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【ライブレポという名の自分語り】リアクション ザ ブッタ still e.p release tour final -still with you @ 恵比寿LIQUIDROOM 2026-04-28


still e.p release tour 


佐々木直人のMC。
「 11月から始まったツアー 」という一言。
ツアーの軌跡を振り返る、当たり前の枕言葉。
その瞬間、去年の11月からの日々が走馬灯のように駆け巡った。

人生が激変した半年 ーー

still e.p tourと共に歩んだ自分の人生のお話。


still e.p release tour with yutori



始まりは、2025年11月8日。大阪 Yogibo HOLY MOUNTAIN。
自分への誕生日プレゼントとして、大好きなバンドのライブを入れた。
11/10が誕生日。

11/8 リアクション ザ ブッタ
11/9 ラックライフ

運命かのようなライブスケジュール。
最後の2日間を愛してやまないバンドで埋められる幸せ。
こんな機会は2度と来ないかもしれない。
自分のために用意されたスケジュールなのかと錯覚するほどだった。

大阪で聴いた『バースデイ』

ハッピーバースデイ
君が世界に生まれてくれて嬉しくて
( リアクション ザ ブッタ『バースデイ』より )

大好きなバンドに、「ハッピーバースデイ」と言ってもらえる幸せ。
リアクション ザ ブッタからの誕生日プレゼントだ。
27歳、最後のリアクション ザ ブッタ。
あの時の景色は忘れないだろう。

この日、リア友の会への入会を決意する。
受け取った愛を残しておきたかったから。
宏二朗さんとまげんちゅぬ集いで話題にでたクウガ展のお話ができたのもいい思い出。



still e.p release tour〈ワンマンシリーズ〉



2026年3月1日。名古屋ElectricLadyLand。
2018年の犬ツアーで出会ったリアクション ザ ブッタ。
それなのに、ちゃんとワンマンへ行くのは初めてだった。
途中参加となったeggmanでのFREE ONEMAN LIVE以来だとしても、数えれば3年半ぶり。
今までは、ラックライフとの対バンで会いに行くことがほとんどだった。
それでも、気付けば8年間ずっと聴き続けてきた音楽。

人生の色んな場面に、当たり前のように居続けていたバンドだった

だからこそ、1度ちゃんと向き合ってみようと思った。

── 唐突な別れが来てしまう前に。


あの日、1番刺さったのは『彗星』だった。

僕らはひとつじゃない
だから引き合う 宇宙の片隅

( リアクション ザ ブッタ『彗星』より )

ライブで聴く『彗星』は、本当にダメだ。
百発百中で泣かされる。

あの曲を浴びながら、ずっと考えていた。

自分が自分であること。

リアクション ザ ブッタと出会えたこと。

紆余曲折あった人生。
上手くいかなかったことも、遠回りしたことも沢山あった。

それでも、この人生だったから、リアクション ザ ブッタに出会えた。

この人生を生きてきたから、この音楽が響く人間になれた。

果てしない宇宙の片隅で出会えた奇跡

それを、ライブハウスという場所で、目の前で確かめ合える。

音楽に乗った感情が、まっすぐ心へ流れ込んでくる。

その瞬間 ーー

生きていていいんだ

と、素直に思えた。

『彗星』は、“ そこに在ること ”そのものを肯定してくれるような曲。

僕らはひとつじゃない。だからこそ、惹かれ合えたのだ。



still e.p release tour final - still with you



そして、ファイナル ーー

2026年4月28日。恵比寿LIQUIDROOM。
去年から唐突に湧き上がったリアクション ザ ブッタへの熱。
そのきっかけは、このポストだった。


リアクション ザ ブッタの奏でるラブソングが大好きだ。
色んなラブソングを聴いてきたけど、ここまで自分の感覚と合致するラブソングはなかった。
でも、別れの曲のどこかネガティブな感覚が消化しきれない自分がいた。

