東京メトロのレア行き先をまとめよう!前編
私が書く記事としては何ヶ月ぶりの鉄道記事なのでしょう!てことでこんにちは、スノーキャットっす。久しぶりの鉄道記事の今回は東京メトロの行き先に注目してみたいと思います。
東京メトロはご存知の通り、9路線を保有している東京を代表する地下鉄です。そんな東京メトロには各線であまり見られないレア行き先があります。設定されている理由は様々ですが今回はそんなレア行き先をまとめてみました。
さて、紹介する前に何をもってレア行き先とするか定義を考えてみます。今回は基本的に平日ダイヤで10本以下、上下線別で考える、パターンダイヤには存在しない、土休日ダイヤで極端に設定が少ない場合は含める。こんな感じで選別してみました。あと未撮影の行き先は省略します。
銀座線
初っ端から行き先のレパートリーが少ない路線が出てきました。虎ノ門始発や新橋始発、溜池山王始発など始発列車はたくさん種類がありますが行き先となるとメトロで一番種類が少ない路線ですね。
A線上野行き


上野行き自体はB線で平日のラッシュ時終わりを中心に16本、土休日は深夜帯に2本設定されてますが、A線では平日、土休日共に深夜帯に3本しか設定されていません。上野行きの表記自体はよく見られますが浅草〜稲荷町間では中々見られないんじゃないでしょうか。
ちなみにこの写真は2019年8月に撮影したのですが、当時は渋谷駅が今の島式ホームになる前の相対式ホーム時代で、1番線は降車専用だったため女声の上野行きの接近放送は浅草〜稲荷町間のみでした。この時もそれが目的でしたね。
丸ノ内線
銀座線と同じく第三軌条方式の路線ですが、銀座線とは違ってそれなりにレア行き先があります。レア度が低いものから見ていきましょう。
中野富士見町行き

中野富士見町には丸ノ内線の車両基地があるため平日の朝ラッシュ時終わりにたくさん設定されています。また荻窪始発も深夜帯に2本設定されてます。平日だと14本と普通に10本以上設定されていますが休日になるとA線では中野富士見町行きは設定されておらず、荻窪始発が深夜帯に2本あるのみとなっているため入れました。
昔は夕方ラッシュにも中野富士見町行きがそれなりに設定されていましたが方南町駅が6連対応し始めてからは夕方の中野富士見町行きは方南町行きに変わりました。
B線茗荷谷行き


続いてはB線の茗荷谷行きです。平日の朝ラッシュ終わり頃に9本のみ設定されています。土休日は一切設定されていません。茗荷谷にも丸ノ内線の車両基地があるため車両基地入庫として多く設定されています。ちなみにA線にも深夜帯のみ茗荷谷行きが2本設定されています。
新宿行き



"新宿行きが珍しい???"と思った方、たくさんいるんじゃないですか?私もその1人です。新宿行きといえば過去には日中に毎時3本設定されていた他、朝夕ラッシュにもたくさん設定されていた丸ノ内線の定番行き先でした。しかし、2019年の方南町駅6両対応によるダイヤ改正で日中の新宿行きは全て方南町行きになり、新宿行きは平日朝ラッシュに数本と終電のみになり、2022年改正では朝ラッシュにあった新宿行きが全て行き先が延長されたため現在では平日、土休日共に終電の1本のみになりました。信じられませんよねw新宿行きの写真は他にもありましたので適当に載っけます。



A線中野坂上行き



方南町始発ではよく見る行き先ですが池袋始発の本線のみを走行する中野坂上行きが終電1本のみあります。
この写真を撮った頃はまだ02系80番台が現役で、方南町始発の中野坂上行きは基本3両編成だったため6連の中野坂上行きの表記は少しレアでしたね。今は中野坂上表記自体は全くレアじゃなくなりました…
新宿三丁目行き



B線に早朝2本と終電1本のみ設定されている行き先です。早朝深夜帯の荻窪線内の本数を増やす目的で設定されていると思われます。新宿三丁目到着後は折り返しの荻窪行き、中野富士見町行きになるのですが、その際2番線から逆出発します。
日比谷線
我らが日比谷線です。ラッシュや深夜帯にしか見られない行き先が割と多くあり、結構面白いかと思います。
A線南千住行き



B線の南千住行きは朝ラッシュ終わりに多数設定されていますがA線の南千住行きは平日深夜帯に3本、土休日深夜帯に2本のみとなっています。そのうち平日の2本は北千住始発で、僅か1駅間のみの営業になります。
六本木行き



平日朝ラッシュに3本設定されています。六本木〜広尾間に引き込み線があり、六本木到着後はそこに入ります。
恵比寿行き


上りのTHライナーにて設定されている行き先です。有料種別は今回紹介しないつもりですが上りのTHライナーは霞ヶ関から先はライナー券を持ってなくても乗車できる普通列車になるため紹介の対象としました。下りのTHライナー久喜行きはこれに該当しないため今回は省略します。
草加行き


日比谷線の記事ですががっつり東武線内撮影の写真が出てきましたw
平日は朝夕に合計8本、土休日は夕方に2本設定されています。2024年改正で誕生した行き先です。複々線が草加までの頃はたくさん設定されていましたが複々線が越谷まで伸びた際に草加行きは一旦廃止されたので久々の復活となりました。
ちなみにこの写真、撮影日が2023年4月と定期復活前に撮ったものなのです。ダイヤ乱れで緩行線の草加以北が一時運転見合わせになった際、たまたま草加にいたので遭遇できました。
広尾行き



