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現在タブネオスを服用されている患者さんへ

現在、顕微鏡的多発血管炎(MPA)または多発血管炎性肉芽腫症(GPA)でタブネオスを服用されている患者さんへの臨時記事です

現在タブネオスを服用されている場合、次回の受診日(通常は現在、最大でも2週間に1回と定められています)を待つ間に、ご自身またはご家族が確認すべき極めて重要なポイントは「体調の微細な変化(初期症状)」「服薬ルールの厳守」の2点です

1. 毎日確認すべき「危険なサイン」(自覚症状のチェック)

タブネオスによる肝障害やVBDSは、飲み始めてから3ヶ月以内(特に1〜2ヶ月の間)に急速に進行する特徴があります。以下の症状が1つでも当てはまる場合は、次回の受診日を待たずに、ただちに処方医(または病院の緊急窓口)へ連絡してください

  • 皮膚や目(黄疸のチェック)

    • 鏡を見て、白目の部分が黄色っぽくなっていないか?

    • 手のひらや全身の皮膚が黄色くなっていないか?

  • 尿と便の色(排泄物のチェック)

    • 尿の色が、いつもより明らかに濃い「ウーロン茶」「紅茶」「コーラ」のような茶褐色になっていないか?

    • 便の色が、いつもより白っぽく(粘土のよう)なっていないか?

  • 皮膚のかゆみ

    • 蚊に刺されたわけでもないのに、全身に激しいかゆみが持続していないか?

  • 消化器と全身の症状

    • 急に強いだるさ(倦怠感)や疲労感が出て、起き上がるのが辛くないか?

    • 食欲が急になくなる、吐き気や嘔吐が続いていないか?

    • みぞおちや、右側の肋骨の下あたりに鈍い痛みや不快感がないか?

2. 次回の受診日までに守るべき行動(服薬・生活ルール)

  • 絶対に自己判断で中止・減量をしない

  • 副作用への不安から、勝手に薬を飲むのをやめたり、1日の回数を減らしたりすることは絶対に避けてください。ANCA関連血管炎が急激に悪化(再燃)し、腎不全や肺出血など命に関わる事態を招きます

  • 他の新しい薬(市販薬・サプリ含む)を勝手に飲まない

    • タブネオスは肝臓の酵素(CYP3A4)で代謝されるため、他の薬との飲み合わせで血中濃度が跳ね上がり、副作用リスクが高まる恐れがあります。風邪薬やサプリメントであっても、事前に主治医に確認してください

  • 次回の受診日(採血日)を絶対にずらさない

    • 現在、安全管理措置として「少なくとも2週間に1回の頻回な採血」が義務付けられています。「体調が良いから」「忙しいから」と受診を先延ばしにすることは極めて危険です

💡 病院に連絡する・受診する際のアドバイス

もし上記の症状が少しでもあり、病院に連絡をされる場合は、電話口で「難病の治療で『タブネオス』という薬を飲んでおり、ブルーレターに出ている肝障害の初期症状の可能性がある」と明確に伝えてください。医療機関側も迅速に対応(当日の緊急採血など)をしてくれます

*noteマネー的コメント:株式市場操作によって、ChemoCentryx社がタブネオスの有効性を示した治験結果が不正に有効性ありと偽装されていたことがほとんど偶然に発覚しました。アムジェン社が37億ドルでChemoCentryx社を買収する前に米国FDAがタブネオスを承認していますから、そもそも米国FDAが偽装を見抜けなかったということです

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