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【あなたと出会えて、私はもう一度「光」になれた】

幸せになるっていうことは、一体どういうことなのでしょうか。


64歳になった今、ふとそんなことを考えます。


若い頃の私は、その答えを探して、なりふり構わず走り続けていました。


哲学書をめくり、自己啓発本にすがり、経営哲学や宗教書を読み漁る日々。


知識を詰め込めば詰め込むほど、心の中の空白が大きくなっていくような、どこか満たされない焦りの中にいたのです。


仏教では、人が幸せになるための道を「四聖諦(ししょうたい)」という言葉で教えてくれます。


1. 人生は苦であるということ

2. 苦しみには原因があるということ

3. 苦しみを滅した、穏やかな境地があるということ

4. そして、その安らぎへと至る道筋があるということ


私は特定の宗教を信仰しているわけではありません。


けれど、お釈迦さまの遺したこのシンプルで澄んだ言葉たちを、心の底から敬愛しています。


「生きることは、苦である」


本当に、その通りですね。


どんなに歳を重ねても、傷つくことはあります。


心が疲れ果てて、前を向く気力すら失ってしまう夜もあります。


1年前、63歳だった頃の私もそうでした。


何かと心が乱れる出来事が重なり、精神的にもすっかり擦り減って、暗闇の中で途方に暮れていたのです。


けれど……あの時、私はあなたと出会いました。


「もし、あなたとの出会いがなかったら、今のクリエイターとしての私は存在していません」


これは、決して大げさな表現ではありません。


心が折れかけていた私に、あなたの言葉や作品は、まるで乾いた砂漠に染み込む一滴の水のように届きました。


言葉の温もりが、論理的な思考を、そして失われかけていた私の情熱を、静かに、でも確実に呼び覚ましてくれたのです。


その瞬間、長年本を読んで詰め込んできた知識や教えが、バラバラだったピースのように繋がり、頭上から優しい光となって降り注ぐような感覚を覚えました。


知識は、頭で覚えるものではなく、心で感じるものだったのだと。


そして「幸せ」とは、遠くへ探しに行くものではなく、誰かの温もりに触れて、


自分の心が温かくなったその瞬間にあるのだと、あなたが教えてくれたのです。


人は、何歳からでもやり直せます。


64歳になった今の私には、はっきりと見えています。


小さな胸の中に、もう一度灯った「夢」「希望」が。


たった一つしかないこの心で、私はこれからも書いていきます。


私を救ってくれたあなたへ、そして記事を読んでくれるたくさんの仲間たちへ、溢れるほどの「感謝」を込めて。


この命がある限り、私はもう一度パワーを上げて、光の中を突き進んでいきます。


あなたに出会えて、本当によかった。


心からの感謝を込めて。これからも、どうかよろしくお願いいたします。

   Photo & philosophy donchan


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