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愛器#07: YAMAHA APX-8QM(1992年製)

*注) 愛器#は手持ちの中で入手の古い順に付けています

1992年に新品購入したYAMAHA APX-8QM ASS(アンティックステインサンバースト)(¥80,000)。
1981年の12弦アコースティックギターYAMAHA FG12-350から10年ぶりのアコギ。
改造する必要のない、最初からプリアンプが搭載されている正真正銘のエレクトリック・アコースティックギター。

たしか、友人の結婚式の余興で演奏するのに必要になり急遽購入するに至り、近所の楽器店に行くと目を惹かれた1本がコレ。
見た目で決めました。

現状:

30年以上前の個体ですから、経年劣化はそこここに見られます。
ゴールドパーツはくすみ、ヘッドストックの黒、ボディトップには白濁があります。
ボディトップの白濁はあまり目立つものではないように思えます。
PUシステムは2024年時点で動作不良。一部のコンデンサーが欠落していました(2026年現在は復旧済み)。

YAMAHA APX-8QM

購入に当たって決めていたこと:

  • ペグ配列が3:3のものより6連のストラトタイプのヘッド形状

  • ソロ弾きのためにカッタウェイ・ボディ

  • エレクトリック・アコースティックギター

ボディカラーに関してはあまり気にしていなかったのですが、チェリー・サンバーストに憧れがあったので、この近いカラー、アンティックステインサンバースト(ASS)はピッタリ。
そして型番のQMが示すとおり、キルテッド・メイプルが美しく、ほぼ一目惚れで購入。

Single Sided Head Seriesとカタログに記された時もあったようです
QM=キルテッド・メイプル
キルテッド・メイプルが購入時は際立っていた
特有の白濁は少ない
少し斜めからだと綺麗なキルテッド・メイプルがわかるかな?
白濁もよく見ないと気付かない程度

印象:

APXシリーズは薄胴で6連ペグ、デザインがエレキギターからの持ち替えでも違和感が少なく弾きやすかった。

ただ、エレキギターのようにストラップをネックのセット部に付ける使用のため、立って弾く時にはヘッド落ちが発生。
滑り止めのため、レザー系のストラップを付けるようにしてヘッド落ちを防止した。

ペグはゴールドだが、バインディング等にはインレイはなく、華飾の無いシンプルなデザイン。
FG12-350の様にボディやサウンドホール周りのバインディングで少し派手さが欲しかったかも。

音質はFG12-350と比べあたたか味は無いが、芯のあるハッキリとした出音が好み。
*12弦の響きになれすぎて、6弦の響きの良さはよくわからないかも…

背面も綺麗な状態
YAMAHAの刻印の入ったペグ(TMS-46G)
遠慮がちなラウンド・バック

スペック詳細:

実は手元にもスペック表など一切残っておりません。
ネットで検索しても当時のカタログもヒットせず、前後のカタログと手元に何故か残っていた1994年のYAMAHAのカタログから推察します。
*Geminiにまとめてもらったものに修正を加えました。

■ ウッドマテリアル&基本仕様

トップ(表板):キルテッド・メイプル(当時のこのクラスのQMは、スプルース単板または合板のトップに、美しいキルト紋様のプレミアム・グラフィックやラミネートを施した仕様)

バック&サイド(裏・側板):アガチス

ボディ構造はAPX伝統の「カッタウェイ&アーチド・バック(裏板が緩やかに膨らんだ仕様)」になっており、薄胴ながらも容積を稼ぎ、プロジェクション(音の飛び)を良くする工夫がなされています。

サウンドホール:楕円

ネック:アフリカン・マホガニー

指板(フレットボード):インディアン・ローズウッド

ブリッジ:インディアン・ローズウッド

フレット数:24フレット(高音弦側が指板エンドに向かって延長されたエクステンデッド指板)

スケール(弦長):651mm

■ ハードウェア

ヘッドストック:シングルサイディッド・ヘッド
ペグ:TMS-46G(ゴールドパーツ仕様)

■ 電装系(ピックアップ&プリアンプ)

PUシステム:PZ-1(2-way モノラル)
ピックアップ構造:
インブリッジ・
ピエゾ:1〜6弦のサドル下に配置
ボディ内部センサー(インサイド・センサー):指板エンド裏付近のトップ材に配置
電源:9V乾電池 S-006P(ボディ内部にファスナーテープ留め)

コントロールパネル(ボディサイド):
VOLUME(マスターボリューム)
TREBLE / BASS(2バンドイコライザー)
MIX(ピエゾと内部センサーのバランスを調整)

コントロールパネルのイメージをカタログから

その他:

ヘッド裏やボディ内部にはシリアルナンバーらしき刻印・印字は見られず、この個体を特定することは難しい。
サウンドホールをのぞき込むとネックの接合部に"30617725"の印字が見えますが、これはシリアルナンバーではないようです。


2024年末、この1本のメンテナンスから再びギター熱が再燃した感じがします。
アコギで始まったギター弾きですが、手元にあるアコギはこの1本。
しかし大切な1本です。

最後までお付き合いただきありがとうございました。
それでは、また。

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