広陵高校暴力事件 殴った側が被害者の親を訴えた
殴った側が、殴られた側の親を訴えた。
昨年8月の甲子園出場辞退については前回の記事で書きました。あれから約7ヶ月。事態は誰も予想しなかった方向に転がっています。
何が起きたか
3月23日付で、加害者とされた元部員1人が、被害生徒の親権者を名誉毀損容疑で広島県警に刑事告訴し、受理されました。
告訴状によれば、昨年7月23日以降の被害者側によるSNS投稿で実名がさらされ、「社会的評価を著しく損ない、進路選択にも影響が出た」。投稿を拡散した人も告訴の対象に含まれています。もともと昨年9月に東京地検へ出されていた告訴状が、広島県警に移された形です。
ここまでの経緯をあらためて並べます。
2025年1月下旬。1年生がカップラーメンを食べたことをきっかけに、2年生4人が暴行。被害生徒は全治2週間の怪我を負い、転校。高野連は3月に厳重注意。加害生徒への処分は「1ヶ月以内の公式戦出場停止」のみ。
7月23日以降、被害者側の親権者がSNSで告発を開始。「10人以上に囲まれ」「合計100発をも超える集団暴行」と投稿。8月、甲子園開幕後に一気に拡散し、8月10日に広陵は出場辞退。中井監督は退任。
9月、加害生徒1人が東京地検に名誉毀損の告訴状を提出。
12月、広島県警が加害生徒2人を暴行容疑で書類送検。広島地検が家裁送致。
2026年2月、広島家裁が少年審判の不開始を決定。同月、第三者委員会が別件の調査結果を公表。
3月23日、名誉毀損の告訴が広島県警に受理。
審判不開始とは何か
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