新型コロナの軽症にイベルメクチン有効の論文追加です
こんにちは。イスラエルからの報告です
要点
軽症のCOVID-19患者を対象とした二重盲検無作為化試験でイベルメクチンの服用はウイルスの排出期間を著しく短縮しました
イベルメクチンを3日間、服用した人たちを投与終了してからさらに3日後のウイルス排泄量を調べた結果、72%が非感染性(Ct>30)でした。イベルメクチンを服用しなかった人たちは同じ時期に非感染性は50%でした
これは、イベルメクチンを服用することで体内でのコロナウイルス増殖を抑制した結果と考えられます
注意事項
1. イベルメクチンを内服してすぐにウイルスが消失するわけではありません
2. イベルメクチンを内服した人の28%はウイルス排泄量が感染性のまま高かった。プラセーボの人の50%がウイルス排泄量は感染性のまま高かったので、比較すると22%の人に明らかに有効です。イベルメクチンの効果でウイルス排泄量が明らかに減少しました
3. 調査は厳密にウイルス陽性と判定してから3日以内、または5日目までで無症状の人を対象にしています
イベルメクチンの服用の仕方
体重40~69kgの人は1日4錠(=12mg)、体重70kg以上の人は1日5錠(=15mg)、いずれも3日間服用しました。プラセボ群は、体重と同数の錠剤を1日3回、3日間服用しました。服用は食前1時間前です
この臨床研究に参加した人
18歳以上
妊娠していない
RT-PCRで新型コロナウイルスが陽性と判定してから3日以内の人
または
RT-PCRで新型コロナウイルスが陽性と判定して5日以内で無症状の人
そして
体重40kg以下,薬剤アレルギー,イベルメクチンの内服不能,新型コロナの治療に関する他の二重盲検試験に参加している人は除外しました
ただし
イベルメクチンを服用した人の17%は心血管疾患、糖尿病、慢性呼吸器疾患(軽度の間欠性喘息を除く)、高血圧、癌の合併症のいずれかをもつ高リスクだった。高リスクの人たちへのイベルメクチンの効果は今回の論文では判定していません
参加者の登録の流れは下図です

イベルメクチン服用でどのようにウイルスが減少したのか?
結果は下です。イベルメクチンを服用すると2日めにウイルス量が激減しています。イベルメクチンを飲んですぐ楽になったという多くの人の経験と一致しています

イベルメクチン服用でウイルスの排泄量が感染性より低くなる時期が短縮する
ウイルス排泄量が感染性を下回るまでの期間をKaplan-Meier解析で示したのが下図です。青線がイベルメクチン服用群、赤線がプラセーボです。イベルメクチンを服用したほうが早く体内のウイルス量が減少しています

以上は、二重盲検無作為化試験で明らかにされたファクトです
軽症のCOVID-19患者を対象としたイベルメクチンの服用はウイルスの排出期間を著しく短縮しました
薬の飲み方は最初の方に記載してあります
論文説明はこちら
