ラジオNIKKEI賞の結果 ~コースレコードでの快勝~
サノノグレーターが28年ぶりにコースレコードを更新する好時計で、重賞初勝利をマークしました。
2着と3着は、先行策から粘ったディールメーカーとリッツパーティーが入りました。
先行馬が逃げ粘る展開の中、コースレコードで差し切り勝ちしたサノノグレーターの強さが際立ちました。
◆ レース前
1番人気はサノノグレーターの5.4倍。単勝1ケタ人気が5頭もいる混戦の様相でした。
◆ レース展開
比較的揃ったスタートからスッと先頭に立ったのは、ディールメーカーでした。
高杉騎手はハナを切ることを決めていたように見えました。
その後を3頭ほどが追いかけますが、向う正面に入るところでは、リッツパーティーが2番手となり、隊列が落ち着きます。
最初の1000mは59.0秒と、福島競馬場という舞台を考えれば、速いという感じはしません。
そのような展開の中、サノノグレーターは中団やや後ろ目の外側を悠然と進んでいます。
直線に向いても、ディールメーカーとリッツパーティーの脚色は衰えず、このまま「行った、行った」の結果になるかもと思いました。
そのとき馬場の外側をサノノグレーターが一1頭だけ、他とは違う鋭い末脚で猛追してきます。
ゴール前50mくらいで、並ぶ間もなく一気にぶっちぎりました。
◆ 田辺騎手
地元福島出身の田辺騎手。昨年9月の落馬事故で「かかとの粉砕骨折」を負い、その際に埋めたプレートを除去するための手術を受け、今週から4週間ぶりに復帰したばかりです。
その復帰戦を見事に飾りました。「馬は大丈夫だけど、人間はギリギリ」とにこやかにコメントしていました。
1着 サノノグレーター
サノノグレーターは2歳の12月、1勝クラスの葉牡丹賞でレコード勝ちを収めており、昨日でレコード勝ちは2度目です。
競馬は走破タイムで競うものではありませんが、それでも速い時計で走れることは能力の高さを表わしています。
昨日はレベルの違う走りを見せており、今後の活躍に期待をします。
父のグレーターロンドンにとっては、4年ぶりの産駒の重賞優勝でした。
2着 ディールメーカー
前走のニュージーランドトロフィーでは、4着と好走しています。
NHKマイルC馬ロデオドライブとも0.3秒の僅差でした。
昨日もしぶとく粘りました。
3着 リッツパーティー
前走1勝クラスを勝ち上がったばかり、昨日で僅か4戦目でした。しかし、2番人気に推されていました。
直線では後続に抜かれそうで抜かれず、最後まで3着をキープしました。
横山武騎手によると、未だ成長途上とのこと、今後に期待です。