平日、土休日共に終電含む深夜帯3本設定されています。広尾到着後は先程も出た六本木〜広尾間にある引き込み線に3本とも入り、そこで夜間停泊を行い翌朝に広尾始発の中目黒行きになります。
いつも思うのですが例えば恵比寿駅において、広尾以北の終電は23時49分発の竹ノ塚行きで、それ以降は広尾行きしか来ないのですが、ちょっと終電早くないですか?その次の0時3分発広尾行きは北千住行き、もしくは南千住行きにしてもいいんじゃないかなと思ったりします。
東西線
地下鉄とは思えない速度で駅をかっ飛ばすことで有名な路線ですね。今回は種別と行き先の組み合わせは省く予定なので早朝に2本しかない快速西船橋行きや朝ラッシュに6本設定されている通勤快速三鷹行きなどは紹介しないことにします。あくまで行き先だけです。
あと深夜帯にあるB線の東陽町行きは撮れてないです…
九段下行き




平日朝ラッシュに妙典始発で1本のみ設定されている行き先です。九段下駅の飯田橋寄りに引き込み線があったため設定されていますが現在は改良工事中の影響で使用中止になっています。そのため現在は九段下到着後、中野まで回送され中野始発の列車になります。数年前までは東葉高速車の運用で、九段下到着後は中野始発の八千代緑が丘行きになるというレア行き先2段構え運用でした。
八千代緑が丘行き



そんな八千代緑が丘行きは平日朝ラッシュに2本のみ設定されています。2本とも東葉高速車の運用になります。前面の写真もあったような気がしたのですが見つからなかったです。元東西線沿線民として不甲斐ない… 高校への通学で東西線使う時、たま〜に見てましたね。八千代緑が丘行きが中野駅に停車中の時は遅刻しそうな時でしたw
千代田線
こちらもよくお世話になっている路線です。千代田線は小田急側の大幅なダイヤ改正の度に運行形態が変わるので日中パターンも朝夕のダイヤもよく変わる印象です。
松戸行き


意外にも少ないのが松戸行きです。平日は朝に6本、終電1本の計7本。土休日は朝に1本、終電1本の計2本のみ設定されています。JR東日本の松戸車両センターに入庫するために設定されています。
霞ヶ関行き




平日早朝に3本、土休日の終電1本で設定されています。かつては平日の朝ラッシュにそれなりの数が設定されていましたが2018年改正で大半が小田急方面に直通するようになったため現在はあまり見られない行き先になりました。
霞ヶ関行きといえば2020年6月までは日比谷線にも設定されていましたね。こちらも朝ラッシュのみの設定でした。
明治神宮前行き



メトロ線内で撮ったやつがあまりなかったので常磐線内で撮ったやつも入れちゃいました。
明治神宮前行きは平日朝ラッシュに8本設定されています。代々木公園駅に千代田線の代々木車庫があり、そこへ入庫するための運用となります。霞ヶ関行きよりかは見やすい行き先だと思います。
A線北千住行き


B線ではメトロはこねなどの特急で設定されている北千住行きですが、A線にも始発と終電のみ設定されています。千代田線というよりJR常磐緩行線の運用という感じですが綾瀬〜北千住間は千代田線でもあるためちゃんと入れます。
メトロは基本的に始発を5時に設定していますが始発の方の北千住行きが綾瀬を発車するのは4時38分となっており、東京メトロの中で一番始発が早い運用です。ちなみに北千住到着後は一度引き込み線に回送後、北千住始発の常磐緩行線下りの始発、終電になります。
相模大野行き



小田急線に直通する相模大野行きです。平日は朝ラッシュに各駅停車が1本、土休日は朝に急行が1本設定されています。どちらも小田急車運用です。2022年改正では平日夕ラッシュ帯にに2本、準急相模大野行きが設定されましたが2025年改正で急行伊勢原行きに変更されましたね。
本厚木行き


本厚木行きは平日、土休日共に夜間帯に1本設定されています。平日は準急、土休日は急行と種別が違うのが特徴です。写真の急行本厚木行きはメトロ車ですが、現在は平日も土休日も小田急車の運用になっています。
準急本厚木行きは千代田線と小田急が直通開始当初から多摩急行が設定されるまで、千代田線からの小田急直通は基本的に全てこの行き先でした。当時の千代田線は小田急の直通列車がかなり少なく、直通開始時点では9往復のみでした。90年代前半には綾瀬時点で本厚木行きが14本設定されており、90年代後半になると日中パターンダイヤに導入されるなど徐々に増えていきましたが、2000年改正で日中パターンダイヤの準急が相模大野発着に変更、2002年改正で千代田線の小田急直通は大半が多摩線直通の唐木田行きとなったため準急本厚木行きは朝もしくは夕ラッシュに車両を小田急に返す目的として小田急運用が1〜2本残るのみとなりました。
転機が訪れたのは2016年改正の時でした。この改正では小田急車、JR車の相互乗り入れが開始されたのですが、その際今まであった朝の2本だけでなく、夕方から夜間にかけて毎時1本準急本厚木行きが設定されました。
しかしその後、複々線開業やコロナ禍における幾度とないダイヤ改正により再びレア行き先になりました。
先程も述べたように最近の千代田線のダイヤは移り変わりが激しく行き先がよく変わるので趣味的には面白いですね。
前編はここまでになります。後半では残りの路線を頑張って書きます。
