
著者様から生み出された大切な作品を、当社運営の「BOOK☆WALKER」はもちろん「Amazon Kindle」や「LINEマンガ」など様々な電子書籍ストアへ滞りなく届けるための「縁の下の力持ち」だとイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。
当初はKADOKAWAグループの電子書籍を中心に管理し各電子書籍ストアへ取り次いでいましたが、現在では他の大手出版社からも商品をお預かりすることも増えました。また取次先も国内のみならず、海外の電子書籍ストアへ取り次ぐ機会もどんどん増えて来ています。

電子書籍取次事業部について
――幅広い業務内容なんですね。事業部内はどのような体制になっているんですか?
事業部は大きく分けて「事業推進セクション」と「流通セクション」の2つの部門で構成されています。
事業推進セクションでは、納品システムの開発・運用保守事業部全体の業務改善やシステム周りのサポートなどゼネラリストとして事業全体の推進を担っています。
流通セクションは、出版社からお預かりした商品を事故なく安定してスピーディに電子書籍ストアへお届けする流通の最前線部隊です。
さらにセクション内は「版元(出版社)グループ」「ストアグループ」の2チーム制となっています。
版元グループでは KADOKAWAグループをはじめ他の大手出版社から納品される商品の検品作業やお問い合わせ対応など、ストアへ納品を行うための準備を担当します。
版元グループが納品準備を行った商品を「Amazon Kindle」や「楽天Kobo」などの電子書籍ストアへ納品を行うのがストアグループです。商品の納品を滞りなく行う業務を担っています。
その中で私は版元グループに所属し、KADOKAWAグループ以外の出版社、約10社以上の窓口役を担当しています。
――具体的にどんなお仕事をされていますか?
私のチームは、KADOKAWAグループの商品を管理する「KADOKAWA担当」、KADOKAWAグループ以外の出版社を管理する「外部版元担当」。キャンペーン全般の進行管理を担う「キャンペーン担当」、そして複数の派遣スタッフで構成されています。基本的なルーチン業務である商品のチェックや専用システムへの登録業務は、優秀な派遣スタッフの皆さんが担当してくれるので、私の主な役割はイレギュラー的な新規案件の対応や業務効率化の推進ですね。
――イレギュラーの対応というと?
例えば、「こんな新しいキャンペーンを打ちたい!」「この作品は特殊な形で配信したい!」といった要望が、急遽出版社や各ストアから寄せられることがあります。そういった際には、営業担当と連携を取りながら、『どうすればトラブルなく実現できるか』を徹底的に考え、具体的な流通フローを構築し、実現していきます。
――なるほど。「どうやったらできるんだろう?」と、常に頭を使い試行錯誤するプロセスが面白そうですね。
はい!大量の作品を扱うので、いかに効率的・安定的に流通させるかを考え、常に新しいやり方を模索しています。新たな出版社やストアとのお取引が増えれば、その都度調整して納品フローを構築していく必要もあります。

コミュニケーションについて
―― 出版社とのやり取りは、どんな形が多いんでしょうか?
基本的にはメールやSlackが中心ですね。リモート環境のためテキストでのコミュニケーションがメインです。
担当者の皆さんはとても優しい方が多く、協力的な関係性を築けていると思います。
ただ、テキストだと、ニュアンスが伝わりにくいこともあるため、適宜マネージャーに相談したり、最近ではAIに「この文章で問題ないか」とチェックさせたりすることで誤解なく、かつ丁寧なコミュニケーションを心がけています。
―― チームの雰囲気についても教えていただけますか?
私たちのチームは本当に気さくな人柄のメンバーばかりで、包容力あふれた雰囲気でいっぱいなんです(笑)。私がこの部署に戻ってきた時もすぐに温かく受け入れてもらえました。困った時はSlackで気軽に相談できますし、日々信頼関係が構築できているので、仮にトラブルが発生しても気負わず報連相ができ、迅速に問題解決に動けるためとても働きやすい環境です。
また、「なんでこうなっているんだろう?」「もっとこうした方が良いんじゃない?」といった提案をポジティブに受け入れてくれる文化があります。自分の意見や工夫がチームに受け入れられ、実際に業務改善につながった時は、大きなやりがいを感じますね。この「現状に留まらず改善提案をしていく」ことを歓迎してくれる環境が、私にとってのモチベーションになっています。
就職活動中の方へメッセージ
―― この仕事の魅力・やりがいは何でしょうか?
当部署は大きな売上を生み出している部署なので、会社の成長に貢献できることはやりがいの1つです。また、シンプルに書籍が好きなので、読者に物語を届ける一役を担っていることにも喜びを感じます。加えて、いち読書好きでもあるので、業務で目に触れた作品に興味が湧いて購入することもあります。
―― どんな方が活躍できますか?
私たちの業務では「出版社や各ストアからのご要望や新たな取り組みをどうしたら実現できるか」を積み上げたノウハウを駆使して検討し、段取りを整理して相手に提案することが多いです。そのため、コミュニケーションを積極的に取れる方や調整力・論理的思考力を持っていると活躍できると思います。
ほぼフルリモートでの勤務となるので、分からないことを遠慮なく素直に伝えてくれる方は一緒に働きやすいなと感じますね。
――就職活動中の方へ芳村さんからメッセージをお願いします!
私は好きなことを仕事にしたいという気持ちを大切に転職活動をした結果、今の会社に入社しました。皆さんも自分の軸となるものを大事にすれば、きっと楽しいビジネスライフが待っていると思います。頑張ってください!

―― 芳村さん、ありがとうございました!
※社員の所属組織およびインタビュー内容は、インタビュー時点のものになります。
※社員の所属組織名称は、2025年9月時点でのものとなります。
最後に、ドワンゴでは一緒に働く仲間を絶賛募集中です!
興味のある方は、ぜひ下記のリンクから採用情報をご確認ください!
総合採用サイト:https://recruit.dwango.co.jp/
新卒採用サイト:https://saiyo.dwango.co.jp/
中途採用 募集職種一覧:https://hrmos.co/pages/dwango
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました🙇♀️
次回の更新でまたお会いしましょう!
