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風の森の雑記帳 その11

星空に拡がる声


夏の夜明け前の森は、現実と物語の境目がゆるむ。

新聞配達中の7月27日午前3時半、まだ夜明け前。
曇っていた空が晴れてきて、西に大きな十字架(白鳥座)が落ちていく。北東のカシオペアからペルセウスの逆ラムダを伸ばすとプレアデス(昴)。天頂には大ペガサスの四角形。完全に秋の星座になりました。

そんな星空を眺めていると、後ろからA音のヒューイ、ヒューイ。ちょっとの間の後、今度はB♭のヒー、ヒー。

久しぶりの鵺(トラツグミ)の声。
悲しげな声だが美しい。鳴きあいは雌雄の呼び合いか?

*余談
今朝は、トラツグミの声を録音しようと勇んで出かけたのですが、曇天のせいか全く聞こえませんでした。HAL2によれば、トラツグミは星空の下で囀ることが多いそうです。一昨日の朝のトラツグミは、私と同じプレアデスを眺めて囀っていたのでしょうか。なんだか嬉しくなります。

これから妖怪たちの季節本番。家の猫又たちは何してるだろう。
猫又ルドルフは段ボール箱で遊んでいるか?
怖い奥さまの友達のカッパ君は猛暑の夏をやり過ごせるだろうか?

*見出し写真は、6月の夜明け前の空。トラツグミの写真は見つからなかったので代わりに。

生前のルドルフ。りんごの箱が大好きでした

風の森のニャロ

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