【疲労】2025富士ヒルその②ゴール〜帰宅編【困憊】
扉画像を改めてよく見たら最高速が完全にバグってるwww😂そんな出るわけネーヨ!
スタート
見送ってくれたS■T●さんに挨拶をして、ゆるりとゲートを通過。胎内交差点までの1.3kmでうまい具合にアップをしたい。
前の方はササーッと行ってしまった。たぶんシルバー狙い辺りの人たちだろう。無理に追う事はせず、落ち着いていこう。
交差点を左折。すぐ近くにスタートラインが見えた。ガーミンをスタート。ここから料金所まではいきなりの激坂だから、踏み過ぎてはいけない、と聞いてはいたものの、Duathlonでもファーストアタックはクセになっていて、どうしても踏んでしまう。
30秒300Wぐらい出ていた模様。料金所のところでちょっと緩めて、240W(4倍弱)を目安に頑張ることにする。
このウェーブだとそんな踏み方してる人は極少数派で、前からどんどんライダーが降ってくるような状態になり、脚の合う人とガシガシ進む。ちょうどいい感じの人にツキイチしてたら「肘クイ」をやられてしまった!!
マズイ・・・こんな人を引っ張れる実力じゃないんだが・・・ええいママよ!行くしかない!!前に出た。
そのまましばらく(体感5分ぐらいだが、実際はたぶん1分がいいとこ)250Wぐらいでゴリゴリ踏んで、たちまちToast(笑)「ごめん、もうダメ!ちょっと無理があった」と告げて先に行ってもらう。
ここでまだたった5分しか経ってないことに気づき絶望的な気分になる。
次の5分は、220W~240Wぐらいを行ったり来たりを必死で耐える感じ。だがもう無理そうな気配がプンプンと漂ってくる。
この辺で、ふとガーミンを見て気づく「心拍数が、出とらん・・・😨」なぜだ、センサーはちゃんと充電してきたし、今朝もちゃんと計測できてたのに!!腕バンドのところをモソモソしてみたが、ダメだった。
しょうがない。出ないものは出ない。心拍を気にするのはやめた(結局、その後レース中は出なくて、戻ってきて駐車場に帰る時にははまた出てた。何なん?)。あとはもうパワーだけ見て走る。
そうこうしていると、先頭の下山隊がやってきた。早い・・・そしてすごい集団で下ってくる。誰か居るかな?・・・何人かJETTジャージを目撃したけど、誰かまでは判別できなかった。
1合目あたりにたどり着いたころにはもうヘタレていて、200W前後キープで精いっぱい。これはヤバい・・・
4キロ過ぎたあたりから、いつもの距離カウント割り算を始める。「6分の1過ぎた!あとこれを5回」5キロ「あとこれを4回と4キロ」6キロ「4分の1過ぎた!あとこれを3回」といった具合。
時折、後ろから猛然と追い上げてくる人がいるので、ちょっとだけツキイチさせてもらう。もちろん全くキープできなくてたちまち千切れるが、その間だけでもペースアップできるので何もしないより良い。
また、ZwiftのDuathlonで散々練習した「緩斜面で脚を緩めない」ことを徹底したおかげで、斜度が緩む度に周りをぶち抜いていく感じになる。
まだこのあたりでは全体平均225W(3.63倍)ぐらいを維持していた。が、この区間5分平均は212W。じりじりとアベレージは落ちていく。まぁ、予想の範囲内だし、しょうがない。
それにしても抜いても抜いても延々とライダーの車列が続く。どこまで行っても列が途切れない。まったくとんでもない大会だぜ・・・
