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「もの」の価値がわかる国、の巻っ! Hungarian Rhapsody (35)


 ↑ からの 続き!

主な登場人物
先生方:

ボケボケ写真で失礼!

前列 左から*Roland Hajdu (ローランド)→ 室内楽教授、伴奏ピアニストとして親子二代で有名 リスト音楽院教授(ピアノ、室内楽、声楽伴奏法)
*Ida Erdei (イダ)→民族音楽学、(別グループで音楽理論等)

*Peter Erdei (ピーター・エルディ)当時、所長、指揮法教授、リスト音楽院指揮法教授, 合唱指揮者

*Lilla Gabor (リラ)→ スコアリーディング教授

*Boldizsár Keönch (ボルディザール)→ 私の声楽個人レッスン教授(当時 現役テノール歌手、リスト音楽院声楽教授)

後列左から
*Dr.Klara Kokas (クララ・コーカシュ)→音楽心理学教授、博士

*Paula Somorjai (パウラ)→別グループ、声楽個人レッスン教授

*Mihaly Ittzes (ミハーイ)→音楽学者、音楽史研究者、当時 副所長

*Klara Nemes (クララ)→ 音楽教育学、音楽教育法教授(別グループ、理論、ソルフェージュ等)

* Ildiko Kocsar (イルディコ)→ 私の音楽理論、ソルフェージュ 教授


10月17日(金) 晴れっ


ウソのように暖かい。どうしたのかな?
今朝は 所長、指揮法教授 ピーター(Peter)の授業がなく、
イルディコの ソルフェージュ2時間と音楽理論1時間。

聴き取り(dictation 日本に比べて 非常にレベルが高い)
が 上手くできなかったり、これに関しては天才のジゼル✨

彼女と比べるのではなく、手を抜かず 努力して、
自分なりに進歩すればよいと思おう。

Kecskemet でUS100$を換金。(当時のレート→ 今どころではなく、1US$=223~225円くらいで推移していた)Budapestで最初に換金した
国立銀行に比べると、ここのExchangeは レートは同じくらいでも、
手数料1%、23ft を取られる。仕方ないか。
(ft=ハンガリアン フォリント。今と全く違い、当時 
1 ft → 9.7円くらいの感覚だった)

午後の授業が終わると、スイスのスーザンも、
オーストラリアのビートン(Beaton)一家 全員、
夫のコリンが運転する車で ウィーンへ出かけて行った。
月曜日に 帰ってくる予定。

左、コリン(Colin)、中 パトリシア(Pat) オーストラリア、キャンベラ から。
右 アリン(Aline)当時、カナダ エドモントンから)
スーザン(当時 スイス、バーゼルから)



スーザンはスイスの実家(バーゼル)から
ハンガリーに来る途中、ウィーンには楽に寄れるので
とても詳しい。自宅でもスイスジャーマン(ドイツ語)
とお母さんが英国出身なので 英、独 両方で普通に話しているらしい。

今回はオーストラリア一家だけ。でも来月初旬の祝日(11月7日→旧ソ連の革命記念日で 当時は、旧東欧 ハンガリーも祝日、休みだった)も含め、 私たちも一緒に 数日間ウィーンへ行こうよ、とスーザンがおススメ中。

11月7日(祝)は「金曜日」で休みだけれど、代わりに 9日(日)に
金曜の分、授業があるという。6日(木)と9日(日)の「休み」を

私たちが 先生方に交渉して獲得できるか? それがウィーン旅への「鍵」

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スーザン、オーストラリアの一家5人(子どもたち3人も)が 出かけて、
寮の中は 本当に静か。

残ったメンバーの中、アリン、ダイアン(カナダ、オタワから)、ジョルジーナ(ボリヴィア、ラパスから) と 止まらないおしゃべり(笑)


アリン(Aline, カナダ、エドモントンから)
ジョルジーナ(ボリヴィア、首都ラパスから。民族楽器 パンフルート。彼女、当時19歳!


ダイアン(カナダ、オタワから)皆と同じモノクロ写真がないのは、正月明け早々、手術受けるために カナダへ先に帰国したため。当時28歳。

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♪ アリンが とてもニホンゴに興味を持ってくれて・・・
 当初は 彼女(エドモントン出身、フレンチカナディアン。英、仏、西語を自在に使える才女)から、

 私がフランス語を習い、私が彼女に ニホンゴを教える・・計画だったけれど、私が 早々に フランス語の「発音」でつまづき(^^;)

英語で ニホンゴを、という流れになった。 アリンは語学の才能、抜きんでていて、飲み込みが早く、簡単な漢字(象形文字から、という本を見せたら大興奮! 笑)も もう結構 理解できるようになった。
漢数字も もう一 から 十 まで判別できる。


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楽しくて 明日は土曜日。ついつい夜更かし。ハンガリー語も アリンと一緒に勉強しよう、と言っている。 彼女となら やる気が出るな。


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10月18日(土)曇

夜更かしの後、寝坊、という イケナイ習慣。

学校の出入口すぐのテーブルに、郵便が届くと 受付のおばちゃまが並べてくれる。今日は 誰にも手紙なし。 けれど、土曜日は通常、郵便配達はないそう。


ただし郵便局は なぜか(日本の集配局のように大きくないのに)土曜日も夜8時! まで開いていて、
日本の先生方や 自宅にも書いた長い手紙も出せてよかった。

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平日は勉強、レッスン、準備で忙し過ぎ、今日は少し時間があり、地下、シャワールームの隣にある、洗濯スペースで まとめて手洗い。