このポストが答えだった。

別れの曲を聴いて苦しくなるのは、この恋を手放したくないという心の声だったのだ。
だからこそ、その気持ちを大事にしようと確認するための曲になる。
もう、後悔はしたくないから。

恋愛は、まだ“ 好き ”の答え合わせが終わっていない時間が、一番ドキドキする。
お互いの好意を確かめ合ってしまったら、いつしかその“ 好き ”に胡座をかいて当たり前にしてしまう。

でも、その当たり前が、どれほど愛おしくて、どれほどかけがえのないものか。

別れの歌が苦しく聴こえるたび、確認できるようになった。
リアクション ザ ブッタのおかげで、より深い愛に辿り着いた。

それは恋人だけじゃなくて、バンドに置き換えても同じこと。

リアクション ザ ブッタの歌が聴けなくなってしまう恐怖や寂しさがよぎったからこそ、今まで以上に脚を運ぶようになった。

このバンドが鳴らしている“ 今 ”をちゃんと受け取っておきたい。 

ただ、そう思った。

ライブハウスでしか受け取れないものがある。

音源だけでは届ききらない熱や、空気や、感情がある。

── このバンドと別れたくない

そんな気持ちに、突き動かされていた。

still e.p のおかげで、失恋の曲が、ただの恋の終わりの曲じゃなくて、大事な人をもっと大事にできる曲になった。

新しい価値観を教えてくれてありがとう。

still e.p tourを通して、リアクション ザ ブッタとの関係が今まで以上に深い関係になった。
『リード』から出会って、8年。
リアクション ザ ブッタの音楽が、今の自分に最も必要な瞬間だったのかもしれない。

そのおかげか、この約半年の期間で革命が起こった。

SWEET STEADYというアイドルを好きになり
栗田なつかという推しができた

KAWAII LAB.所属 SWEET STEADY 🩷ぴんく色担当 栗田なつか


ーー ( そんなこと?)と思うだろうが、俺にとっては大革命である

人生で絶対にないと思っていることが、自分事になったのだから

人生で初めて、アイドルを好きになった。

可愛い女の子と写真を撮ったり、お喋りをするために時間とお金を使う。
その価値が、ずっと分からなかった。

そんな人間が今、アイドルを追いかけている。

普段の自分を知る人からは口を揃えて、
「あなたがアイドルを好きになるなんて想像できない!」
「絶対にないと思ってた!」なんて言われる。
その“ 絶対 ”を覆す、“ 奇跡 ”みたいなことが起こっている

20代後半。これからの人生について考えるタイミング。
周りの結婚や出産やらに、どこか焦りを感じていた頃だった。

少し恋愛から遠ざかっている間に、“ 誰かを好きになる ”という誰しもが持っているはずの感情がより一層わからなくなっていた。

恋人を作ろう。
そう思って行動すれば、そつなく恋人という存在は手に入るだろう。
だが、今までそれで失敗してきた。

恋愛という自分の心の話なのに、どこか自分事じゃないような感覚。
どこまで行っても不透明な好きという感情。
ちゃんと“ 好き ”という感情は自分にあるはずなのに、恋愛になるとわからなくなる。

そんな時に現れた愛すべき存在。

それがSWEET STEADYというアイドルであり、推しの栗田なつかである。

きっと、自分が見失ってしまった感情を思い出させてくれる存在。

自分がアイドルを好きになったきっかけがずっと思い出せなかったけど、きっとそういう因果だったのだ。
人生の色んな要素が重なって、最後に、still e.p で気付かされた。
別れの曲すら愛おしく聴こえるようになった自分だから理解できた気持ち。

それは君が気づかせてくれた
僕の愛だから

( リアクション ザ ブッタ『Inside you』より )

