推し馬 テンカジョウ 〜キレッキレッの末脚〜
今日は鋭い末脚が魅力のテンカジョウ(2021年生 牝)を紹介します。
◆ 彼女の魅力
彼女の最大の魅力は、キレッキレッの末脚です。どのレースでも直線、後方から鋭く突っ込んできます。
彼女の末脚は、一見の価値があります。
◆ 対照的なライバル
同級生に、2024年のJBCレディスクラシックチャンピオンのアンモシエラという素晴らしいライバルがいます。
脚質は好対照で、アンモシエラが先行馬なのに対し、テンカジョウは末脚勝負です。
彼女らが、これからのレディスダート界を牽引していって欲しい、ニュースターです。
◆ 3歳時
3歳の2月にデビューしますが、当時は16頭立ての13番人気と、低評価でした。しかし、直線で鋭い末脚を披露し、デビュー戦勝利を収めます。
2戦目こそ敗れましたが、その後は2連勝して9月末のマリーンカップに出走。アンモシエラとの初対戦です。
豪脚一閃、鮮やかに差し切り重賞初挑戦で、初勝利を収めました。
最後の600mは、他馬が41秒以上だったのに対し、彼女は39.7秒とレベルの違う速さでした。
私が彼女のレースを見たのはその時が初めてでしたが、素直に魅了されました。
次走は優先出走権を獲得したJBCレディスクラシック。3着と大健闘でしたが、勝ったのはアンモシエラ。ライバルに敗れました。
◆ 4歳時
年明け初戦で、1つ年上の絶対女王オーサムリザルトに挑むも、アンモシエラにも1馬身遅れた3着でした。
続く兵庫女王盃では、ラストランだった先輩アーテルアストレアをかわして、重賞2勝目を上げます。
これから、ライバルたちと争いながら、一つずつ星を上げていくことを楽しみにしています。
【26年1月29日 追記】
エンプレス杯で遂にオーサムリザルトにアタマ差、アンモシエラに4馬身の差を付けて勝利します。小回りの川崎競馬場の特性を理解し、いつもは見せない早仕掛けからの快勝劇でした。
重賞2連勝でレディスダート界のトップに就いたと思いました。しかし、その後の2つの重賞で惜敗が続きました。
そして、迎えたJBCレディスクラシック。アンモシエラの会心の逃走劇をかわせず、再び2着に敗れました。
アンモシエラはJBCレディスクラシックを最後に電撃的に引退したので、これが好敵手とのラストファイトになりました。2頭の対決は合計7回、テンカジョウの4勝3敗とほぼ互角の結果でした。
2026年は同期の永遠のライバルがいないシーズンです。装鞍所やパドックで「あれっ、アンモシエラがいないなぁ」と思うのでしょうか。
【26年6月28日 追記】
ここ数年戦ってきたライバルたちが引退し、レディスダート界を1頭で背負った感のあるテンカジョウ。
始動戦にはクイーン賞を選びました。
多くの後輩たちも参戦したレースで、貫録を見せて2着に2.5馬身差をつける快勝劇を演じました。
レース名の通り、「クイーンはわたしよ」と言わんばかりの勝利でした。
次走には牡馬一流馬が集まる川崎記念を選択。
ここでは苦戦を強いられました。
そして、上半期の最終戦として、春のダート女王決定戦、エンプレス杯に進みました。
ここで、1つ年下のメモリアカフェにクイーン賞のリベンジをされて2着となりました。
牡馬牝馬にかかわらず、年下に先着されたのは初めてです。
好敵手が生まれたのかもしれません。
