赤と緑の再会 ―― そして、シャアという名の共通言語 『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』×東洋水産 コラボ限定パッケージ発売
■ 湯気の向こうに立つ、あの男。

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』を劇場で観た。
本編もAmazonプライムで最後まで見届けた。
シリーズがどれだけ進化しようと、ガンダムという作品の根底には“人間の心の交わり”が流れている――それを確かめたかったのだ。
そして今回、その「ジークアクス」が東洋水産の「赤いきつね」「緑のたぬき」と手を組んだ。
題して「シャア専用 赤いきつねうどん」「シャリア専用 緑のたぬき天そば」。
11月17日より数量限定で発売されるという。
赤と緑、湯気と香り、その向こうに、かつてのニュータイプたちが静かに微笑んでいる気がした。
■ シャアは知っている。でも、シャリア・ブルは――。

シャア・アズナブル。
一定年齢以上の人なら、説明不要の名だろう。
赤い彗星、仮面の男、アムロの宿敵。
だが「シャリア・ブル」と聞いて、顔が浮かぶ人はどれほどいるだろう。
彼は『機動戦士ガンダム』本編の中盤にだけ登場するニュータイプ。
アムロとシャアの狭間で、わずかな時間だけ光を放った男だ。
その短い登場にもかかわらず、印象に残るのは“理解されることの孤独”を象徴する存在だったからだろう。
今回、彼が“緑のたぬき”を背負って再登場するとは――誰が予想しただろう。
■ 赤いきつねと、緑のたぬきの“共鳴”

「シャア専用 赤いきつねうどん」は、コシのある太めのうどん。
東日本版はかつおとこんぶ、西日本版は雑節と煮干しの淡口仕立て。
そして付属は“赤い一味唐辛子”。
まさに、戦場を赤く染めた男の辛口な人生そのものだ。
一方の「シャリア専用 緑のたぬき天そば」は、なめらかで弾力のあるそばに、あおさふりかけの香り。
宗田かつお節と昆布のだしが心を落ち着かせる。
こちらは、ニュータイプの哀しみを静かに包む優しさの味。
二つのパッケージを並べると「M.A.V.」の文字が浮かぶ。
機械でも戦争でもない、“味覚の共鳴”のサインだ。
■ そして思い出す、「水星の魔女」のコラボ。

ふと、思い出した。
「そういえば、『水星の魔女』でも赤いきつねと緑のたぬき、コラボしてたな」と。
あちらは若い世代に向けたフレッシュな取り合わせ。
だが、今回の“シャアとシャリア”は、もっと渋い。
どこか懐かしい宇宙のにおいがする。
シャアという名は、時代を越えた共通言語なのだと改めて思う。
■ 湯気の中に、ニュータイプの記憶が蘇る。
お湯を注ぎ、3分待つ。
その短い時間に、人は過去と対話する。
赤い一味をふりかけながら、ふと想う。
「シャア、あなたにも見えるはずだ。人の心が――」
カップ麺という日常の中で、ガンダムという神話が静かに息をしている。
赤と緑の二つの湯気が、キッチンの中でゆるやかに混ざり合う。
それだけで、少しだけ宇宙が近くなった気がした。
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