どこだかで後ろから「右行きます!ゴールドです!」という声とともに二人組がGou Gouと抜いて行った。すごい速さ・・・あれが5倍トレインってやつか・・・当然ツキイチのツの字もできない。さようなら。
6キロから8キロあたりにかけて(場所の目安を全然知らない)5分平均216Wと、少しだけ盛り返した。
ギアは最初のキツイところで25丁に入れて以降、25~23~21丁あたりを行ったり来たりで、結局アウターローの28丁は使わず仕舞いだった。ひどい低ケイデンスである。
その後は10キロあたりにかけて30秒くらい240W付近で頑張って、200W付近までしばらくタレる、というのを繰り返していた。平均では214Wと出ている。
そこからまた謎の盛り返しを見せて、13キロ近くまで8分平均が227Wになるまで頑張っていた。ここまで来ると残り半分を切って「ヨシ!ヨーシ!!」と気合いが入ってくる。
確か前半で見送った選手が、上の方からじわじわと落ちてきた。彼のゼッケンにはシルバー狙いの数字が書いてあったと思うのだが、ここまで落ちてきたらもうダメなんじゃないのか?などと思いながらツキイチしてたらまた「肘クイ」を喰らってしまう。ええー・・・俺ブロンズ狙いなんだけど・・・
しょうがない。「タレたらゴメン!」と言い残して踏み倒した。無心でしばらく踏んでたら、どうもその人もいつのまにか千切ってしまっていたらしい。
しかし、やはりその区間絞りすぎた。「もう、アカン」次の6分ほどは平均209Wに落ちた。最後、16キロ付近でゴリゴリッとしばらく260Wで踏んだところで、気持ちが切れた。もうコースがどうだったとか、周りがどうだったとか、ほとんど覚えていない。
そのあとは最後の平坦区間にたどり着くまでパワーはダダ下がりで20分平均200Wを切ってしまった。もう、ヘロヘロである。
ようやく太鼓の区間をすぎて(さすがにそこは覚えてる)、もうしばらく頑張ったらやっとやっと平坦区間だ。話ではここで踏み倒して時速40キロぐらい出さないと、ということだったが、それはシルバー取るようなGouの話で、自分は必死で踏んでるのに全然パワーでなくて、せいぜい時速36キロ。Hin…
ただ、それでも周りよりは速くて、その区間でもだいぶ抜きまくった。対向して下ってくる選手たちから「頑張れー!」「もうすぐだ!」「回せー!」と熱い声援が飛んできて、ありがたい。が、反応する余裕はない。
そしてついに辿り着いたゴール前500mの壁のような登り。メーター読みであと500ぐらい、というのは分かってるけど、初めてだから実際の距離でフィニッシュラインがどこにあるのかわからない。構わず踏み倒すしかない。最後の力を振り絞ってもがいた。一応315W(約5倍)までは踏めたが、モームリだった。
ゴール
計測線上でガーミン停止。1時間25分という数字が見えた。おれ、よく頑張ったよな・・・でも、シルバーまで10分以上とか、ありえない・・・よく、解った。
「ゼーッ、ゼーッ」と自分でもびっくりするぐらいひどく荒い息で、フラフラになりながら降車して、休める場所を探す。目の前のライダー、脚がもつれて派手に崩れ落ちる。そうなるよね。その直後自分も道の脇の空きスペースに倒れ込んだ。「アアーッキッツーーーーー!!」横で休んでたライダーがにっこり「お疲れ様!」ありがとう・・・

