高血圧にはお茶と赤ワイン?18万人調査の衝撃結論
18万人規模の調査でこれまでの常識が覆りました。
お茶と赤ワインは「血管の強力な味方」であり、適切に摂取することで死亡リスクを最大19%も下げることが判明したのです。

こんにちは! 某県の大規模病院で外科医として約20年の経験を持つ「医学論文ハンター・Dr.礼次郎」です
海外の権威ある医学雑誌に掲載された論文を一編ずつ読み解いた、
生の「一次情報」をもとに、医学に詳しくない方にもわかりやすく解説しています。
日々、皆さんに信頼できる医療情報をお届けします!
早速、本日のテーマを見ていきましょう!

今回読んだ論文
""Change over time in perceived schoolwork pressure and associations with emotional problems among 11-16-year-olds: A repeat cross-sectional study in Wales, UK""
(11〜16歳における学業へのプレッシャーの自覚と情緒的問題の関連の変化:英国ウェールズでの反復横断研究)
Jessica M Armitage, Gemma Lewis, Nicholas Page, et al.
JCPP Adv. 2025 Mar 3;5(4):e70005. doi: 10.1002/jcv2.70005. eCollection 2025 Dec.
PMID: 41395337DOI: 10.1002/jcv2.70005
掲載雑誌:JCPP Advances【イギリス IF 4.4(2023)】 2025年より
🔴疑問:
高血圧と診断された際、日常的に摂取するコーヒー、アルコール、お茶を控えるべきか?
それぞれの飲料が死亡率や心血管疾患に与える影響を明確にしたい。
🟡結果:
高血圧患者において、お茶(1日3〜4杯)と赤ワイン(週5杯程度以上)の摂取は、死亡率および心血管疾患リスクの低下と関連していた。
一方、コーヒーは少量(1日1〜2杯)であればリスク低下と関連するが、多量摂取(1日6杯以上)は心血管リスクを有意に高めることが示された。
🟢教訓:
普段の水を「お茶」に、ビールなどの他のお酒を「赤ワイン」に置き換えることは推奨される。
コーヒーに関しては、水分補給目的での多量摂取は避け、嗜好品として1日1〜2杯程度に留めることが望ましい。
🔵対象:
イギリスの大規模バイオバンク(UK Biobank)に参加した、高血圧を有する男女18万7,708人。
日本人にも参考になる知見だが、人種による代謝能力の違いには留意が必要である。

【最重要】今日から始める「血管を守る飲み物」習慣
この研究結果を、私たち日本人の生活にどう取り入れるか、具体的なアクションプランを提案します!
✅デスクワークの「とりあえずコーヒー」を見直す
仕事中、無意識にコーヒーをおかわりしていませんか?
1〜2杯楽しんだら、3杯目からは緑茶や紅茶(無糖)に切り替えましょう。
それが血管を守ることに直結します。
✅晩酌の選び方を変える
毎日ビールや日本酒を飲んでいるなら、週に数回は赤ワインに変えてみてはいかがでしょうか。
ポリフェノールの恩恵を受けられます。
ただし、日本人はお酒に弱い人も多いので、無理に飲む必要はありません。
「飲むならワイン」くらいの感覚で。
✅水やお湯の代わりに「お茶」を常備
「喉が渇いたから水を飲む」のも良いですが、そこを「お茶」に置き換えるだけで健康効果がアップする可能性があります。
カフェインが気になる夜間以外は、積極的にお茶を選んでみてください。
まとめ
「高血圧だからあれもダメ、これもダメ」と制限ばかりでは人生の楽しみが減ってしまいますよね。
この論文は、「選び方さえ間違えなければ、お茶の時間も晩酌も、むしろ健康に良いんだよ」と教えてくれる希望の光です。
我慢するのではなく、「選んで飲む」ことが長生きへの近道です。
明日からは、罪悪感ではなく「体にいいことをしている」という自信を持って、ティータイムを楽しみましょう!

お礼
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました!
引き続き、Dr.礼次郎は、海外論文の生の『一次情報』に基づき、専門知識に偏らない「真に価値ある科学的知見」をわかりやすく共有してまいります。 スキ・フォローをいただけると、今後の発信の大きな励みになります!
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免責事項
本記事でご紹介した内容は、あくまで特定の査読済み医学論文の科学的知見を解説することのみを目的としており、筆者(Dr.礼次郎)個人の、診療上の推奨や個人的な意見ではありません。
特定の治療方法、治療薬、生活スタイル、食品などを批判する意図や、推奨する意図は一切ございません。
本記事は、医師による診断や個別の医療アドバイスに代わるものではありません。
実際の治療方針や服薬については、必ず主治医にご相談ください。
読者の皆様は、記事の内容をご自身の責任において吟味し、適切に判断してご利用ください。
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