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[くらし]    年間シートのファン

ドジャースファン

私は最近、各スタジアムの年間シートのファンが気になります。例えば、ドジャースタジアムのバックネット裏右側2列目に毎試合座っているおばあさんがいます。早寝なのか、試合展開に関係なく、6回裏が終わると帰宅されます。ポストジーンズは別ですが、勝っていても負けていても帰ってしまいます。また、毎試合ではありませんが、頻繁にフリーマン選手のパパと奥様がバックネット裏左側前から4列目に座っていらっしゃいます。今シーズンが始まると右側のおばあさんの隣にフリーマンパパの奥様、その隣にフリーマンパパそしておばあさんのご主人の並びで観戦するように。フリーマン選手が10歳の時にお母様は亡くなられ、その後再婚されたとのことで、フリーマンママとは表記しませんでした。右側のおばあさんもフリーマンパパと奥様も感情を露にすることなく、淡々と観ておられます。ですが、昨年のワールドシリーズ第1戦、フリーマン選手が逆転サヨナラ満塁ホームランを放った時だけは、ベースを1周して帰って来たフリーマン選手が一目散にバックネットに駆け寄り、パパとハイタッチで喜びを分かち合う姿にサヨナラホームランと同じくらいの感動をもらいました。お母様を亡くし、毎日泣いて暮らしたフリーマン選手に仕事から帰るとキャッチボールをしながら励まし続けた日々が今のフリーマン選手の原点。パパも同じように悲しかったでしょうに息子に前を向かせる為に涙を隠して続けたキャッチボール。そんなサイドストーリーを思い出しながらバックネット裏から今日も静かに見守るフリーマンパパとおばあさんとのお喋りに夢中な奥様との温度差もある意味仕方がないのかなと妙に納得してしまいます。

マーリンズファン
マイアミマーリンズの本拠地、ローンデポパークで昨年の現地時間9月19日、大谷選手が50-50を達成した直後、ぶちギレて帰ってしまったおばあさんのお話をお届けします。ファンというのはありがたい存在で、誰もが注目した大谷選手が50-50を達成したあの試合中にぶちギレて途中で帰ったマイアミマーリンズファンがいました。大谷選手が50号本塁打を打ち、大記録を達成した直後に隣に座るご主人らしき男性を促し、帰ってしまい、51号本塁打は見ていません。実はこのご夫妻は侍ジャパンが3度目の優勝を決めたアメリカ戦もその前日のメキシコ戦も同じ席で観戦していらっしゃいました。年間シートのチケットではWBC の観戦は出来ないはずですから、わざわざ別に同じ席を購入されたのではないでしょうか?マイアミマーリンズの選手は出場していなかったと思いますが。

ダイヤモンドバックスファン

最後にダイヤモンドバックスの本拠地チェイスフィールドのバックネット後方の中央にいつも1人で来て座り、敵味方関係なくひたすらスコアブックをつけている中年女性がいます。私が知る限り1度だけお子様らしき男の子2人と観戦していらっしゃいましたが、ママがかまってくれず黙々とスコアブックをつけているので、つまらなくて来なくなったのか相手をしてあげられないから連れて来なくなったのかそれとも他の理由からかは分かりませんが。女性がスコアブックをつけていることが嬉しくなり、ついつい探してしまい、いらっしゃるのを確認すると何故か安心します。今までに書いた膨大な量のスコアブックをどのようにされているのか、どう活用されているのか気がになります。以上のように各スタジアムには様々な常連のファンがいて、思い思いの楽しみ方で観戦していらっしゃるのを発見することも最近は楽しみの1つになりました。終わりにドジャースタジアムに毎日いらっしゃるおばあさんはアメリカ版徹子の部屋を20年以上に渡って担当された有名なタレントさんでお隣にいるご主人とハリウッドの豪邸で暮らし、ドジャースの試合を生観戦するのが、一番の楽しみだそうで現在の一押しの選手はという質問にショウヘイに決まってるでしょと答えていました。観ていてあんなに楽しい選手は初めてだそうです。日本のスタジアムのように皆が一体となってする応援は素晴らしく、日本の文化と言えますが、メジャーリーグのスタジアムのようにそれぞれが思い思いのスタイルで楽しむのも見ていて楽しいと思います。日常を忘れてプロの素晴らしいプレイを現地で楽しんでいるファンの方々を羨ましく思いながら、新たなテレビ観戦の仕方を見つけて行けたらなと思います。





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