福島牝馬Sの結果 ~ニューヒロインの誕生~
重賞初挑戦ながら、1番人気に推されたアドマイヤマツリが、重賞初優勝を果たしました。しかも、後続に2馬身の差を付けた快勝です。
これまでの実績では1800mから2000mを主戦場としており、優先出走権を獲得したヴィクトリアマイルに進むか不明ですが、少なくとも今後の活躍が楽しみなニューヒロインであることは間違いありません。
◆ レース展開
好スタートからアマイが逃げると思いきや、ここ数戦後方待機で成績を残せなかったアスコルティアーモが、昨日は大外からダッシュを付けて果敢にハナを奪いました。
最内の1番枠だったアドマイヤマツリは6番手で1コーナーを回りました。ゴチャゴチャしかねない1コーナーをスムーズに回れ、好位置を確保できたのが、振り返ると大きな勝因だったと思います。田辺騎手の技が光りました。
道中は2番人気のホーエリートがピッタリと外に付けていたので、嫌な感じもありましたが、4コーナー手前でアドマイヤマツリが馬なりで上がっていくのに対し、ホーエリートは失速していきました。
外にあった蓋もなくなり、直線入口で3番手に上がると、目の前にはヴィクトリーロードが広がっていました。
あとは、気持ちよく残り200mあたりでGoサインがでると、突き抜けるだけでした。
後方からフェアエールイングとフィールシンパシーが身体を合わせて伸びてきましたが、2着と3着でした。
彼女らの走りっぷりも素晴らしかった分、アドマイヤマツリの能力の高さを感じました。
◆ 田辺騎手
アドマイヤマツリの鞍上を任された田辺騎手は福島県の出身です。昨日の勝利によって、地元福島開催の4つの重賞の完全制覇が達成されました。
レース後のインタビューでも故郷に錦を飾れたことを嬉しそうに語っていました。思い出にも残る、美しい勝利でした。
◆ アドマイヤマツリ(4歳牝)
彼女は2歳の12月のデビュー戦は7着、その後の未勝利戦も2戦連続で2着と、なかなか勝ち切れませんでした。
短い休養を挟んだ6月の未勝利戦に勝利すると、その後は昨日までで6戦5勝2着1回と、一気に素質が開花しました。
冒頭にも書きましたが、2000m前後が適距離のような気もしますし、2月から毎月出走して疲れもたまっているだろう中、ヴィクトリアマイルで初めてマイルに挑戦するのか、どんな決断を下すのか注目です。
とはいえ、まずは関係者の皆様、おめでとうございます。
