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中山グランドジャンプのプレビュー 〜時代の節目となるレース〜

今年の中山グランドジャンプには、強力且つ魅力的な新興勢力が出現し、絶対王者に挑むという構図になりました。

◆ 現在のジャンプ界
(1) 絶対王者の存在
エコロデュエルが昨年の春秋ジャンプG1を連勝し、絶対王者に就きました。

春も秋も彼の勝ちっぷりは圧倒的で、エコロデュエル王朝が確立された印象です。

(2) 常連の高い壁
最近のジャンプ界の特徴として、2023年末の中山大障害以降、ジャンプG1の上位入着馬の顔ぶれが固定的であることが挙げられます。

特に、エコロデュエル(直近5回連続でジャンプG1出走)、ネビーイーム(直近5回のジャンプG1のうち4回出走)、ジューンベロシティ(直近6回連続でジャンプG1出走)の3頭は、これまで他を寄せ付けない強さとタフさを誇ってきた常連です。

今回も、絶対王者エコロデュエルと、昨年のG1は共に2着だったNo.2のネビーイームが参戦します。

一方で、推し馬でもあるジューンベロシティがいないことに、寂しさを覚えています。

◆ 新興勢力
今回、G1初挑戦となる以下の3頭が、エコロデュエルに挑戦状を叩きつけました。

・ サンデイビス(8歳牡) 「復活」
2024年の京都ハイジャンプで、重賞初挑戦初優勝を遂げるも、浅屈腱炎を発症しました。

昨年末の平場競走で復帰し、足慣らしをした後、2月の小倉ジャンプSで復活の大勝利を挙げました。

・ ディナースタ(7歳牡) 「着実に成長」
平地でもオープンクラスまで上がりました。
2025年初から障害に転向、これまで8戦 4勝2着 4回と、着実に成長してきました。

前走の阪神スプリングジャンプでは、遂に重賞初優勝を挙げました。

・ ホウオウプロサンゲ(5歳牡) 「大器」
セレクトセールで4.5億円という高値で落札され、デビュー前から注目を浴びていました。

平地でも皐月賞に出走し、オープンクラスまで上がりましたが、今年からジャンプ界に転じました。
すると、2戦2勝。しかも、勝ちっぷりが良く、いまやジャンプ界最大の注目馬です。

◆ 現役G1馬
現役G1馬は、エコロデュエル以外に2頭いますが、いずれも今回出走回避となりました。

マイネルグロン(8歳牡)
2023年の中山大障害を圧勝し、当時絶対王者に就いたと思わせました。

しかし、深屈腱炎を起こし休みに入ります。その後一度は復帰するも、今度は浅屈腱炎を発症し、再び長期休養に入っています。

イロゴトシ(9歳牡)
2023年と2024年の中山GJを連覇しましたが、深屈腱炎を発症し、それ以降2年間休養が続いています。

九州産馬として、JRAのG1を初優勝した名ジャンバーの復活を願っているファンが未だ多くいます。

◆ 最後に
改めて年初の投稿を見ると、新興勢力の台頭を全く予期していません。
私の想定よりも早く、時代の針が一気に進んだようです。
というか、私の目は節穴です。

レースが終わった時に、「やっぱり絶対王者は強い」とか、「常連の壁は高いなぁ」と思うのか、はたまた「景色が変わった」と驚くのか、予想ができません。

今回の中山GJは、時代の節目となるレースになりそうです。


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