今まで見失っていた“ 好き ”という感情。
それを気づかせてくれた存在が、栗田なつかというアイドルだった。

ただ、それに気づける自分になったのは ーー

still e.p というアルバムの存在があったから



ツアーファイナルの数日前、noteで推しへのラブレターを書きました。

ただ、 俺の言葉だけじゃ、きっと届ききらない。
だから、自分が信じてきた音楽に、この想いを託すことにする。
言葉にならない分まで、音楽が届けてくれると信じて。

どうしても、自分の言葉だけじゃ伝わりきらない気持ちがあると思った。
だから、自分の信じてきた音楽に、想いを補完してもらおうと思って密かに、推しへ向けた楽曲リストを作っていた。

大好きな栗田なつかへ送る、今の自分の最大限の気持ち。

その中のひとつが、still e.pに収録されている『好きにして』だった。
だからこそ、1曲目に『好きにして』が鳴った瞬間、このライブが最高のライブになると確信した。


『 好きにして 』

君に出会う前は割と 愛情表現なんて少なくて
“可愛い”なんて言うだけ 安っぽいやつになる気がしてた
でもいざ君に会ったら 覚えてきたはずの語彙は消えて
その見た目にも やることにも 似合う言葉は
「可愛い人」よ

( リアクション ザ ブッタ『好きにして』より )

本当にこの通りで。
可愛いなんてありきたりな言葉を並べてしまうのは、どこか安っぽいやつみたいに感じていた。
可愛いって言うのが嫌なんじゃなくて、あなたの魅力を可愛いなんて簡単な言葉でしか表現できないのがとてももどかしく感じてしまう。
なぜなら、可愛いなんて言葉だけじゃ薄っぺらく感じてしまうくらいにあなたが魅力的なのだから。

富士山が望める新幹線の車内、『好きにして』を聴きながら向かった、大特典会。
推しと直接、会話をして、チェキが撮れるイベント。
待機列で順番を待ちながら、視界に入る推しを見つめ、何を話そうか必死に頭を回転させた。

ーー 自分の番。

実際に会うのは初めて。
なのに、推しは開口一番。

「だすく〜!」

名前を呼んでくれた。
直接会うのなんて初めてなのに。
脳の処理が追いつかないまま、チェキを撮影し、会話へ。

またも、推しは

「ついーと、みてるよ!」

なんて言ってくる。

動揺×動揺でそのあとの会話の記憶がない。

例えそれがテンプレートの会話だったとしても、自分を籠絡するには充分すぎるものだった。

届いているという確信が、一方通行じゃないことへの肯定が。

この恋を加速させた。

いざ、大好きなあなたを目の前にすると、必死に考えた言葉のすべてが消え去ってしまって、無邪気な笑顔とはずんだ声だけが脳内を埋め尽くす。

カッコつけていたいのに、情けない部分ばかりが露出してしまう。

「可愛い人」よ

結局は、そんな単純な言葉に戻ってきてしまう。

君が遊びに行ったって
ソワソワしないオトコでいたい
「大袈裟ね、大丈夫よ」って
過去に僕を惚れさせたろう?
君の魅力を持ってして
好きにならない奴を知らないから
( リアクション ザ ブッタ『好きにして』より )

あなたは、こんな俺を惚れさせた人。
とっても魅力的な魔性の女。
誰のものでもないと知っていながらも、どこか自分にだけ向く気持ちがあることを願ってしまう。

ーー なんて情けない男なのか。

そんな気持ちを自覚しながらも、あなたの前では少しでもカッコつけていたい。

どこまでいっても、有象無象のファンの1人にすぎない。
そんなん分かってる。

俺のことなんて好きに振り回してくれていいからさ。
ずっと好きでいさせて欲しい。好きにさせ続けて欲しい。

そんな、どこか上から目線で独りよがりな気持ちが疼く。

カッコつけていたいのに、どこかカッコつかないような少し情けない男を書く佐々木直人の歌詞だから、等身大な気持ちとして寄り添ってくれる曲になった。


『 Inside you 』

遠くへ伸ばす足跡 これから歩む道のりを
僕らはただ信じていたいんだ
きっと答えなんてないから
間違いだってないと思うんだよ
自由に描く世界で ずっと鳴り止まないエールを
君に送り続けたいんだ
それは君が気づかせてくれた
僕の愛だから

