20年ぶりの日本での生活
はじめまして、50代主婦どるままです。
夫の仕事の関係で、20年ぶりに日本で暮らすことになりました。
「子育てがひと段落したら、いつか日本でのんびり暮らしたい」
ずっとそう願っていたので、帰国が決まった時は嬉しかったです。
でも何から始めればいいの?
そして一番の問題は、猫2匹をどうやって連れて行くの?
まずは夫のビザ問題
外国人が長期で日本に住むにはビザが必要です。
私たちはまず日本へ飛び、地元の入国管理局で「在留資格認定証明書」の申請をしました。
結婚して25年。それでも、国に対して「私たちは本当に結婚している夫婦です」と証明しなければなりません。
出会ったきっかけ、結婚式のこと、いつどの国へ渡航したのか……。
古いパスポートのスタンプを一つひとつ確認しながら日付を書き出し、結婚式や子どもたちの写真を添えて提出しました。少し不思議な気持ちでした。25年の家族の歴史を、数枚の紙に凝縮していく作業。
「いろいろあったなぁ」と、思わぬところで人生を振り返る時間になりました。
無事に在留資格認定証明書が下り、次は家探しへ。
猫2匹OK物件の壁
ところが、ここで大きな壁にぶつかりました。
猫2匹可の物件がなかなか見つからないのです。
日本のペット事情がこんなに難しいなんて思わなかった。
(不動産屋編はまた別で書こうと思います)
なんとか1軒、理解あるオーナーさんに出会い、無事に契約。
お布団だけを買い込み、とりあえずの拠点を確保しました。
海外に戻り、最後の準備
私は荷造りと猫たちの渡日準備のため、一度オーストラリアへ戻りました。
夫は韓国の日本大使館でビザを申請。
5日ほどで無事取得し、一足先に日本で働き始めました。
21年の海外生活。家具、家電、洋服……とにかく物が多い!
「日本へ持っていくもの」と「オーストラリアに残る子どもが使うもの」の仕分け。
昔は引っ越しが得意だったはずなのに、なかなかやる気が出ません。
それもそのはず、連日出掛けていたのです。
でも、家族や友達と過ごす時間は、何にも代えがたい「プレシャスタイム」。
大自然の中を散歩したり、ランチにディナーと最後まで悔いなく、全力で遊びました。
猫の引っ越し
まず動物専門の引っ越し業者さんを選びます。
その後動物病院での健康チェックと予防接種を済ませ書類を揃え提出します。
飛行機も予約します。
出発1週間前、大きなクレートが届きました。
「慣らしておいてください」と言われたけれど、猫たちは怖がって一向に入らないまま渡日の日を迎えました。
オーストラリアは入国こそ厳しいですが、出国は比較的スムーズでした。
動物専用貨物室のあるカンタス航空で日本へ。
夫が日本でペットタクシーを手配して迎えに行き、猫たちは無事に入国。
ただ、よほど怖かったのか、到着から3〜4日間は家の隅に隠れて出てこなかったそうです。
怖い思いをさせてごめんね。
私はその1週間後、スーツケース3個を抱えて日本へ降り立ちました。

