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愛媛県の地震:号外 

こんにちは。2025年7月5日に日本に大地震が来るという予言があります。
この予言が騒ぎになっているので気象庁長官が「予言はデマ」と否定する会見を開きました 会見のニュースへ

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予言なので、ほんとうに地震がくるのかと質問されてもわかりませんが、とりあえず最近の現象などお伝えします


ポイント1:2025年6月10日から15日まで深部低周波地震が記録されました

解説:深部低周波地震は沈み込むフィリピン海プレートと陸のプレートとの境界で発生していると推定されています
深部低周波地震は「短期的ゆっくりすべり」が起きている時に発生すると考えられています(下図)
深部低周波地震によってひずみは部分的に解消されると考えられますが、フィリピン海プレートと陸のプレートの境目がずれにくい固着域に働くひずみに与える影響は不明です

気象庁による「ゆっくりすべり」の説明

ポイント2:直近17年間の愛媛県の地震の特徴


愛媛県で起こる通常の地震に、南予を震源とする地震と豊後水道を震源とする地震があります。両方とも震源の深さは40kmであることが多い
頻度としては豊後水道を震源とする地震が多い
2008年以降の豊後水道を震源とする地震で大きかったのは2回

1️⃣ 2024年04月17日 23時14分頃、北緯 33.2度、東経 132.4度、深さ約40kmを震源とするM6.6の地震 リンク
各地の震度 6弱は愛媛県愛南町と高知県宿毛市
      5強は愛媛県宇和島市

2️⃣ 2017年06月20日 23時27分頃、北緯 32.9度、東経 132.0度、深さ約40kmを震源とするM5.0の地震 リンク
各地の震度 5強は大分県佐伯市

愛媛県の地震の特徴 政府地震本部

データ:四国における深部低周波地震ESSが2025年6月に激増している


6月10日に四国地方で気象庁一元化震源に1147回の深部低周波地震が記録されました。2018年3月22日から西南日本プレート境界深部低周波地震にMatched Filter法が採用されて以来の日最多記録です。これまでの最多記録は2020年7月31日の562回でした (図1)
なお、6月11日には952回、12日には760回の深部低周波地震が記録されています
震源は愛媛県の中央、そこから豊後水道方向に移動した(図2)
防災科研 愛媛県 宇和観測点連続波形で6月15日7時台から6月15日22時台まで断続的に深部低周波微動の発生時間が長く、振幅が大きい時間帯が見られましたが、16日0時台以降は急速に減衰して目視ではノイズレベルの状態が19日も震源の範囲が拡大し継続しています(図2、図3)

http://h-shioi.la.coocan.jp/Earthquake/ShioiNote_2025.htm#JE_LF-Shikoku

元データは気象庁で、グラフ作成は塩井宏幸さんです
下図右の右端が2025年6 月10日です

図1

四国の深部低周波地震ESSの震源

2020年6月10日から19日までの震源分布図からGIFを作りました

もとデータは広島大学作成

図2

防災科研 愛媛県 宇和観測点連続波形 深部低周波微動の活動 2025.6.15

図3. https://www.hinet.bosai.go.jp/strace/view.php?orgid=01&netid=01&stcd=N.UWAH&tm=2025061507&comp=U&pv=1H&LANG=ja

「ひずみ」について

GNSS連続観測によると、最近1年間の九州では2024年8月8日に発生した日向灘の地震、2025年1月13日に発生した日向灘の地震、2025年4月2日に発生した大隅半島東方沖の地震の影響によるひずみが見られる
247回地震予知連絡会

以上です

一定の準備をして疲れすぎないこと、でしょうか
ゆっくりお休みください

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