18才未満のCOVID-19ワクチンによる副作用
こんにちは。現在、新型コロナウイルス感染症は予防接種法に基づく予防接種の対象疾病となっており、令和6年10月1日から定期接種が開始されました。 現在、ファイザー社、モデルナ社、第一三共社、武田薬品工業社、Meiji Seikaファルマ社のワクチンが定期接種に用いられています
注意:このブログでは新型コロナウイルス感染症に対するmRNAワクチン接種を推奨していません
米国のモデルナ社は、2025年7月10日に米国食品医薬品局(FDA)が、同社のCOVID-19ワクチンであるSpikevax®について、COVID-19感染リスクが高い生後6ヶ月から11歳までの小児を対象とした追加生物学的製剤承認申請(sBLA)を承認したことを発表しました
この結果、Spikevaxは米国において65歳以上のすべての成人、およびCOVID-19感染リスクが高い生後6ヶ月から64歳までの個人を対象に承認されたことになります
*モデルナ社のプレスリリース等と株価の動きはこちらの記事
この記事では、VARES* に報告された18才未満のCOVID-19 ワクチン接種による副作用の報告を表にしてご紹介します。*VARESの説明は表の下へ
COVID-19 ワクチン接種は1回および2回まで
副作用は「重い」ものだけを抽出しています
集計日は6月27日2025年です
リンクに、各症例の詳細が掲載されています

VAERS (Vaccine Adverse Event Reporting System) は、アメリカのワクチン有害事象報告システムで、ワクチン接種後の有害事象に関する情報を収集・分析するシステムです。
VAERSとは?
VAERSは、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)と米国食品医薬品局(FDA)が共同で運用している、ワクチン接種後の有害事象を報告するためのシステムです。このシステムは、ワクチン接種後の健康上の問題を早期に発見し、異常な事象を検知することを目的としています。
VAERSの役割と特徴
早期発見とシグナル検出:
まれな有害事象であっても、問題となり得る事象を迅速に検出する役割を担います。
情報の透明性:
一般の人々もウェブサイトを通じてVAERSのデータにアクセスでき、情報の透明性が保たれています。
自発的な報告:
医療従事者や一般市民が自発的に報告を行うため、報告数に偏りが生じる可能性があります。
因果関係の評価は困難:
VAERSはあくまで報告システムであり、ワクチンと有害事象の因果関係を評価することはできません。
VAERSの限界と課題因果関係の評価:
VAERS単独では、報告された有害事象とワクチンとの因果関係を評価することができません。
比較データの欠如:
ワクチン接種群と非接種群の比較データがないため、有害事象の発生率を比較することが困難です。
報告バイアス:
メディア報道などの影響で、特定の有害事象の報告が急増する可能性があります。
日本の状況
日本にもVAERSに相当するシステムはありますが、ワクチン接種歴と医療機関受診歴などのデータを連結して解析するシステムは存在しません。そのため、VAERSで得られた情報を検証するためには、追加のデータ収集や分析が必要となります。
まとめ
VAERSは、ワクチンの安全性モニタリングにおいて重要な役割を果たすシステムですが、その限界と課題を理解した上で、他のシステムと連携して活用することが重要です。
