外部思考デッサン|ひろゆき編 1枚目
独身男性の幸福条件を書き換える
ひろゆきのショート動画を見ていた。
テーマは、独身男性の話だった。
日本人男性の一定数は、一生独身のまま人生を終える。パートナーを作れず、結婚もせず、そのまま年を重ねていく。
そんな人たちに対して、世間はよく言う。
恋人を作ればいい。結婚すればいい。人とつながればいい。
でも、ひろゆきは少し違うところを見ていた。
「それができない人の話をしているんですよ。」
そんなふうに聞こえた。
ここで話されているのは、
恋愛論ではないと思った。
理想と現実を、どう受け止めるか。
そんな話に聞こえた。
昔は、就職して、結婚して、家庭を持つ。
そんな人生が「普通」として受け入れられ
やすかった。
もちろん今でも、それを望む人は多い。
ただ、その「普通」が成立する条件は、少しずつ変わってきている。
同じように生きても、同じ結果になるとは限らない。社会が変われば、「普通」の形も変わる。
それでも私たちは、昔の普通を今の理想として持ち続けてしまうことがある。
結婚しているべき。家庭を持つべき。
そう思うほど、現実との差は大きくなる。
ひろゆきが面白いと思ったのは、ここで「恋人を作りましょう」とは言わないことだった。
むしろ、「恋人がいれば幸せ」という前提そのものを見直している。
今のままでも別によくない?
そう思えるなら、少し楽になる。
これは諦めではない。
幸福の条件を見直してみる。
そんな提案に聞こえた。
この動画を見ながら、一つ気付いたことがある。
自分の理想だと思っているものは、本当に自分で選んだものなのだろうか。
結婚。出世。持ち家。普通の人生。
それは本当に、自分が望んだものなのか。
それとも、社会の中で当たり前とされてきたものを、いつの間にか自分の理想として受け取っていただけなのだろうか。
この動画で一番印象に残ったのは、
最後の一言だった。
「昔からそうなんすけどね笑笑」
この一言で、ひろゆきは今の社会を語っているというより、昔から社会の「普通」と自分の幸福を少し切り離して考えてきた人なのだと感じた。
時代が変わったから価値観を変えよう、と言っているのではない。
社会が変わっても、自分の幸福まで社会に預ける必要はない。
そんな生き方が、少し見えた気がした。
現実を変える努力は、もちろん大切だと思う。
でも同じくらい、理想そのものを見直す
自由もある。
自分の理想だと思っていたものは、本当に自分で選んだものなのか。
社会から受け取ったままのものではないのか。
そんな問いを持つだけでも、見える景色は少し変わるのかもしれない。
今回の動画から、私はそんなことを考えた。
あなたは、どう思うだろう。
(2026/6/30執筆)
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