東海ステークスの結果 ~4歳勢の躍進か~
単勝人気は、上位7頭のうち6頭が4歳馬となった東海S。終わってみたら、1~3着までを4歳馬が独占しました。
勝ったのはマテンロウコマンド、2着はメイショウハチロー、3着はドンインザムードでした。
この3頭はいずれも前走を勝利しており、4歳春に成長してきている感があります。
今秋のダート戦線での活躍を期待します。
◆ レース展開
(1) スタート
最高のスタートを切ったのは、大外14番枠のマテンロウコマンドです。
彼は内側の様子を伺いながら、先に行きたい馬を追いかけませんでした。
この絶好のスタートダッシュが勝因だと思います。
前走の黒船賞の後、松山騎手が厩舎によるスタート練習が奏功したことを勝因にあげていましたが、昨日のスタートも出走メンバーの中で一番でした。
さて、レース展開に話を戻します。最初にハナを奪ったのは内側から二の脚を使ったドンインザムードです。
それをメイショウハチローが外側からかわして、3コーナー手前では先頭に立ちました。
ドンインザムードが引いたので、激しい先頭争いにはなりませんでした。
そのおかげもあってか、先行した3頭が1~3着に入った形となりました。
(2) 直線
メイショウハチローが先頭で直線に向きます。
そこから追い比べとなったのですが、最初に失速したのがドンインザムードでした。
マテンロウコマンドは確りした脚取りで、一歩ずつメイショウハチローに追いついていき、最後は3/4馬身突き放して、一騎打ちを制しました。
1着 マテンロウコマンド(4歳牡)
昨日を含む6勝はすべて1400mという、1400mのスペシャリストです。
昨秋の武蔵野S、早春の根岸Sで2桁着順と大敗を喫したこともあって、前走の黒船賞では5番人気、昨日も7番人気と、地味な扱いを受けていました。
それでも、着実に力を付けてきており、前走の黒船賞に続いての重賞連勝、通算で3つ目の重賞タイトルを獲得しました。
また、マテンロウコマンドにとっては初めてのJRA重賞勝利です。
松山騎手も「どうしても中央の馬場だとしんどいと思っていましたけど、今日は中央の馬場で勝てて嬉しいです」とコメントしています。
2着 メイショウハチロー(4歳牡)
2歳8月にデビューしてから、最初の7戦で1勝しかあげられませんでした。
ところが、昨夏から昨日までで6戦3勝2着3回と、急成長を遂げています。
前走の3勝クラスの特別戦も、昨日の重賞初挑戦も、なかなかしぶとく粘りました。
メイショウハリオが昨秋に引退してから空位だった、メイショウ軍団のダートチームの総大将候補です。
3着 ドンインザムード(4歳牡)
2連勝で挑み、1番人気に推された昨日は、直線でバテてしまい3着に終わりました。重賞2勝目は次走以降に持ち越しです。
それでも、デビュー時504㎏だった馬体重は、昨日は540㎏で増量しており、その姿は超一流馬の雰囲気を出していました。
昨日は敗れましたが、今後の活躍が期待されます。
今野調教師によると「いつもより左へのもたれが強かったようです。いい時のように進んでいきませんでした。パサパサのダートも合わなかったようです」とコメントしていました。
10着 ダノンフィーゴ(4歳牡)
昨日は中団にポジションをとるも、直線では馬群から抜け出せませんでした。
川田騎手によると、「明らかに熱中症でした」とのコメントがありました。敗因は明らかなようです。
なお、4連勝で昨日重賞初挑戦したドラゴンテイラーも、坂井騎手によると、「暑さの影響でしょうか。全く進みが無かったです」とコメントしています。
やっぱり、暑さが厳しいです。
◆ 最後に
今年のJBCスプリントは1400mです。上記の各馬は収得賞金を増して、JBCスプリントに挑みたいと考えています。
8~10月の1200m、1400m、1600mの重賞などが盛り上がりそうです。
