【決算】まずは無難な滑り出し|グリーンライト・再エネインフラ投資法人
はじめに
2026年7月16日に、「グリーンライト・再エネインフラ投資法人(509A)」の26年5月期決算が発表されました。
このファンドは2026年3月に上場したばかりですが、私は面白いと思ったので、投資するとともに記事を書きました。
この記事では、そのときの内容が今回の決算にどう出てきたかを中心にまとめています。
決算内容
26年5月期は、2月〜5月の4ヶ月でした。
また、期中に物件を取得しているため、収益がフル寄与していません。
これらのことから、このファンドが持つ本当の実力を26年5月期で見ることはできません。
そのため、私は26年5月期実績は参考程度にとどめ、次期予想がどなるかをみています。
26年5月期実績

26年5月期はこのような状況でした。
さすがに最終赤字ということはなかったようです。
今後の予想

26年11月期からが、このファンドにとって本番です。
新規上場時にも見通しは立てており、そのときの数字から大きな変化はありません。インフラファンドは収益の見通しがたてやすいことがメリットの1つです。
27年5月期は減収減益予想ですが、この時期は出力制御が起きやすいため、前期(26年11月期)と比べると収益が落ち込みやすくなります。
これは他のインフラファンドも同じ傾向なので、特に気にする必要はないと思っています。
利益超過分配金を含めた年間分配金予想は、5,657円です。
7月16日の終値(74,900円)で計算したときの分配金利回りは約7.6%になります。
これだけあれば、金利上昇局面でもリスクプレミアムは十分乗っていると判断しています。
予想外だったこと
1.出力制御が予想以上に多かった

従来は、東北地方や関東地方は、他の地域に比べて出力制御が少ない傾向がありました。
だから、その地域の発電設備を保有しているのだろうと考えていました。
しかし今回の決算では、出力制御が全ての施設でのべ139日も発生しており、収益に影響を与えたようです。
2.盗難や雪害が発生
これはファンド側ではどうしようもないと思いますが、どうしてもこういうトラブルは発生します。
特に最近は銅線の盗難が多く、他のインフラファンドでもたまに発生しています。
今回の決算で安心できたこと
ちょっと後ろ向きかもしれませんが、「成長方針が変わらなかったこと」が安心材料です。
新規上場時に掲げた成長方針が、決算で出てこなくなるということを心配していましたが、そのようなことはありませんでした。
むしろ、成長戦略を実行する姿勢が、よりはっきりしました。
具体例を1つ挙げます。
新規上場時は、このファンドがFIT終了後まで見据えていることを評価しました。
今回の決算説明資料では、その考え方がさらに具体的になっています。
例えば、
FITからFIPへの移行の検討
コーポレートPPAの活用
Non-FIT案件の取得
といった方針が明記されていました。
単に「FIT終了後も対応します」という説明ではなく、「どのような方法で収益を確保していくのか」まで示されたことで、長期的な成長戦略への確信がより強まりました。
私の投資行動

6口保有しています。
前回の決算書ではまだ見えない部分も多かったのですが、よりはっきりしてきたので、このまま保有を続けます。
終わりに
このファンドは、インフラファンドにはFIT終了や出力制御といった諸問題があることがわかった上で上場してきています。
そのため、これらの対策もあらかじめ考えています。
その点から、このファンドがどうなるかは、インフラファンド市場がどうなるかも左右するのではないかと考えています。
今後も、今回掲げた成長戦略が実際に実行されるのか、決算を通じて確認していきたいと思います。
相場との向き合い方や、投資判断について日々考察しています。
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