謎の肝炎 現在地点で子どもを守る方法です
はじめに
世界的に肝炎ウイルスAからEまでと関係しない原因不明の小児肝炎が発生しています。10人に1人は重症化する恐ろしい病気として注意されています。小児の重症化肝炎は肝移植が命を救う治療になることがあり、診療方針を決断するハードルが非常に高い
子どもを謎の肝炎から守るためにできることは何か?
1. コロナに感染しないこと
質問:新型コロナウイルスの感染で謎の肝炎を発症するのですか?
答え:小児の新型コロナウイルスの感染で肝炎を発症する頻度は低いです。新型コロナウイルスによる急性の感染症を発症している時に出現する小児肝炎はこれまで10人に1人くらいで症状は出るけれども支持療法で問題なく治る軽症です。この中に稀に小児自己免疫性肝炎を発症する人が少数出現して関係性を調べている途中です。自己免疫性肝炎ならステロイドが有効です
さらにこれらとは肝炎発症機序の違うMIS-C関連小児肝炎があります。こちらは新型コロナウイルスのS蛋白による炎症と考えられています。
質問:謎の肝炎は新型コロナウイルスによる肝炎と同じですか?違いますか?
答え:現在のところ英国のデータを中心に考えているチームはアデノウイルスの感染が直接の引き金と疑っています。”新型コロナウイルス”または”新型コロナウイルスのS蛋白”とアデノウイルスの共同作業で謎の肝炎が発症するという仮説です。後者の場合はS蛋白が原因ですから子供自身への予防接種や周囲からもらってしまうS蛋白が肝炎発症に関わっていることになります。
新型コロナウイルスの感染が原因か?S蛋白の毒性が原因か?この2つをはっきりと区別する必要があります
質問:それでは現時点で子どもの保護者はどのように注意したら良いですか?
答え:まず、コロナに感染させないことです。日本のコロナ感染症の治療成績が悪化している疑いがあります
2021年4月死者1万人
↓ 2022年2月死者2万人
↓ 2022年5月死者3万人超
このように死者数の積み上げ速度が上がっています
謎の小児肝炎の原因が、新型コロナウイルスの感染が原因か?S蛋白の毒性が原因か?まだわかっていません
注意すること:
新型コロナに感染した大人を子どもに近づけない
食事の前の手洗い。現在までアデノウイルスに強毒のものは発見されていません。人へは主として口から入って感染します。食事の前の手洗いが大切です。消毒をしたい人はアデノウイルスは漂白剤で消毒します。対象は食器やタオルなどです
繰り返しますがアデノウイルスに強毒のものは発見されていません母親がワクチン接種した場合には母乳を最低4か月は赤ちゃんにあげないこと
ワクチン接種してすぐの大人は必要ないのに小さな子どもに近づかないこと
現時点では以上です
何かみなさまの役に立つ情報がありましたらお知らせいたします