( リアクション ザ ブッタ『Inside you』より )

この歌詞の何もかもが推しを応援する気持ちを表している。
周りに惑わされて、自分の軸を見失いそうになった時に、この曲が自分を原点へと引き戻してくれる。

どうなって欲しいとかそんなんはなくて
ただ、栗田なつかとして生きる人生を並走させて欲しいと願うだけ。

売れて夢が叶うのも嬉しい
思うようにいかなくて、悔しさを噛み締めても離れることはない

これから描く俺とあなたの道のりを信じている

描く世界に答えなんてないのなら、どんな未来も間違いではないと思える。
ただ、あなたが気づかせてくれた愛を持って、あなたに鳴り止まないエールを送り続けたいのだ。



『 プリズム 』

ずっと空っぽの心を埋めるように生きてきた
最低な僕は
寂しさを紛らわして
インスタントの恋を抱いていたよ
こんなずるい僕を受け入れてくれた
本当嬉しかったよ
まっすぐ向き合おう 君へ
( リアクション ザ ブッタ『プリズム』より )

人生というパズルに、“ 恋人 ”というピースをはめてしまえば、寂しさは埋まるものだと思っていた。
実際はそうじゃなくて、どこか虚しさが増していくだけだった。

そんな空っぽの心を埋めるように、色んなものに縋って生きてきた。

そんな自分でも、SWEET STEADYの動画や配信で、栗田なつかは無邪気に「大好きやで〜!」と愛を届けてくれる。

たったそれだけの言葉なのに、救われてしまった。

もちろん、それは自分だけに向けられた特別な言葉じゃない。
それでも、本当に嬉しかった。

だからこそ、こうしてまっすぐ向き合おうと決めたのだ。

じゃあねの後もすぐ会いたい
もっと深く君を知りたい
綺麗じゃなくたっていいから
踏み込んで傷ついても後悔なんてない
( リアクション ザ ブッタ『プリズム』より )

ライブの後。イベントの後。

あれだけ満たされたはずなのに、帰り道ではもうすぐに会いたくなっている。

“ 会える ”ということは、思っている以上に特別だ。

言葉を交わしたこと。
目が合ったこと。
同じ時間を過ごせたこと。

たったそれだけの記憶で、会えない時間まで、その人のことで埋まっていく。

だから、もっと知りたくなる。

ステージの上で見せる姿だけじゃなくて、その奥にある想いや、不器用さや、弱さまで。

知りたくなかったものを知ってしまう日だって、きっとある。

それでも ーー

踏み込んで、傷ついたとしても、後悔はしたくないと思った。

綺麗な部分だけを好きでいるんじゃなくて、そういうのも含めて、「大好きだ」と言いたい。

『プリズム』の歌詞は、そんな自分の覚悟まで見透かされているようだった。

好きだというだけで
夢を描けてしまう
水晶体の中
君だけで満たされて
やっと僕は僕になれたんだよ

( リアクション ザ ブッタ『プリズム』より )

推しの「大好き」という言葉に、何度も救われてきた。

会えるだけで嬉しくて。
その記憶だけで、しばらく頑張れてしまう。

今まで、自分はずっと音楽に支えられて生きてきた。

リアクション ザ ブッタの音楽は、苦しい現実の中で折れないために寄り添ってくれる存在。

でも、栗田なつかの存在は、少し違う。

救われるだけじゃない。
もっと頑張りたい。
負けていられない。
あなたを応援している自分を、自分自身が誇れるようでいたい。

そんな気持ちが、自然と湧いてくる。

ずっと見失っていた、“ 誰かを好きでいる感情 ” を思い出させてくれた。

そして、その感情に気づくことができたのは、リアクションザブッタの楽曲のおかげ。



『 Voyager 』

今年の頭くらいだったか、“ 自分にとって音楽とはなんだろう ” と考えたことがあった。

ライブが楽しいとか、曲が好きとか。
もちろん、それもある。

でも、多分それだけじゃない。

クライマーの感想を書いたnoteにこう記してある。

人間とは孤独な生き物である

どれだけ言葉を重ねても
どれだけ一緒に過ごしても
どれだけ価値観を確かめ合っても
完璧に理解しあうなんてことはできやしない。
そういう意味では人間というものは孤独な生き物であると思っている。
それが友達でも、恋人でも、家族でも理解しあうなんてことはできやしないのだから。
自分のことでさえうまく見えていないというのに。