ドラム式洗濯機もあり、使っている友人もいるけれど、回転が強すぎて
私は 手洗い派。外には干せないので、洗濯ものも、ベイジン(流し)の隣のワイヤーラックにテキトーに 吊るして乾くのを待つ。

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今日も 食料品買い物で失敗!
皆も同様に あれこれ失敗して お互い笑ってるけど・・・

とにかく「粉類」は 全て同じ規格、「茶色の紙袋」に ペタンと白いラベルが貼ってあるだけ。ラベルに書いてある ハンガリー語が理解できないと

「何じゃこりゃ? うーん、多分、これ!」 という感覚で買いがち。

(当時)ものすごーく物価が安かったため、失敗しても大きな痛手にならないのは 救いだったけど。

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今日は クリームシチュー(チキンとポテト、玉ねぎ、にんじんなど)を作ろうと、ルゥ(市販のものはない)から手作りしたら・・・

薄力粉のつもりで買ってきた「粉」が、開けてみたら 実は 少し粒も粗い
「ライ麦粉」だった~~😂

↑ これを買いたかったのに~😂



これじゃ「とろみ」は出ないわけだわ・・💦

鶏肉も "mell"(胸肉) を使ったので あっさり。
でも味は よかったから いいことにしよ~^^;

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10月19日(日) 雨 のち 曇

今日は 何だかあまりやる気が出なくて、学校の中も
引き続き 静か。

ちょっと寂しい。自分を ひとり ぼんやりとした空間の中に置くのは あまり良いことではないな。

今日は、気になっていた 手紙書きを まとめて終えた。
留学が決まって お世話になった いろいろな先生方、
親友2人に 葉書4枚。家には手紙。


手紙書きと、教育法で使う 日本の歌(教材)「通りゃんせ」の楽譜をきれいに清書したり、は がんばったけど、楽器の練習は なぜか集中できず。


明日 大変だけど まとめてする!


スーザン達は留守だけど、残ったメンバーの中でも ウィーンへ行きたい、という意見が大半で、ほぼ確定。

明日、スーザン達が 戻ってきたら、もっと具体的にVISAを セクレタリー(秘書室)に頼む、などクリアになると思う。

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10月20日(月) 晴っ!

昨晩は 部屋に蚊もいなくて(笑) よく眠れた。
昨日、ぼーっとしていたので、今日は その分取り返す勢いで、

時間をムダにしないよう、計画を立てて動けた。

東京の実家から 切手だらけの「速達」の手紙が届いた。
こちらに来た時、段ボール3つ分の「別送品」を 友人介して頼んだけれど、その請求書? で とても悩んでいるらしい。「コレクトコール」(電話)してほしい、と書いてあるけれど、ここからは とても無理。

Budapestにある商社、 お世話になったIさんか誰かに相談したい。
メンドウだけど、
「電話交換台」に ハンガリー語で電話して(笑)、

明日午後4時に、商社のIさんに電話予約をしよう。

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カナダのアリンに、私が日本から持参したコート(東京なら大丈夫)では、

ハンガリーの氷点下-10度~20度🌡
寒い季節は 越えられないよ、と言われて、

先日から ちらちらと この市内、大小(といっても とても規模が小さい)デパートで コート探し🧥

ハンガリーは ダウンコートの中綿に使う、🦆グースの羽毛が とてもたくさんあるはずなのに、輸出専用? 
なぜか この国の中で、まだ 一度もお目にかかっていない。


革(ほぼ黒)のコートに、ムートンかフェイクファーの襟のついたものなどが、裏側がキルティングで 温かそうにも見えるけど、あまり好みじゃない。
また Budapestで アリンに手伝ってもらおう。

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今日は、シャワーブースが ずらりと並んでいる地下室の奥に、
ひとつだけ、鍵が内側からかけられる「バスタブ」のある個室を発見!

ヨーロッパ仕様だから バスタブ、やたらと大きいけど、
内側から鍵をかけ、こちらへ来て、初めて なみなみとお湯を張ったお風呂! やっぱり 日本人は「湯舟」に浸かると 心も洗われる気分🛀

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夜20時半近く、ウィーンから スーザンと ビートン一家が 戻ってきた!

急に 寮が賑やかになり、嬉しい!

おみやげがたくさん! ウィーンの 美味し~い アーモンドチョコレート。

そして とっても綺麗な オレンジ🍊とバナナ🍌を、みんなに ひとつずつ。




東京で見て以来の きれいな果物に感激して、思わず 頬ずりしてしまった!

「モノゴト」の価値が わかる国に来ているな・・と思う。



こんなこと、初めてじゃないかな?

私にとって 学業とは違う、いい勉強だ💗


彼らに お礼を伝えた後は、部屋にこもって 22時まで練習、練習。
指揮法も よく研究すると(総譜、スコアの読み込み、歌詞の英訳、今回の曲は イタリア語)大変ながら 興味もわいてきた。

明朝、ピーターの体調は 大丈夫かな? 私もやるぞ!
時間の経つのが 早い。 おやすみなさい。

(続く)

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