久しぶりに、喉に血の味がした。平均パワーは212W(3.42倍)だった。やっと、終わった…
五合目はとにかく寒いから、さっさと預け荷物を回収してただちに着替えるベシ!と諸先輩たちからのアドバイスだったので、息が落ち着いたらすぐに荷物エリアに向かう。係の人が素早く見つけて渡してくれた。

冬用ウェア一式を纏って完全防備。気温はたしかにかなり低かったが、天気がいいこともあって思ったほど寒くはない。あとは帰るだけ・・・
お土産とか、富士山メロンパンとかのこともよぎったけど、もういい。どうせJETTのみんなはとっくに下山してるし、さっさと下山待機列に並ぶことにした。
下山
待機場所でスタンバイしてると、次々とゴールに飛び込んでくる選手たちに周りから熱い声援が掛かる。なかなか面白い。一旦スタートして、数キロ下った先のトンネルの中でまた待機。
後ろの女子が盛んに「頑張れー!」「もうちょっとー!」と楽しそうに声掛けをしている。うむ。オッサンの声掛けよりこの方が良いであろう。黙っておこう(笑)。
彼女らの話を聞くともなく聞いていると、ヘルメットの後にヒラヒラと長いリボンをつけて走ってる女子選手をよく見かけたのだが、あれは台湾のお守りなのだそうだ。なるほど・・・
また少し進んでから待機中に係員からアドバイス。だいぶ気の利いたことをいろいろ言ってくれた、という記憶だけが残っていて、具体的にどんな話だったか、飛んでしまった(失礼・・・)。
あとは安全に下るのみ。割と早々に集団はばらけて、ほとんど単独走に近い状態でずーっと下りてきた。
その間、だいぶ下の方になるまで、対向の選手たちはほとんど途切れることなく続いていた。自分もコブシを振り上げてエールを送りつづける「頑張れー!!」「回せ〜!!」「あきらめんな〜!!」時折、こっちを見て手を上げてくれる人もいたり。
下りながらつくづく思った「よくもまぁこんな酷い坂を上がってきたな」「やっぱりこのイベント、頭おかしいわ」ねぇ。そう思うでしょ?
北麓公園まで下り切るのに(スタート地点より遠いとは言え)47分掛かった。ふと、思う「選抜の先頭って、これプラスたった10分で登るの??????マジかよ〜〜〜〜!!!」身体おかしいでしょ?ねぇ?
リングとうどん
下山したら、まずはほとんどコレが目的で来ている、フィニッシャーリングの受け取りだ。それらしき行列が形成されているので、そそくさと後ろに並ぶ。

自分の成績を速報サイトで検索して証拠として出すように、と言われる。なんで?ゼッケンで検索してそっちで出してくれたらいいやん?まぁ、いいけど。

ドライゼロをもらって、うどん行列も通り過ぎてようやくリング受け取り窓口へ。結局自分でスマホで提示するのも確認しつつ、先方でゼッケンから記録をダブルチェックして「はい、ブロンズですね」ヨシ!目標達成じゃ〜!!

JETTとか、周囲には「シルバーは当然、ゴールド狙うのが当たり前でしょ?ブロンズ?なにそれ美味しいの?」みたいな連中が跋扈してるので感覚がバグってしまっていたが、自分の今日の走りは本当に限界だった。いま持てる力を最大限発揮して、鬼のように踏み倒して、やっと86分なのだ。
実際、JETTに入る前の自分はFTPが3倍ちょっとしかなかったのだから、そのころに走ってたらブロンズは取れなかったと思う。このリングには、本当に価値がある。心底そう思うことができた。やってよかった(しみじみ)・・・
さて、あとは吉田うどんをいただいたら帰るだけだ。某氏が「あのうどんは不味い!店で食ったほうがいい!」と力説してたやつだ(笑)

でもね、食いもんの味ってのはさ、シチュエーションに大きく影響されるものですよ。富士ヒル無事完走して、ブロンズ取って「よかったなぁ」と思いながら食べるうどんは、どんな高級レストランの食事より美味いんですよ。そういうもんです。わかるでしょ皆さん?
まぁ、正直「これは酷い」と思ったのは事実だ(思ったんかーい)それでも美味かったのも事実だけどね。
撤収
うどんも食ったし、待ち人がいるわけでもなし、あとは駐車場に帰るだけ。最後の最後に事故っては元も子もないので、また慎重に下っていく。脚はヘロヘロでもう平地でもあんまり踏めない。当たり前だけど。
いやー疲れた、ほんっとうに疲れた、でもまたこれで「試合ではトラブルなかった」記録を伸ばすことができた。

帰りの高速では、またしても事故渋滞に巻き込まれつつも、そんなに酷いことにはならず、15時半には無事帰り着くことができた。

その後レンタカーを返して、洗濯もんを片付けて、これにて2025富士ヒル顛末も終了。ながながとお読みいただき、ありがとうございました。
え?来年?・・・いや、もうお腹いっぱいです。五島に向けたトレーニングが分断されるのが嫌すぎるので、多分もう出ません。悪しからず。