ただ、ひとりじゃ生きられないのも人間です。
「すべての悩みは対人関係に帰結する」と提唱したアルフレッド・アドラー曰く、「悩みをゼロにするには、宇宙でたったひとりきりになるしかない。」だそうです。
つまり、人間が本当にひとりで生きていくには、宇宙にただ漂うしかないということです。そんなの宇宙飛行士にでもならなければ無理な話。

人間は孤独であるが、ひとりでは生きられない

人間は生まれてから死ぬまでの間、この矛盾する状態で常に生きなければならないのです。
その孤独から救い出し、ひとりじゃないと思えるものが俺にとっては
『音楽』でした。

リアクション ザ ブッタ 『 クライマー 』2026-04-15 Digital Release
【新譜感想という名の独り言】 より
https://note.com/dusk_ss315/n/n2c94e0d62a78?sub_rt=share_sb


自分にとっての音楽とは、“ ひとりじゃないと思えるもの ”
 

孤独で過酷な現実。

それに負けずにいられるのは、リアクション ザ ブッタの音楽があるから。

ひとりじゃないと思える音楽が常にそばにいるから抗っていられる

嵐を呼び 荒れるような 迫り来る日々の現実に
迎え打つ 君とならどこまでも行ける

重ねれば立派な帆だ 僕らで1人のVoyager
( リアクション ザ ブッタ『Voyager』より )

アイドルを好きになった今も、それは変わらない。

誰かを好きになることも、
ライブへ行くことも。

全部、“ひとりじゃない”を確かめる行為なんだ。



『リード』

リアクション ザ ブッタとの出会いの曲。

思えば、自分は昔から“ベースボーカル”という存在に弱かった。

『けいおん!』の影響をかなり受けている世代なので、ベースを弾きながら歌う姿に、どこか特別な憧れがあったのだと思う。

新しいバンドを探していたあの頃。
「これだ!」と思える音楽に出会いたかった。

そんな時に流れてきたのが、『リード』だった。

歌詞も、声も、雰囲気も、ファッションも。
リアクション ザ ブッタの何もかもが刺さった。

出会いの曲というものは、やっぱり特別だ。

ツアーファイナルでこの曲を聴きながら、
「ああ、この曲から全部始まったんだな」と思った。

この曲があったから、リアクション ザ ブッタと共に生きる人生になった



『 常夜灯 』

今回のライブで一番刺さった曲。
この時のMCが良かった。

フラッシュみたいな光で人生の一瞬を照らす存在じゃなくて、
常夜灯のように暖かい光で人生を照らし続ける存在でありたい

その言葉を聞いたとき、「ああ、このバンドはずっとそういう存在だった」と理解した。
派手に救われるというより、気づけば人生を照らす優しい光になっていた。

ただ、その一方で揺れるものもあった。

ファンになると、どこかで“ ファンとしてどうあるべきか ”を考えてしまう瞬間がある。
もっと通わなきゃいけない気がしたり、ちゃんと貢献しなきゃいけない気がしたり。

好きという気持ちは確かにここにあるのに、他の誰かと比べた瞬間に、それが小さく見えてしまう。
全通できるわけでもないし、グッズを全部追えるわけでもない。
それでも好きだと言っていいのか、という小さな引っかかりが残る。

