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イラン戦争27日目 〜言葉が現実を覆い隠す日〜

39分間

3月23日、エアフォースワン搭乗前の芝生の上で、トランプ大統領は39分間しゃべった。Factbase/Roll Callの公式トランスクリプトには336の発言が記録されている。

12時03分、停戦を望むと述べた。
12時05分、勝利を宣言した。
12時07分、海兵隊をイランに送ると述べた。
12時08分——1分後——地上部隊は出さないと言い直した。
12時11分、停戦は望まないと述べた。
12時16分、再び勝利を宣言した。
12時17分、停戦を求めた。
12時23分、NATOを「臆病者」と呼んだ。
12時29分、イランが停戦を懇願していると述べた。
12時31分、全てが「完璧」だと述べた。
12時36分、原油1バレル500ドルは良いことだと述べた。
12時37分、イランにホルムズ海峡を開けろと要求した。
12時39分、海峡は閉じていないと述べた。
12時41分、米国はイランと戦争していないと述べた。
12時42分、イランに対する勝利を宣言した。

同じトランスクリプトにもう一つの発言が残っている。5日間の猶予に触れた直後、大統領はこう言った。「Otherwise, we'll just keep bombing our little hearts out」。

CNNは3月9日の別の記者会見も検証している。「イランには海軍がない」と言った数分後に「イラン海軍の大部分は沈んだ」と言い換えた。撃沈艦艇の数は同じ会見中に46隻から50隻、そして51隻に増えた。Reutersは3月20日付で開戦以来の変遷を追跡し、「How Trump's stated reasons, goals and timeline for Iran war have shifted」と題した記事を出した。

39分間は、この戦争の縮図だ。 一人の口から出た言葉が互いに矛盾し、打ち消し合い、何も確定しない。それでも市場は動き、同盟国は困惑し、イランは「これはブラフだ」と言った(Al Jazeera、3月24日)。言葉に整合性がないということは、この戦争に方針がないということだ。


5億8,000万ドル

39分間の記者会見は昼だった。その同じ朝、別の出来事があった。

FT(Financial Times)が報じた。3月23日午前6時50分頃、トランプがTruth Socialに「イランとの非常に良好で生産的な協議」を投稿する約15分前に、原油先物市場で約6,200件の契約が成立した。総額約5億8,000万ドル。同時にS&P 500先物に大量の買い注文が入った。

投稿が出た。原油は14%下落した。S&P先物は急騰した。FTの分析では、事前にポジションを取っていたトレーダーは「数分間で1億ドル以上の利益を得た可能性がある」。イラン議会のガリバフ議長は「市場を操作するために流されたフェイクニュースだ」と即座に反応し(Al Jazeera、NPR)、イランは協議そのものを否定した。SECとCMEはコメントを出していない。

時系列だけは確定している。大量注文が入り、15分後に投稿が出て、原油が落ちて、株が上がった。12時36分に「原油500ドルは良いことだ」と言った人間が、その同じ朝に原油を14%落とす投稿をした。誰かが、どちらかの方向を15分早く知っていた。内部取引の証拠は確定していないが、時系列はそこにある。

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