臨時:南海トラフ地震_8月17日の日向灘の地震について
こんばんは。
2025年08月17日 06時13分頃 に日向灘でマグニチュード5.8の地震がありました (図1)

速報値では、北緯32.0度、東経131.9度、深さはごく浅い、大きさはM5.8 で
セントロイドでは、北緯32度07.2分、東経131度55.2分、深さは15km、大きさはMw5.6 です
場所は南海トラフ地震の警報が出された 2024年8月8日のM7.1 の震源よりも少し北東にずれています (表1)

発震機構解は下半球等積投影で横ずれ成分を含む正断層型です (図2)

正断層型地震は、地盤が左右に引っ張られる力によって、断層面を境に上側の地盤が下方向にずり下がることで発生する地震です

参考:国土地理院の地殻変動表示サイトは最新verで2025/7/05~7/19 と2025/6/04~6/18の比較なのでまだ参考になりませんが、日本は全体的に国土下降トレンドが続いています (下図)

震源の深さは、気象庁の速報値でごく浅い、気象庁のセントロイド値で深さ15km、Volcano discovery で深さ10km (図4)、イタリア国立地球物理学火山学研究所で深さ32km (図5) です 深さが重要なのですが、もっと深い震源を示すサイトを発見できません ←発見したので訂正しました


https://terremoti.ingv.it/event/43773452
この地震が起こる前の地震群を灰色にプロットすると、フィリピン海プレートと大陸プレートの境界線がグレーの幅広いライン状に見える
この地震の余震を赤くプロットすると境界線に沿っていない (図5)
従って「境界そのものがズレる地震ではない」可能性が高い
従って「境界そのものがズレる地震」による南海トラフ地震とは直接の関連性が低いと考えられる。特に震源の深さをイタリア国立地球物理学火山学研究所による深さ32kmの数値を採用すると、このあたりのフィリピン海プレートの深さとなりスラブ内地震である
正確な解析は地震調査委員会による評価をお待ちください

地震調査委員会による2025年7月の地震活動の評価は、「南海トラフ大規模地震の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されない。」でした
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以上です
必要なのは、地震について備えつつ暗い気持ちにならずに平常心を保つという武士道でしょうか
暑い日が続く地域の皆さまはご自愛ください
