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僕なりの 【イコライザー THE FINAL】 は 『イニシャライザー』 とか言ってみたりしてね|||シン小説 no.069

いつものように、カフェで紅茶を飲んでいると、ひとりの老婆が話しかけてきた。

「あなたが、マッコールさんかい?」

「そうだ」

どうやら、私のせいで、病院を追われたという。

次に、妙齢の夫人が話しかけてきた。

どうやら、私のせいで、マフィアたちの慰み者になっているという。

そうまでしないと、子供たちを養えない、と。

次に、少年が話しかけてきた。

いじめられ、あげく、学校を辞めなくてはならなくなった。

次に、少女が話しかけてきた。

美しい少女だった。

真剣に、カラダを売ろうかどうか、悩んでいる、と。

父の知り合いに、言われたそうだ。

「内臓も、売れるぞ」

祖母の病院代を。

殴られて帰ってくる母のために。

兄を、また学校へ。

そんな話だった。

私は、その父とやらを、憶えていなかった。

どうやって、殺したかも。

彼らの話す内容から、推測した。

どうやら、ドアの前に立っていた、下っ端らしい。

いつものように、影から見護りながら、金を送ろう。

そんなことを思いながら、いつものように海辺を歩いていた。

ふいに、目の前に、知らない老人が現れた。

またか。

気がつかないなんて、今日は、どうかしてる。

今度は、なんだろう。

話を聞こうと、足を止めた途端。

撃たれた。

当たりはしたが急所は、外れている。

震えている。
どうやら素人らしい。

すぐにでも反撃。
制圧することなぞ、造作もない。

が、なぜだろう。

それ以上、抵抗する気になれなかった。

さらに、撃たれた。

動かず。
避けず。

すべてを、受け止める。

ふと、静かな海に、私の顔が写っているのが視えた。

笑っていた。







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