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推し馬 ドンフランキー 〜スピード抜群の超大型馬〜

今日はJRA史上最も重い重賞勝ち馬(594kg)のドンフランキー(2019年生 牡)を紹介します。

◆ ダート3強の一角
彼は、同期のリメイク(5歳牡)、NARの雄イグナイターと共に、2022年以降、ダートスプリント3強を形成しています。
2024年春のドバイGSでは全体の2着、日本馬最先着を果たしました。

◆ 2歳〜3歳時
彼は2歳6月のデビュー戦時の段階で、既に576kgの超大型馬でした。そして、大型馬ゆえに、本格化するまでの時間がかかっています。

若駒時代は、素質だけで走っている「ネクストスター」という印象でした。一方、必ずスターになれる逸材というイメージもありました。
この頃は未だ本気で走っていなかったのかもしれません。

◆ 4歳時
4歳になっていよいよ身が入ってきます。特に、既に海外遠征を重ねるなど世代トップスプリンターのリメイクの追撃を凌いだプロキオンSや、レコードタイムで逃げ切った東京盃は、彼の能力の高さを証明したレースでした。

東京盃の後、どのレースを選択するのか楽しみだったのですが、年内休養が発表されました。さらに骨折も起こしてしまい、暫くお休みとなりました。

◆ 5歳時
初の海外遠征となったドバイGSでは、粘って2着にはいりました。ただし、その走りっぷりを見たら、まだまだ本格化はこれからだと思いました。

関係者もいよいよ今秋に本格化を迎えると考えられているのか、クラスターCの後は米国遠征し、ブリーダーズカップ・スプリント(BCスプリント)に挑む計画です。BCスプリントへの日本馬の参戦は、2021年のマテラスカイ以来、3年ぶりです。

◆ 彼への期待
私見ですが、彼が本格化すれば、最強のダートスプリンターだと思っています。
基本の脚質は逃げですが、好位で折り合うこともできそうです。スピード勝負で体力を削るような勝負が主流の米国競馬でも、対応できると思っており、BCスプリントがとても楽しみです。

因みに、母のウィーミスフランキーはG1を2勝した米国馬です。
しかし、BCジュベナイルフィリーズは2着でした。母の夢を果たすことができれば、最高の親孝行でしょう。

◆ 6歳時 【2025年2月2日追記】
BCスプリントは9着に敗れました。米国競馬への対応には、レース展開などへの慣れも必要なのかもしれません。年明けは根岸Sから始動し、中東遠征を予定しています。

【2025年10月25日追記】
根岸Sは13着に敗れた後、長期休養に入りました。復帰戦はJBCスプリントです。
実は、彼がJBCスプリントに出走するのは初めてです。

【2025年11月5日追記】
初めての挑戦となったJBCスプリント。
ダイエットに成功して、24年2月以来の500kg台となる、596kgでファンの前に姿を見せました。

ただし、レースは終始馬群の中から抜け出せず、10着で終わりました。

振り返ると、多くのファンに別れを告げるために走った気がします。
彼のファンもよく分かっていて、単勝は2番人気に推されていました。

◆ 彼の本質
最後に、ドンフランキーの本質を伝える話を、いくつか紹介します。
彼は食欲旺盛(すぎ)で、ヘドパンして食事を催促しています。そりゃ大きくもなります。

身体は人一倍(馬一倍?)大きいのですが、内面は超が付く臆病者です。
他の馬を怖がって、レースが終わるとそそくさと最初に検量室に帰ります。

なので、「ビビり逃げ」とも呼ばれる逃げ脚質です。

つまり、彼は典型的な「気は優しくて力持ち」タイプのナイスガイです。
ファンはそんな彼のことが大好きです。

【25年12月31日追記】
予感はしていたのですが、JBCスプリントがラストランになりました。
6歳まで現役を続けましたが、最後まで未完の大器だったような気がします。

超大型で気の優しい彼の産駒は、どんな仔どもたちなのか。
彼の仔どものデビューが待ち遠しいです。

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