そして同時に、そうやって“ 比べてしまう自分 ”にも少し嫌気がさしていた。

でも、MCの言葉はその感覚ごと静かに溶かしていった。

“ 好き ”という気持ちは誰かと比べるものではない。
誰かより大きく見せるものじゃなくていい。
ただ、それぞれの人生の中で、必要なときにそこに在ればいい。

もっと静かに、生活の中に灯っていていいものなんだと。

だからこそ思えた。

この音楽を信じてきてよかった。

派手な光じゃなくていい。
ただ、消えない光として、ずっとここにあってくれればいい。

そして自分もまた、その光に照らされながら、日々を生きている。

誰かと比べなくていい。
俺とあなたが出会ったことそのものが奇跡で、そこで積み重ねた時間は誰にも代わられないものだから。

共に生きる音楽。

一過性の消費じゃなくて、共に生きたいと願うからこそ、無理のないペースでこの関係を続けていこうと思った。




『 Seesaw 』

この曲を聴くと、コロナ禍の日々を思い出す。

会いたいのに、会えなかった時間。

どれだけ好きでも、
どれだけ想っていても、
ライブハウスへ行くことすら叶わなかった。

配信では埋められないものが、確かにあった。

だから今、
当たり前のようにライブへ行けることが、すごく幸せに思える。

最近は、アイドルにハマったこともあって、人生で一番スケジュール帳が埋まっている。

毎週のように予定がある。

昔の自分からしたら、信じられない熱量だ。

でも、ふと思う。

イベントへ行くこと自体が目的になっていないか、と。

『Seesaw』を聴きながら、
ひとつひとつの時間を、ちゃんと噛み締めたいと思った。

会えることは、当たり前じゃない。

あの日々を知っているからこそ、そう思える。




リアクションザブッタに出会ってからの人生。

人生のどん底にいた時、藁にもすがる思いで行った人生初のライブ。
西川口Heartsでの犬ツアー初日。

ラックライフとの対バンが嬉しくて行った。
Shibuya Milkywayでの「虹を呼ぶ」Release Tour⁡。

人生初のフリーワンマン。⁡
shibuya eggmanでの快進行脚。

地元、浜松に来てくれた。
浜松窓枠での吉田山田との対バン。

数少ない参戦歴ではあるが、人生の節目にはリアクション ザ ブッタのライブがあった。

そして今 ーー

日々を共にした still e.p tour。

気づけば、ツアーの軌跡と自分の人生が重なっていた。

だからこそ、ツアーファイナルは特別だった。
ただの良いライブじゃなくて、この半年そのものを回収するような時間だった。

栗田なつかというアイドルの存在。
その存在を通して、リアクション ザ ブッタの音楽の聴こえ方が、少しずつ変わっていった。

好きだった音楽が、より特別になっていった。
言葉にできなかった部分が、じわじわと輪郭を持ちはじめていくような感覚。

その感覚が芽生えたのは、リアクション ザ ブッタの音楽に出会えていたから。

確かに、音楽の受け取り方は、この半年で深くなった。

リアクション ザ ブッタの音楽は、恋愛の曲も、背中を押す曲も、なにもかも、目の前のあなたに向けたラブソング。

リアクション ザ ブッタの音楽に出会えてよかった。

出会ってくれてありがとう。
続けてきてくれてありがとう。
これまでとこれからの感謝を込めて。
 



「あつまれ リア友の会」vol.4
〜still e.p release tour打ち上げ編〜


まさか、チェキが当たるとは。

自分の名前が呼ばれた瞬間から、ずっと手の震えが止まらなかった。

大阪でサインを書いてもらったコージローさんからの手渡し。

点と点が静かにつながっていく感覚だった。

愛してやまないアイドルの聖地、原宿。

その地で受け取った因果は、きっとこのツアーがくれたご褒美に違いない。

▷▶ NEXT LIVE ▷▶

全公演対バン! 初の東名阪QUATTRO TOUR 〜Road to Zepp DiverCity〜


結成20周年記念ワンマン @ Zepp DiverCity 
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